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スリーエコ・ニュース (Srieko News)

Vol.32 – スリランカのファーストフード事情!看板に偽りあり....!?スリランカの食文化 Part-2

March 12, 2013 at 8:12 am

看板は美味しそうな感じなのに.....こんなハンバーガーが食べられたらな~~~

皆様

 

日本は春の足音が感じられる頃。桜の咲きそろう美しい時期が待ち遠しいですね。

こちらスリランカはいつも暑い国。でも日によって、さわやかな風が吹いたり、雨が数日続くと結構涼しくなり、いつもは気持ちのいい水シャワーが”修行僧の滝“のように感じられたりと、トロピカル・レベルながらも気候の変化を感じることができます。

そうそう、そうした変化を如実に感じさせるものの一つが、スリランカ料理。

お昼によくお世話になる事務所近くの(ローカル色100%!)レストランは、その日の気温によって、スリランカ・カレーの辛さが変わってくるのです。比較的、涼しい日はおいしく頂けても、暑い日はかなりホット!!辛いもの好きの私といえども、冷たいお水+“チャレンジ精神”が必要な昼食タイムとなります。

ということで、前号に続き、今回もスリランカの食にまつわるお話、第二弾!

「今回のスリランカ旅行は、少~しだけのんびり型。だからホテルの食事ばかりでなく、外のレストランにも足を運んでみよう・・」なんてお考えの方のご参考になれば・・。        

                   ☆

空港近くのわが街ニゴンボ(Negombo)には、西側の名の知れたフランチャイズのファーストフードが2つあります。一つはピザのお店でかなり前から、もう一つはチキンのお店で1年半前にオープンしました。

仕事で帰りが遅くなった日は、よく持ち帰りをしますが、二者択一となると、さすがに飽きがくる上、世界共通、常に同じ味が売り物のフランチャイズのはずが、さすがはスリランカ?!日によって、同じメニューでも味が変わってきます。

結局、夫と「家でお茶漬けでも食べましょう・・」ということになってしまいます。

ところが!!最近になって、チョイスが増えました。「ピザ○○」と「バーガー××」がオープンしたのです。フランチャイズの店ではありませんが、名前からしても、店の雰囲気からしても「チョイスが増えるかもしれない・・」と、期待に胸が膨らんだものです

特にバーガー××の方は、2階席まで設けている本格派。この街には有名なM印の店がないので「あのM印のようなハンバーガーがニゴンボで口にできる?もともと漁師町だったこの街も、ついにここまで来たか・・。」と、ちょっぴり感無量・・。

しかし!!やはりここはスリランカ!期待は禁物?!店に入るとお客は男性3人の1組だけ、店員は一か所に集まっておしゃべり中だし、2階席はエアコンを切って“開店休業状態”。

「まあ一階席はほどほどに涼しいし、おいしいハンバーガーが食べられるのなら、いいじゃない?」と半ば、自分に言い聞かせて、ちらり横の男性客のテーブルを覗き見すると、ローカル・レストランで馴染みのメニューばかりです。

悪い予感を押さえ、チーズ・バーガーをオーダーすると、何と「今日はストックがないんです・・」との答え。メニューをよく見ると、「バーガーXX」とは名ばかりだと思いたくなるほど、ローカル・レストランと、ほとんど変わらぬメニューです。

スリランカ旅行ガイド・食のページに「看板に偽りあり!のことが多い」と明記すべき?いえいえ、「(どんな物を食べさせられても怒らない)穏やかな心とチャレンジ精神が必要」の方が、この国に似つかわしいかもしれません。

 

 


もっと知りたい! ???のスリランカ・ニュース

 

** スリランカ第二の国際空港、間もなくオープン **

 

 今月18日に開港式が行われるスリランカ南部、ハンバントタ(Hambantota)の国際空港。既存のカトゥナヤカ(Katunayaka)国際空港にどう影響を及ぼすのかは未知ですが、旅行者にとっては、有名なヤーラ(Yala)国立公園やクジラの町ミリッサ(Mirissa)へのアクセスが、フライト次第では便利になって、うれしいところ。

ドバイの格安航空会社は週3便、行きがコロンボ経由、帰りは直行便。またアラブ首長国連邦の航空会社は週2便の直行便が飛ぶとの発表がありました。

オペレーションが落ち着くまでの“混乱”と情報の少なさが心配の種・・。

 

** スリランカの乳製品、輸出に自信あり? **

           

これまでヨーロッパやオーストラリアなど、西側からの輸入品が主流だったスリランカの乳製品業界で、変化が起きているようです。

関係者の間では、バターに関して言えば、スリランカ国内でできたものを近隣諸国や中東の国々へ輸出すべき。生産量も質の面からも、問題なしとの声が上がっています。

具体的に、原油を輸入しているイランに対し、バターを売り込む“バター&原油パッケージ”を促進して、貿易赤字に一役買ってはどうかというもの。

個人的には、ローカル製品が出そろってきた最近になっても、品質の面でどうしても高い輸入品に手が伸びてしまいがち・・。

スリランカ紅茶のように、輸出を誇れるだけの品質を期待したいところ・・・。

                                               

** シロナガスクジラ水中撮影成功!!自然写真家、丸山太一氏 **

 

 

 

 2月末念願のその日が!!自然写真家、丸山太一氏はスリランカ、ミリッサ沖でついに世界的に珍しいシロナガスクジラの水中撮影に成功しました。それも至近距離から、たいへん珍しいアングルでの写真です。

これも自然をこよなく愛する彼へのスリランカの海からのプレゼントなのでしょう!!シロナガスクジラの目元がほほ笑んでいます。

一般のツアーも大盛況です。毎日シロナガスクジラが出現、弊社でクジラ・ツアーを楽しまれたお客様から次々、感動の声が寄せられています。

気になるのは「クジラを見ないか?」と格安で旅行者に声をかけてくる“もぐり”の会社が増えてきて、旅行者に対してもクジラに対しても、悪い影響が出始めていることです。

「クジラ保護を考えながら、かつお客様に安全で楽しくクジラツアーに参加して頂く」ことは、スリランカの緊急課題。

まだ、今年の西海岸のシーズンに間に合います。青い海を雄大に泳ぐクジラたちに会いに、さあ、スリランカにいらしてください!

 

 

丸山太一氏Facebookはこちら

 

www.sriekov2.loc も宜しくお願いします。

                                2013年3月11日

山倉 理恵子

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