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スリーエコ・ニュース (Srieko News)

Vol.46 – “肌で感じる現地発・怖~い?!スリランカ旅行情報”

November 17, 2014 at 12:58 pm

ついにシーズン到来!来年4月までこの美しい夕日が続きます!?(西海岸ニゴンボビーチ)

皆様

今年は所によっては寒波の到来が早く、11月というのにブルブル・・という地域もあるようですが、風邪など引いていらっしゃいませんか?

こちらスリランカは雨が多く、ご存じの方もいらっしゃることでしょうが丘陵地帯では大きながけ崩れが起き、多くの犠牲者がでました。一方で、有名なヤーラ国立公園のある南部では雨不足が延々続き、そこに暮らす人々の生活を脅かしているばかりでなく、動物たちの命にまで影響を及ぼしています。Negombo Sunset2014-2-200

空港近くのわが街ニゴンボ(Negombo)では、今月に入りかなり天気が回復し、“待ちに待った・西海岸シーズン到来!”の兆しです。

週末、愛犬・太郎を連れてビーチに遊びに行くと、暑いながらもニゴンボにしてはからっとさわやかで、いい気持ち!太郎も海が静かになってきて、泳ぎにも熱が入っている・・。

「じとじと、じめじめ暑い日々が嘘のよう・・。これなら、仕事なんかしないで毎日ビーチで読書をしていた~い!」と思ってしまう気候です。

 

さて、今回のSRIEKOニュースは12月のクリスマス休暇を前に、少しでも(いえ少しは)ためになる情報とアドバイスをお送ります。

 


 
題して“肌で感じる現地発・怖~い?!スリランカ旅行情報”

 

 

<ホテル>

この時期は、信じられないほどの値段になるところがほとんどの上、パーティー・シーズンのため、バルーン・ルームなどでお酒好きのスリランカ人が夜中過ぎまで騒ぐことがあり!レストラン軒ナイトクラブ併設の中小ホテルでは、この時期でなくとも、週末など、他の宿泊者のことを考えず、やりたい放題・・といったところも。

それなら逆にゲストハウスなど安宿なら、値段ばかりでなく“静かな環境”を謳歌できるだろうと、短絡的に結びつけるあなた!特に女性の方、お気を付けください。そうしたレベルのホテルでは、盗難の他、レイプ事件も起きています。

またスリランカでは、水のスタンダードが問題になっています。田舎の小さな宿を中心に、井戸水が料理に使われ、また客室の蛇口からもその水が流れてきます。

蛇口から出てくる水が安全と思うのは、先進国に育った人間の思い込みです。

値段にばかりとらわれず、ホテル選びは充分、吟味してください。

 

<食>

「スリランカ旅行中、ホテルのビュッフェ・ディナーばかりでは味気ない。“こてこて”のローカル食を試したい・・。」こんなお客様がいらっしゃいます。

弊社では、お客様のご旅行をサポートする際、ドライバーやガイドに「お客様の体調やリクエストを考慮しながら、あなたがよいと思う店に連れて行ってあげてください・・」と話しています。

さすがにドライバーたちも、自身で日頃行きつけているような“こてこて”の店では、衛生面等問題があると思い、そうしたリクエストがあっても、“外国人スタンダード”に行きつけていない店には連れて行きたがりません。

旅行中のあるお客様から「キック・バックがあるから、運転手さんによいレストランに連れて行くよう話しているのでしょう・・。頼むから“こてこて”の店に連れて行ってください・・と事務所に連絡が入ったことがあります。

これには夫も私も唖然・・。発展途上国にある日本人による旅行会社だからこそ、プライドを持って仕事をし、かつお客様の健康と安全を考えているのに・・。

 

ローカルの店では、食材の使用・管理に問題が多く、警察が不定期でチェックに立ち入っています。食中毒事件など、ざら・・といったところ。

先日も新聞には「パーティー・シーズンを前に、食材を購入する際は、気を付けてください!業者が賞味期限が切れたものを、ラベルを張りかえて売りに出す等、政府側が取り締まってはいるものの、イタチごっこです・・」という記事が出ていました。

“こてこて”の店での夕食を楽しみにしているあなた!あなたが口にするものは、そうした食材を使用しているかもしれません。夜中にねずみやゴキブリが徘徊したり、かじった食材を使用しているかもしれません。

それでもあなたはまだ“こてこて”派でいたいですか?

 

<移動>

ローカルにまざって目的地に向かうバス等公共機関は私も大好き!ウキウキするものがありますが、お勧めできません。あまりに事故が多いのです。

「田舎だったら、そうでもないだろう・・。のんびり、ゆっくり走っているのだろう?」とお思いのあなた、それは違います。田舎道でも、狭い道とスピードのせいで、死亡事故が多発しています。

また「トクトクとかいう三輪自動車に乗ってみたい!」という方。最初の値段交渉をお忘れなく!都会のコロンボ(Colombo)では「メーター」制が増えていますが、外国人相手に、メーターを回してくれる運転手はあまりいません。

また、女性一人で乗られる時は、いつでも飛び降りるつもりの“体力と心の準備”も必要です。レイプ未遂事件も起きています。

 

<その他>

スリランカは自然があふれ、のんびりした雰囲気ですが、とにかくまだまだインフラの整備ができていません。

日本で1時間車に乗った場合と、スリランカとでは、大きな違いがあるのです。

どうぞ、日程を詰め過ぎず、ゆっくり・のんびりした旅を心がけてください。そうすれば、車窓越しから、またホテルの窓から、ガイドブックにはない、あなただけのスリランカが見えてくるはずです!

 

<弊社からのお願い>

 

弊社ガイド、ドライバーには、お客様の特別なリクエストがない限り、土産物屋、宝石店、アーユルベーダ・スパ等にご案内することを固く禁じております。

 

Taro The Beach 051014-200

また安全のため、必要以上のスピードを出さないよう、指導しております。

 

お気付きのことがありましたら、ご遠慮なく、事務所の方へご連絡いただければ有難い限りです。今後の経営方針に反映することができますし、スリランカ旅行業界のサービスと質の向上に役立ちます。どうぞ、宜しくお願いします。

 

 

 

 

 

いろいろと怖い事?を書きましたが、外国(特に発展途上国)では普通に起きている事です。「備えあれば憂えなし」皆様のスリランカ旅行が安全で思い出深いものになるようSrieko Holidays一同サポート致します。

 

www.sriekov2.locも宜しくお願いします。

                      2014年11月17日

山倉 理恵子

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