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スリランカ南部は、文化三角地帯や中央高地また南西部海岸線が有名なため、日本人にはあまり知られていない場所ですが、大自然、文化、産業とスリランカを代表するアクティビティーがそろった地域です。中央高地と南海岸の間に位置していますので、そちらへご訪問の際はぜひ足を延ばしてみて下さい。特にスリランカの固有種が多々生息するシンハラジャ森林保護区(SINHARAJA FOREST)*UNESCO世界遺産(1988年)は学術的にも貴重な自然遺産となっており弊社のお勧めです。


カタラガマ

スリランカ南東部にあるこの町は、野生の豹とゾウで有名なヤーラ(Yala)国立公園の西の玄関口、そしてスリーパーダ(Sri Pada)(アダムスピーク(Adam’s Peak)とも言う)と並びスリランカ有数の聖地として有名です。
どんな欲望もかなえてくれるという、カタラガマ神がこの地に住んでいると信じられていて、スリランカ中から人々は望みをかなえるため参拝に集まってきます。
毎年夏には、カタラガマ大祭が行われ、信者はメニック川(Menik Ganga)で沐浴して体を清め、大祭に参加します。この祭りは上座仏教の影響が強く、僧侶だけではなく一般の信者も火の上を歩いたり、体をつりさげたり、体の一部を串刺しにしたりと苦行祭で有名です。1年の穢れを祓い、また新たなよき1年を迎えられるようにとの願いがこめられています。
どんな望みもかなえてくれると言うカタラガマ神、スリランカへお越しの際、一度は神頼み?!しては如何でしょうか。

石窟寺院
聖地カタラガマの周辺には、ジャングルの中にいくつかの石窟寺院があります。
岩山の中につくられたもので、古くから修行僧の庵として使われてきました。
スリランカは、日本の大乗仏教に対して上座部仏教の流れを持ちますが、これはさらに、村や町で、一般の人々と関わりを持ちながら修行を積むものと、ジャングルに籠っての修行と、2つに分けられます。
石窟寺院で有名なダンブッラ(Dambulla)のような派手さはありませんが、その分、古代から続く上座部仏教の1つの流れを肌で感じることができるでしょう。
ヤーラ国立公園、またはカタラガマへお越しの際は立ち寄って、修行僧が動物だけが暮らす自然のただ中で、何を感じ、悟ったのか、あなたも“心の修行”をなさってはいかがでしょう。

Kataragama Kataragama Kataragama

ブドゥルワガラ

スリランカの仏教は上座仏教ですが、ヌワラエリヤから南東へ40km程のスリランカ南部低地帯には、かつて8世紀中頃(首都がアヌーダプラ(Anuradhapura)にあった頃)に大乗仏教の世界的な拠点であった、古都ブドゥルワガラがあります。日本や中国も、同じ起源をなすこの大乗仏教だったことから、古くからこの町と関わりがあり、ここから多くの経典を持ち帰ったという記録も残っています。
12世紀にはこの大乗仏教も制圧を受け、スリランカでは滅びてしましますが、ここブドゥルワガラでは、当時の石仏群や壁画などを今も鮮明に見ることができます。
近くの町ウェッラワヤ(Wellawaya)からジャングルの中を数km(徒歩)と、ブドゥルワガラ石仏群へのアクセスは良くありませんが、そのぶん破壊を免れた、貴重な大乗仏教の遺産をご覧頂けます。
遺跡まではジャングル(大自然)の中を歩きますので、野生動物などに気を付けて下さい。

Buduruwagala Buduruwagala Buduruwagala

ラトゥナプラ

スリランカを代表するものと言えば、宝石を思い浮かべる人が多いと思います。
コロンボから南東50kmのラトゥナプラは、スリランカを代表する宝石の産地です。ルビー、サファイヤに代表される高級宝石が産出されるのです。
宝石市場は、金と宝石でギラギラと熱気を帯びています。宝石に興味のある方はぜひ訪れてみて下さい。また、町には宝石関係の博物館が3つあり、宝石に関していろいろな情報を入手することが出来ます。
宝石がなかったら、町自体はおおらかな時間が流れる、いつも通りのスリランカの田舎町といった所です。北東にスリーパーダを中心とした高い山々があるため、雨の多い町です。

博物館
  • Ratnapura Gem Bureau Museum
  • Gemological Museum
  • Ratnapura National Museum

宝石採掘現場
市街地をちょっと外れると、いたるところに採掘現場があります。縦井戸を掘り、宝石の採掘を今も手動で行っているところが多く、どこの設備も粗末です。

宝石市場
町の南には宝石市場があります。採掘された原石を持ち込み、業者と取引する場所となっているため、プロの真剣なやり取りを見ることが出来ます。
ただし、観光客には法外な値段をオファーすることが多いため、購入はお勧めできません。

Rathnapura Rathnapura Rathnapura

シンハラジャ森林保護区 *UNESCO世界遺産(1988年)

スリランカ南西部、ウエットゾーンに広がる原始熱帯雨林帯です。北部にスリランカの屋根と言われる高原地帯があり、南西からの湿った海からの風が、その高原にあたることにより、降雨量(4000mm~5000mm)の多い場所となっています。
シンハラジャとは「ライオンの王様」という意味で、この地域は伝説のシンハ「ライオン」が棲む地域と信じられていて、古くから人々を遠ざけてきました。
19世紀からは森林保護地域として守られてきたため、手付かずの大自然、原始熱帯雨林が今でも残り、樹木をはじめ哺乳類、鳥類爬虫類、両生類等のスリランカ固有種の宝庫となっています。
1988年には、貴重な自然遺産としてUNESCO世界遺産に指定され、その原始固有種の多様さから、学術的にも観光的にも世界の注目を集めています。
観光開発も始まり、注目度上昇中!森林散策(ガイド同行)などのアクティビティーに参加し、原始熱帯雨林を探検してみて下さい。

Sinharaja Forest Sinharaja Forest Sinharaja Forest
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