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6月28日 次々と国内規制緩和@スリランカ 大丈夫か!?

 

 

●6月28日 スリランカ大統領府から,本28日から夜間外出禁止令を解除する旨の発表がありました。 これにより,3月20日から発出されていた外出禁止令が全土で完全解除されることになります。

●また既に発表済みですが、明日6月29日より7月下旬にかけて学校が段階的に始まります。

これにより、スリランカ国内は経済的に通常の状態に近づく事になります。

*今のところ政府発表では、一般の旅行者の受け入れ開始は8月1日からの予定です。(スリランカ人帰国者の帰国状況を見ながら8月中旬から8月末にずれ込む可能性があり)

 

しかし、最も重要視される水際対策である入国者制限は今も続いており、一般入国者のVISA停止、空港での一般入国業務は停止されており、またチャーター便によるスリランカ人帰国者は、厳しい入国管理(入国後PCR検査、14日の隔離+14日の自主隔離)が行われています。

海外に在住するスリランカ国民で、帰国の希望者は5万人以上いると言われており、6月に入り最近はチャーター便による帰国ラッシュが続いています。

既に1万人近くが帰国していますが、政府隔離施設(軍関係の専門施設が多い)は満室となっているため、一般のホテルを使い始めています。帰国者の中からは少なからず感染者が出ており、専門病院に入院処置がとられています。

政府隔離施設は、専門的に作られておりさほど心配はないと思いますが、一般のホテルは民家に近い所も多く、そこに帰国者が14日間隔離されるわけですから、常時軍の監視下にあるとはいえ、周辺住民には不安が広がっています。

 

スリランカ保健省は,28日午前10時現在,スリランカ国内における感染者数を,2,033名(うち治癒1661名,死亡11名)と発表しています。

同省は,4月30日以降,スリランカにおける市中感染者は発生していないと発表していますが,外出禁止令が段階的に緩和されるにつれ、マスクをしない人、入出時に手洗いをしない人、ソーシアルディスタンスを守らない人を街中で多く見かけるようになった今日、何かの拍子で再びコロナ感染が拡大し第二波が来ないとも限りません。

世界中でコロナ感染が拡大する中、お隣のインドでは、1日一万数千人の感染者爆発が起きている事を考えれば、スリランカだけは例外という事はありません。

スリランカ市民の一人一人が、世界の状況を十分理解し、各規制の解除に安心、慢心せず、第二波に備える必要があるのではないかと思います。

 

安全に旅してこそ楽しいご旅行 by Srieko Holidays

 

 

 

 

 

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