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12月26日 スリランカ大津波の犠牲者に黙祷。

 

 

スリランカ社会民主主義共和国は、本日12月26日9:30amに2004年スリランカ全土を襲ったインド洋大津波(インドネシア・バンダアチェ震源M9.1)の犠牲者へ黙祷を行いました。

 

当時は前職の関係で、私達はマレーシア・クアラルンプールに駐在していましたが、地震の少ない当地でも揺れを感じる程の大きな地震でした。

震源地のバンダアチェでの大津波はTVで即報道されましたが、間もなくスリランカ・南西海岸(ベントタ~ゴール)の大津波被災状況が報道され、たいへんショックを受けたことを覚えています。

 

私達は1998年から、長閑なビーチリゾートが気に入り、毎年少なくても1回はスリランカを訪問していました。

特に妻は、当時から南西海岸の孤児院などに、食料や衣類の寄付をはじめ、貧しい人々のサポートを行っていましたので、スリランカの人々の安否を気にかけ、マレーシア航空の協力を得て、大量の食糧と衣類等の救援物資を持って即刻スリランカへかけつけて行きました。

幸い知り合いは全員無事でしたが、海岸部では大津波で家屋の崩壊(特に東海岸、南海岸、南西海岸)しているところも多くあり、4万人以上の犠牲者が出た事は、たいへん心が痛んだ出来事でした。

 

あれから16年、その間に内戦も終わり、海岸部は凄まじい勢いで開発が続いて、市民の大津波の記憶は少しづつ薄れてきていますが、この日が来ると犠牲者の方々を想い祈らずにいられません。

残念ながら今年はコロナの影響で、大きな式典は行われないようですが、各地域で各宗教に乗っ取った行事を行うとの事です。

 

 

今朝、私の住むカトリック教徒の多いニゴンボには、教会の鐘が街中に透き通るように響き渡っていました。..

犠牲者の方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

 

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