10月27日　㊗11月5日、空港～ゴール高速道路全線開通

10月27日のサンデータイムズによると、コロンボ国際空港～コロンボを結ぶBIA高速道路とコロンボ～世界遺産ゴールを結ぶ南部高速道路を結ぶ接続高速道路（OCH)が、11月5日にオープン予定。

これまではBIA高速と南部高速は接続高速道路で繋がっておらず、それぞれの高速を乗り継ぎするためにコロンボ郊外の一般道を利用しなければならず、渋滞時は乗り継ぎに大変時間がかかりました。10㎞程度の高速道路ですが、6㎞強が高架橋のため、費用は700億ルピー（約450億円）と割高となっているとの事です。

この接続高速（OCH)が出来上がると、まず空港から世界遺産ゴール市街までの約160kmを1時間半～2時間で行くことが可能になり、従来かかっていた2時間半～3時間から、時間的に大幅改善されます。また、渋滞の多いコロンボ郊外の一般道は、高速乗り換えの車が減ることが予想されるため、渋滞の緩和が予想されます。更に南部から空港への旅行者は、到着時間を計算しながら観光でき、観光後は渋滞知らずで直接空港まで乗り付けることが可能となります。

ただ今回の建設費も、100%China Exim Bankからのローンとの事．．．政府は返す当てがあるのか．．．ちなみに現在開通しているBIA高速道路と南部高速道路の料金はほとんど中国又は中国企業に入っているとの事、きっとこの接続高速道路の料金も同様に借入金のカタなるのでは．．．。

移動時間が短くなり、便利になる事は嬉しい事ですが、便利な事だけが良いとは限りません。一般道での移動時に見ることのできる、街々、人々の風景やふれあいなどスリランカ旅行の醍醐味ですが、高速が出来てあっという間に世界遺産ゴールについてしまうのでは、飛行機の移動と何ら変わりません．．．。とはいえ高速道路という選択肢が広がり、旅行形態もダイバーシティーが上がったと捉えるのが良いかもしれませんね。

●追伸　11月5日にオープンせず、結局3日遅れて、11月8日オープンとなりました。（笑）

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