11月18日 ゴタバヤ・ラジャパクサ氏 第七代大統領として宣誓。
11月16日に行われた大統領選挙において、次点に130万票の大差をつけて新大統領に選出された、ゴタバヤ・ラジャパクサ氏(第五代大統領マヒンダ・ラジャパクサ氏の弟)は、本日11月18日、聖都アヌラーダプラ、ルワンウエリサヤ大塔にて、第七代大統領の宣誓を行いました。ウイクラマシンハ首相も参加しています。
ゴタバヤ氏に対しては、親中派の前大統領であり兄のマヒンダ氏の影響が強く、選挙活動中から二人でワンセットのように活動していたことから、兄が行ってきた親中を復活&強化させるのではないかと懸念されています。
これに対し早速アメリカからは、「一緒に仕事が出来ることを楽しみにしてます」といった趣旨のメッセージが届いているようですが、これは、本音なのか?はたまた釘を刺しているのか?私のあずかり知らぬところですが、いづれにしても、安全と経済の立て直しを早急に進めてもらいたいものです。できれば、親中とは言わず、親日で...
実は、ゴタバヤ・ラジャパクサ新大統領は、家族ともどもアメリカの市民権を持っていたこともあり(大統領選挙に出るためにアメリカ市民権は放棄したと言われている)大のアメリカ通!民主主義大国で学んできた事を、今後スリランカの政治に役立ててもらいたいものです。それが、130万票という大差になって表れた民衆の期待だと思いますので、初心を忘れず、頑張ってほしいと思います。期待しています。