5月9日 スリランカの現状(コロナ)及び臨時帰国便ご案内
ゴールデンウイークというのに、日本は国家非常事態宣言による外出禁止自粛令が出されており、家で過ごされた方も多かったのではと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
スリランカも、3月20日より始まった、コロナ感染を防ぐための外出禁止令も既に50日目となり、多くの低感染地域は、外出禁止令の緩和が段階的に行われていますが、コロンボをはじめとする一部の高感染地域(私もこの地域に住んでいる)は、いまだ厳しい外出禁止令が行われており、私を含め対象の住民は大変不便な生活を強いられています。
*スリランカの外出禁止令は、諸外国で行われているそれと比べても大変厳しく、県を跨ぐ移動はもちろんの事、例えば生活必需品の買い出し、ジョギング、お散歩などでの外出も一切禁止されていて、違反すると逮捕されます。自由な世界に慣れている外国人には、いわゆる軟禁状態で、大変ストレスがたまります。外出禁止令違反で逮捕者は既に5万人近く、拘束された車両は1万台以上となっており、外国人だけではなくスリランカ人にも、大変ストレスが溜まるようですね!😊
最近は、50日以上に及ぶ外出禁止令の効果もあり、感染者も少なくなり、感染拡大は一部の例外はあるものの一応に管理されている(総感染者835名、死亡9名)ようです。
そのような状況の中、スリランカ政府は政府は、来週月曜日5月11日以降、経済活動の緩和を段階的に行うと宣言しました。
また5月14日(木)、20日(水)、27日(水)には臨時帰国便(スリランカ航空、成田直行便)を運行いたしますので、以下の内容にてご案内いたします。
現在の緩和予定状況を以下にまとめていますので、参考にしてください。
*在スリランカ日本大使館及びスリランカ日本人会資料参照
● 【5月 11日(月)以降の外出禁止令下での操業再開と外出の件について】
当地報道にもありましたが、5月 11日(月) 以降、市民生活並びに公的及び民間部門の活動再開を行う旨のスリランカ政府の宣言が出されました。
一方で外出禁止令の解除についての言及ありませんでしたが、スリランカ人については、5月 11日以降は NIC番号の末尾による制限のもとで食料・日用品の買い出しの為の外出が可能との説明が行われています。
大使館が当地 Police Authority にご照会されましたところ;
(1) 操業再開について
外出禁止令が継続されたとしても、5月 11日以降の操業再開は可能。
但し事前に所轄の警察署より操業許可証の取得が必要との事。
また通勤に際しては従業員が地区を跨ぐ場合は、企業の所在地を管轄する警察署と、従業員居住区を管轄する警察署からの許可が必要になります。
地区を跨がない場合は、企業の所在地を管轄する警察署からの許可のみ必要。
(2) 通勤外の外出について
スリランカ人の場合は上述の通りですが、在留外国人についてはパスポートの携帯を条件に、外出が可能とのこと確認が出来ました。(末尾番号での制限無し)
● 【COVID-19対応の件】
以前は、コロンボ地域においては NHSL (National os Sri Lanka) と IDH(National Institute of infection Disease) に限られていました疑いのある場合の受け入れについて現在では私立の Nawaloka Hospital に発熱外来が設置され、予約に基づき受診とPCR検査が可能jになっているとの事です。
PCR検査の場合には結果が出るまでに 4時間かかり、万が一陽性の場合には NHSL / IDH , もしくは隔離センターへの移送となる模様。
受診に際しては、その前に大使館の中村医務官がご相談に乗ることが可能とのことです。
● 【スリランカ入国制限緩和の件】
現在スリランカ政府は、在外スリランカ人留学生の帰国希望者の帰国を最優先させており、次は在外スリランカ人労働者の帰国希望者を予定しています為、外国人がスリランカに入国できる様になるのは、その後になるものと思われます。
空港管掌の大臣は 6月以降の入国便受け入れの可能性を示唆したようですが、入国に際して必要となる PCR検査の受入可能人数に限りがあり、左記の通りスリランカ人を優先させている事、また上記 5月 11日以降の規制緩和によるCOVID-19 感染者推移次第となるものと思われ、実際にいつ外国人がスリランカに入国可能になるかは未だ不透明なのが実態です。
● 【スリランカ臨時帰国便の件】追加修正5月11日
スリランカ航空は,5月14日(木),20日(水)及び27日(水)19時コロンボ発成田行き臨時便の予約を受付中。
帰国を予定されている方は,同臨時便の利用を検討してください。
引き続き当局が発表する最新情報の収集,手洗い・手指の消毒,マスクの着用,ソーシャ ル・ディスタンシング(社会的距離)の確保などの感染症対策に努めてください。
1 スリランカ航空は,コロンボ発成田行きの臨時運航を予定しており,以下の3便について予約を受け付けています。帰国を予定されている方は,同臨時便の利用を検討してください。
【臨時便】
5月14日(木) UL454 19:00コロンボ発 -7:20(翌日) 成田着
5月20日(水) UL454 19:00コロンボ発 -7:20(翌日) 成田着
5月27日(水) UL454 19:00コロンボ発 -7:20(翌日) 成田着
(注1)コロンボ出発時刻について,前回の領事メールでは17:00発と案内しましたが,スリランカ航空から変更が発表されました(日本到着時刻は変わりません。)。
(注2)現在スリランカ航空搭乗時は,マスクの着用が義務づけられています。その他,スリランカ航空から発表されている最新注意事項などは以下でご確認ください。
https://www.srilankan.com/en_uk/coporate/emergency-news
【予約方法】
金額や空席状況などの詳細は以下にご照会ください。
○スリランカ航空(Sri Lanka Global Contact Center)
電話番号:0197331979 or 1979(スリランカ国内からかける場合)
または
○スリランカ航空(Ticket Office)
電話番号:+94197335555
Email : [email protected]
Operating Hours : Monday to Saturday (08:30 to 17:00) Including all Public and Mercantile holidays
2 スリランカは,感染症危険情報レベルが2ですので,日本入国後に14日間の自主待機や公共交通機関を使わず移動すること等が要請されることになります。詳細は厚生労働省のサイトをご確認ください。
〇厚生労働省:「水際対策の抜本的強化についてこれから海外から日本へ来られる方へ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00098.html
3 なお,コロンボ県及びガンパハ県は,外出禁止令が解除されていませんので,空港に向かわれる際には,必ずパスポートとEチケットをいつでも提示できる状態にしておいてください。また,空港に向かうためのタクシーなどが手配できない場合は,最寄りの警察署またはスリランカ観光局の24時間ホットラインへご相談ください。
○Sri Lanka Tourism hotline:1912(スリランカ国内からかける場合)
【参考1】スリランカ保健省
http://www.epid.gov.lk/web/index.php?lang=en (リアルタイムでの発表)
http://www.epid.gov.lk/web/index.php?option=com_content&view=article&id=225&lang=en (感染数等の日報)
【参考2】新型コロナウイルス感染症に備えて
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
【参考3】世界保健機関(WHO) https://www.who.int/
【参考4】世界保健機関(WHO)が推奨するスリランカにおける新型コロナウイルス感染症対策方法
http://www.epid.gov.lk/web/images/pdf/Circulars/Corona_virus/sri_lanka_ppe_covid-19_english.pdf
【参考5】外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/
【参考6】これまでの当館の領事メールを確認する場合は以下からご確認いただけます。
https://www.lk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○問い合わせ先
在スリランカ日本国大使館
電話:(国番号94)11-269-3831(内線282)
携帯電話番号:(国番号94)77-738-3360
【注】上記は,平日 午前8時30分~午後5時15分に限り,土・日・休館日は緊急電話対応になります。
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