1月23日 キャンディ高速一部開通👨
1月15日にコロンボ（Colombo）-キャンディ（Kandy）高速道路（通称E04）の一部の区間 ミリガマMirigama – クルナ―ガラKurunegara間、約41kmが開通しました。建設は地元建設会社が行い、工費は約7億5千万米ドル、スリランカの高速網に新たに一区間が加わりました。
当日は、ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領、マヒンダ・ラジャパクサ首相兄弟そろって出席し、盛大な開通式が行われましたが、スリランカで良くある「式典だけ」ではなく、式典後も問題なく営業されています。
＊ゴタバヤ・ラジャパクサ大統領（左赤っぽい服）とマヒンダ・ラジャパクサ首相（赤マフラー）両兄弟
という事で開通したなら見てみたい！興味シンシンといったところ・・犬課長を連れて、早速（1月22日）出来たばかりの高速視察に行ってきました。
当日は快晴、微風、気温がぐんぐん上がる午後14時に家（ニゴンボ）を出発・・海方面は大好きなんですが、山方面は全く興味を示さず、グズグズしている犬課長を車に乗せ出発です。
まず目指すはミリガマ・・ニゴンボからミリガマまで一般道約35kmを1時間弱、高速道路ミリガマ入口へ・・さあ高速道路へ入線です。
＊右の標識がクルナ―ガラ方向、左はコロンボ方向になると思われる（工事中の為、道路閉鎖）
まず感じたのは、建設されたてで新しいこともありますが、綺麗で運転しやすいという事、道幅も南部高速と比べ広く感じられ、何といっても直線が多く景色（山が綺麗でした）が良い事・・あっという間に30分弱でクルナ―ガラ出口に到着・・高速先進国の南ア共和国を彷彿させる快適なドライブでした。ちなみに通行料はこの区間でRs250・・南部高速と比べ少々割高でしょうか。
＊直線が多く風光明媚、分離帯には、まだ小さいが木が植えられている。
＊インターチェンジ付近以外は街灯なし😊・・夜は真っ暗
＊キャンディまで45kmの標識・・これを見て我らの期待は大きく膨らんだが・・クルナ―ガラで高速はストップ！この標識意味ないじゃないの！？
今まで、ニゴンボの家からクルナ―ガラまで一般道で2時間かかっていた道のりも、1時間20分程に短縮される事が分かりましたし・・人、犬、牛、自転車、バイク、オート三輪などが飛び出してくる、細い旧道に比べると、時間的に40分の短縮とはいえ、運転の疲れ方が全然違ってきますのでかなり助かりました。😊
クルナ―ガラには15時半過ぎに到着し、休息を兼ねクルナ―ガラ湖畔のレストランで休憩、リフレッシュした犬課長の希望で湖畔を散歩・・夜間運転の快適さを確認するために日が暮れるのを待ってから、再び高速でミリガマへ・・
＊湖畔のレストランでリラックスする犬課長💗
昼間の観察では、5個あるインターチェンジ付近以外は街灯が無い事が気になっていましたが、中央分離帯に木が植えられており対向車のライトを遮断してくれるため、街灯なく真っ暗な中でもハイビームでの走行が可能・・夜間の走行も特に問題のなく快適に運転することが出来ました。😊
コロンボ – キャンディ間全線開通すれば、コロンボ市街地からキャンデーまで、現在渋滞を加味して4時間の道のりが2時間弱で繋がる事を考えると、南部高速に勝るとも劣らぬ夢のような高速となる事でしょう・・完成は2024年頃との事！スリランカだけに何時になるか分かりませんが、今から楽しみですね～ルンルン👨。
●しかしなんで政府は、こんなに有用で市民へ巨額の富を落としそうなコロンボ（第一の都市） – キャンディ（第二の都市）高速建設を差し置いて、悪評高い「債務の罠」に落ちたハンバントタ港、マッタラ国際空港、ポートシティー建設を優先させたのでしょうね？本当に腑に落ちない・・その辺に深い闇がある気がします。
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