10月8日 9月の観光客、今年最高を記録！？👨
● スリランカ政府観光局は、9月のスリランカへの観光客が、8月の2倍以上となり一万三千人以上の観光客が入国したと発表しました。一か月で一万人以上の観光客を迎えたのは、昨年来武漢ウイル発生後初めての事です。
スリランカ観光局（SLTDA）の月次レポートによりますと、観光客の増加は世界中でワクチン接種が進み、ワクチン接種完了者（2回目接種後2週間経過）に対する規制が緩和された事や、観光客の安心感が高まってきている事が挙げられています。
👨ただし観光客の国別内訳をみると、隣国インド/パキスタンで全体の70%以上を占めており、9月はロックダウン中だったことを加味すると、観光VISAを使いながら仕事で入国している方もかなりいたのではと弊社では考えており、純粋な観光客となると五千人にとどけば御の字と捉えています・・パンデミック前の状況は月平均二十万人以上の観光客が来ていましたので、まだ以前の2.5%程度に留まっており、旅行者は街中でたまに見かける程度です。
また観光スポットも少しづつ通常に戻ってきましたが、肝心の有名レストラン等は休業や変則営業を行っているところが多く、廃業しているところもあったりと、旅行者の方々には不便な状態が続いています。
年末に向け、新しいワクチンや飲み薬等が順次出てくるとの情報がありますので、国全体で観光客の受け入れ態勢を整えつつ、順調に観光客が伸びて行ってくれればなと願っています。
● スリランカ鉄道局は、今月10月15日より列車運行再開を検討していると発表しました。
武漢ウイルス第四波によるロックダウンは、10月1日に解除されましたが、当日108本の列車運行を準備していた鉄道局は、厚生省のアドバイスに従い当日の運行再開をキャンセル、二週間延期しています。
👨 列車運行再開で気になるのは、大人気の高原列車（キャンディ～ヌワラエリヤ線）の再開・・紅茶畑を縫うようにコトコトゆっくり走る高原列車が戻って来ると、ご旅行の楽しみも倍増するというものです。
何はともあれ、市民の足として重要な列車運行が再開される事で、経済活動は益々活発化される事を期待したいと思います。
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