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12月16日 危ない橋を・・スリランカ経済🐶

 

 

こんにちは犬課長です。

 

🎅クリスマスが来るというのに、燃料不足(特に家庭用ガス)、連続ガス爆発(11月から既に700件以上)、予告なく連日停電、急激なインフレ、各業種で賃金ストライキ・・・と次から次へと数えきれないほどの問題が起きるスリランカでは、まるで地雷原を歩いている様相・・いったい何が起きているのかな!?

お兄さんに聞いても、「物を買うお金がないの!」というだけでそっけない返事・・埒が明かないので、お姉さんに、どうして?どうしてって?聞いてみたら・・本当にドックフードが無くなりそうなんで、あたし心臓が止まりそうなくらいビックリしたワン🐶

お姉さんによると、あたしの大好きな経済学者で野党国会議員も務めてるハルシャ・デシルバ(Harsha De Silva)さんと同じく野党国会議員のパタリ・チャンピカ・ラナワカ(Patali Champika Ranawaka)さんは、特別閣議をはじめ国会で、経済の再生をするためにIMF再生プログラムの導入を政府に強く要求しているとの事なんだけど・・

 

 

【ハルシャ・デシルバさんの論点】

●自国での解決策ではどうにもならない事が実証されたので、解決策はただ一つ、IMFに再生援助プログラムを求める事である。「IMFは危機的状況にあるスリランカ経済を再生させることが出来るICUである」

●これは脅しや恐怖を煽っているのではなく現実に起こる可能性がある。「輸入は停止し、ITシステム全体が停止し、グーグルマップの代金も支払う事が出来なくなる」

●政府は、まず債務の一時停止を発表し、人々の苦しみを最小限に抑える方法と手段を模索すべき。

◆現在の財政状況

●中央銀行の10月から始めた「6か月ロードマップ」は、何の結果ももたらしていない。「3億米ドルのシンジケートローン(市場型間接金融)、10億米ドルの政府間融資、3億ドル相当の多国間融資の導入計画はどれも実現できていない」

●今年末には外貨準備高がマイナス4億3700万米ドルになり、一方で2022年2月から10月までの対外債務総額は48億3300万米ドルと予想されており国家は完全に破産するだろう。

来年1月には外貨準備高が実質マイナス47億米ドルになるため経済停止に陥る可能性が高い。

今後6週間に支払うべき債務は、開発案件・ソブリン債(国債を含む政府債券)で14億4千万米ドルであり、他に開発債などで2億米ドルある。

●国際ソブリン債の年間利回りが180%以上(ジャンク債レベル)に上昇しており、信用が著しく低下している。

 

 

パタリ・チャンピカ・ラナワカさんの論点】

●スリランカは来月9億4700万米ドル(国際ソブリン債5億米ドル、国際開発債2億4700米ドル、二国間及び多国間融資2億米ドル)の融資を決裁する必要があり、それを支払うと食料、燃料及び医薬品を輸入するための外貨が枯渇する。

●政府は2005年から2015年の間に莫大な借入金を使って、マッタラ空港、ハンバントタ港、ロータスタワー、高速道路などを次々に建設したが、そのような犠牲を払って進めた負担はいま国民に降りかかってきた・・国は独立以来初めて破産の瀬戸際に立たされている。

*参考:マッタラ空港、ハンバントタ港、ロータスタワーは、今のところほとんど機能しておらず、ハンバントタ港一帯は「債務の罠」にはまり99年租借(一説には198年という話もある)となっている。巷ではこの事業を「スリランカ三大馬鹿査定」と呼んでいる人も・・まあ高速道路はある程度機能しているので救いだワン🐶

●国民は歴史上初めて、ガスがない、粉ミルクがない、灯油がないといった状況を経験することになるだろう。

 

 

【その他、外為関連事項】

●中央銀行は11月にルピーを守るために3億7235万米ドルを売却したが、これは近年で過去最大の為替介入であり、スリランカが現在直面している外貨流動性危機の深刻さを反映。

●中央銀行は、兌換性を持たせずに為替レートを対ドル198/202ルピーに固定、このため、公式為替レートと市場(対ドル240ルピー)レートとの間に大きな隔たりが生じている⇒スリランカ人出稼ぎ労働者の大量の外貨が、銀行が提示するレートよりはるかに高いレートでドルを換金する非公式ルートを通じて送金⇒中央銀行は、より高いレートを提示する公式・非公式両方の両替商の取り締まり、公認両替商を免許取り消しも。

●中央銀行は、原油、粉ミルク、調理用ガス、セメントなどの必需品の輸入業者が国内市場での不足を解消するために、外国為替市場に直接介入せざるを得なかったため、当初の計画を継続できなくなった。

11月25日、中央銀行は、移民労働者と輸出業者からの送金の強制的な換金により、これまでにそれぞれ1億5000万米ドルを回収したと発表した。米ドルやその他の外貨で収入を得ている輸出業者、個人事業主などスリランカの居住者は、事前の同意を得ることなく銀行で収入をルピーに変換され、不安や不満が広がっている。

 

 

🐶うん~結構危なそうな話ばかりだけれど・・あたし達じゃどうにか出来そうもないので、🎅サンタさんに頼むしかないわね・・あたしは、お姉さんとお兄さんと一緒にいて、美味しい食べ物と、海でのお散歩、十分な睡眠さえあればそれで幸せだワン🐶

 

【参考記事】

★ 外貨不足で来年経済崩壊の可能性 12月11日Daily Mirror

★ 中央銀行11月に3億7200万米ドルのルピー買い支え 12月13日Daily Mirror

★ 政府はIMFの支援を求めるのが良い 12月13日Daily Mirror

★ スリランカは過去最悪の金融危機に直面している 12月15日Daily Mirror

 

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