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2月17日 電気はもはや贅沢品!?@スリランカ🐶

2023年2月17日/Srieko配信

 

こんにちは犬課長です。

 

「本日(2月16日)より国全体の停電はありません!」

待ちに待った停電終了宣言を、電力&エネルギー大臣のKanchana Wijesekeraさんが昨日2月16日に行ったワン🐶。

長かったわよ~昨年2022年1月からで丸一年間、毎日漏れなく停電するんだからね~昨年の3月~4月がひどくて、最長で1日15時間近い時もあった事を考えると、最近半年ほどの2時間~2時間半程の停電は可愛いもので、現政権お金が無いのにそこそこ頑張ってるワン🐶と感心していた矢先、昨日の発表・・当日の停電時間のチェックが朝のルーチンになっていたお姉さんは「今日の停電予定が無いけど、さぼってるのかな~!」と不思議がるし、お兄さんは「ドッキリ!?」じゃないのと全然信用してません・・それもそのはず、ここまで政府の約束に何度騙されたか数知れず、お姉さんとお兄さんは、すでに政府発表を信じられない体になってしまっているのでした😊

更にその後の発表に仰天!

 

 

「この停電終了の決定は、新たに導入予定だった電気料金を、スリランカ公益事業委員会(PUCSL)が承認した後に下された」

何これ!「電気料金のアップを認めれば停電を終了する」という事・・ちょっと待って・・近代社会では電気というのは、既に基本的人権の一部であって、それを巡って取引をするような物ではないはずなのにね・・国際人権団体が大騒ぎしそうな内容を、平気で政府と公益事業委員会で会話し、密会のうちに取引決定されているワン🐶

もっと分かりやすく言えば、即日「電気料金のアップを認めれば停電を終了する」ということは、市民の不便を省みず、今まで停電をする必要もないのに料金交渉をするために停電をしていたんかい!?「今までの停電は何だったんだ」という事・・あまりにも国民を馬鹿にした政策をとって来てたという事に他ならないと思うワン🐶

決して煽るわけじゃないけど、ここまで政府に馬鹿にされ、欺かれて、国民は怒り心頭だと思うんだけど・・今のところ結構穏やかに時間が過ぎているから不気味・・

電気に関わる数々の発明をしたエジソンさんが生きていたら、余程お嘆きになられるのでは・・「私の発明した電気は市民の豊かさのため、市民を苦しめているとは何事ぞ~」ってね。

 

 

早速、アパレル関係の企業団体が大騒ぎしているようだけど、電気が更に上がれば全体の物価が著しく影響を受けるのは、アパレル業界だけではないのは火を見るより明らか、半年前の電気代75%の値上げで経験済みな事だと思うけど、どうなる事でしょう・・

今回は66%の値上げとの事なので、半年前の値上げ前の料金を1.0とすると、(1.75×1.66)=2.9となり、半年間で電気料金が約3倍になった計算・・多分上流家庭(この国は途轍もなく裕福)は影響ないと思うけど、中流家庭以下は電気を食うエアコンや冷蔵庫は限定的にしか使えなくなって節電、節電となるだろうし、国民の半数以上を占める低所得の下層階級の人達は、「電気はもはや贅沢品」となり、蝋燭、ケロシンランプでの生活になるのかしらね・・そのうえ収入が停滞している状況では、もはや心理的にも、物理的にも、街の灯は消え明るい未来は期待できないかもしれないワン🐶

でもね~スリランカだけに決め事はキッチリいかないことが殆ど・・きっと、火力発電所が壊れただの、タンカーが遅れただの、水力発電力が期待した程なかっただの、いろいろ理由をつけてきっと停電が始まると思うワン🐶、何たってお金が無いんだからね。その時に料金を元に戻せと市民が抗議運動が有ると思うの・・きっと政府は政府で次回選挙の議席のため料金的に大幅な妥協をするのではないかと踏んでるワン🐶・・多分次回の電気料金請求のあるこの半月ぐらいで、あたしの予想が高確率で的中する思っているのは、スリランカ市民も一緒かもね😊・・そういう部分では良く言えば「大河のような鷹揚な国」、悪く言えばある意味「曖昧でだらしない国」なので、決め事を真面目に正面から受け取ってはダメ・・まあ良くも悪くもこの先どうなるか見てみましょう。

 

 

以下はDaily Mirror(2月17日配信記事)のアパレル関係の記事の要約

◆記事原文 Latest electricity tariff hike sends shock waves through Sri Lanka

◆要約

●スリランカの電力当局が新たな料金値上げを承認したことは、昨日、国内全体に衝撃を与えたが、同国最大の輸出総収入源であるアパレル業界にも大きな影響が出ている。電気料金の大幅な引き上げは経済界のすべてに悪影響を及ぼすと強調した。

●アパレル共同組合フォーラム(JAAF)は、セイロン電力庁(CEB)が提案した関税は、需要の過大な予測に基づいており、その結果、不必要に高い料金が消費者に課されることになると指摘している。

●JAAFのヨハン・ローレンス事務局長は、アパレル業界は、国内の他の産業とともに、昨年すでにエネルギーコストが倍増しているため、昨日の料金引き上げは競争力に大きな影響を与えるだろうと警告を発した。電力・エネルギー相は昨日、公益事業委員会の承認を得て、電力料金の66%引き上げを即時に実施すると発表した。

●昨年8月に政府は平均75%の値上げを行ったので、これは6ヶ月の間にちょうど2回目の電気料金の値上げとなった。関係者によると、2回目の値上げは一般消費者には耐え難いもので、電気を使うことがますます難しくなって「贅沢品」かしている。

 

 

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