2月22日 今度は車のサイドミラーが不足だって・・🐶
2022年2月22日/Srieko配信
こんにちは犬課長です。
ロシアの問題で、世界的にきな臭い状況となって来てるけど、この先どうなるのかしら・・心配だワン🐶
スリランカでは「外貨不足」で外国から物が十分買えなくて、物不足と物価高が深刻化するばかり・・各担当大臣や関係組合は、この期に及んで、責任のなすりつけ合いか無責任な発言ばかりで、国民は上へ下への大混乱なの・・世界的に争いの危機が迫る状況なんだから、今は嫌でも団結して困難を乗り切らなきゃね😊・・
話は変わるけど、ガス、ガソリンをはじめ、色んな物が不足して値上がりしているスリランカだけど、最近「スズキ車のサイドミラーが不足している」という記事をロイターが配信していて、「ある！ある！」といやに納得しちゃったワン🐶・・直ぐにサイドミラー不足の理由が分かったから（笑）
というのも、一度ハンドルを握れば、紳士や淑女といえど、ほとんどの人が豹変し我先にと暴走を始めるのがスリランカ人の国民性・・道路も狭いし車も多いので、しょっちゅうどこかで軽い接触があって、バンパーが壊れたり、サイドミラーがもげたりと・・
バスも、車も、オート三輪も、バイクも狭い道で暴走・・それに加え「誰かが何とかしてくれる＝相手が止まってくれるだろう」というこの国特有の「甘え根性」が加わり、それこそ「カオス」という言葉がピッタリのランカ流運転・・いつもシートベルトもせず後部座席が定位置のあたしは、街中では急ブレーキの連続で右へゴロリン、左へゴロリンと大変よ・・一度でも体験すればどれだけ運転が凄まじいか分かるワン🐶
あたしのお兄さんも、バンパー被害は数えきれず、定期的に保険で塗装屋さんに直してもらっていても、直ぐに傷がつくの😊 ミラーも3回被害に遭ってるけど、幸運にももげるような接触は今のところなし・・お兄さん当てられ方が上手いのかな～～。
ロイターの配信記事によれば、スズキのワゴンRの サイドミラーが不足してるってことだけど、詳しくは下の記事を読んでみて😊・・きっとサイドミラーさんは、深刻化する経済危機と、ランカ流の凄まじい運転を映すのに疲れて逃げてしまったんだワン🐶
●スリランカ経済危機を映し出すスズキ車のミラー不足 ロイター通信2月18日配信
・コロンボ郊外にある自動車部品販売店には、スリランカで急速に不足しているスズキのワゴンR用のサイドミラーを求める顧客がひっきりなしに訪れている。
・この現象は、急激な外貨準備高不足による輸入制限、デフォルト危機など、スリランカの経済危機が高まってることを浮き彫りにしている。
・スズキの箱型ワゴンRは、ランニングコストが安いことからスリランカで絶大な人気を誇っている。過去4年間で約3万台が販売され、コロンボ郊外に点在する部品屋で、サイドミラー交換をするのが一般的。
・ウイルスの大流行後、政府が減少する外貨を節約するために策定した規則では、自動車部品は非必需輸入品とみなされるため、輸入業者が調達に苦労している。
・2020年3月にほぼすべての自動車の輸入が禁止され、続いてエアコン、冷蔵庫、ビデオゲーム機など他の非必需品輸入も停止された。
・外貨準備高は2020年1月の75億米ドルから23億6000万米ドルに急減し、同時に、政府は今年約40億米ドル？（利息を含め69億米ドルと一般的に言われている）の債務に直面し、輸入業者が必要とするドルを提供できない。
・セイロン自動車貿易協会（CMTA）は、過去数ヵ月間の外貨不足が主な原因で、今年度の自動車部品の輸入は、流行前の水準と比較して金額ベースで更に30％程減少すると予測している。
・多くのスペアパーツがすでに供給不足で、海外から新しい在庫が少しずつ入ってくるだけで、現地の価格を押し上げている。
・問題をさらに悪化させているのは、ワゴンRのような人気モデルのサイドミラーを盗んで、ブラックマーケットで売って手っ取り早く儲けようとしている窃盗団がいる。
・ワゴンRの中古ミラーの価格は、流行前の水準から35％以上も急騰し、少なくとも1個あたり3万ルピー（148.5米ドル）になっている。
・輸入制限で一部の中古車の価格は100％以上上昇したとCMTAは述べている。中古のワゴンRは現在、500万ルピー（24,752米ドル）ほどで、2018年の新車価格280万ルピーを大きく上回っている。
・車の所有者の多くは、価格の上昇に乗じて現金化しようとするが、まずは交換部品で車を美しくしようとするため、中古部品市場にはさらなる圧力がかかっている。
・CMTAは、自動車部品を一部の食料品や医薬品と同様に必須品目に分類し、輸入量を増やすよう政府に要請している。
この国では、車って無くては生きられないくらい必需品なのにね・・車屋さんは車屋さんで大変な局面に直面してるのね・・同情しちゃうワン🐶
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