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5月8日 感染拡大が止まらない!全国的ロックダウンか?

 

 

スリランカは、人口の多い西部州(コロンボ・ガンパハ・カルータラの三州)を中心に感染拡大が、どうにも止まりません。

政府発表では、4月中旬シンハラ・タミル正月以降感染者数が激増していますが、識者の間ではそれ以前からかなり蔓延しており、更に2年ぶりの正月(昨年は全国的ロックダウンで正月は祝えなかった)を容認したことから、今回の感染拡大が起きているとの見方が一般的です。

ここ10日間ほど二千人程の新規感染者(日本の人口に合わせると、毎日一万二千人の新規感染者出てる換算)が出ており、既に隔離又はロックダウンされている地域が多く、今後更に増えると予想されています。

周辺諸国(インド、パキスタン、バングラデシュ、モルディブ等)で感染爆発が起きている中、スリランカだけ大丈夫という事はありえません。渡航者の方は十分な警戒と注意が必要です。

そのような危機的状況の中、プライマリーヘルスケア・疫病・COVID-19疾病管理大臣のSudarshani Fernandopulle氏は以下の内容にて「今後の状況や必要性に応じて、全国的なロックダウンする必要がある」と述べました。

 

● 原文は以下(現地英字新聞Daily Mirror5月8日版より)

Steps will have to be taken to even lockdown the country depending on the conditions and necessities in the future, Primary Health Care, Epidemics and COVID-19 Disease Control Minister Sudarshani Fernandopulle said.

“The decisions to impose isolation status on areas are not taken based on political interest but solely on epidemiological studies,” she told the media today.

“The areas are placed under isolation at the request of medical specialists. At the same time, we can’t also agree on isolation status imposed unnecessarily in some areas,” the State Minister underlined.

She said the Provincial Directors of Health Services had been vested with power to place respective Grama Niladhari Divisions under isolation based on requirement.

“However, the Director-General of Health Services will have to be informed of this regard,” she added.

She reiterated that they would have to lockdown the country if the need arises. (Sheain Fernandopulle)

 

コロナ感染に対して常時「管理されている」と、楽観的な発表を行っていた政府の担当大臣の発言だけに、事態はかなり深刻な状況になっていると警戒しています。

ということで、本日は全国的ロックダウンに備え、品薄になる前に、巣ごもり用のビールと食料の買い出しに行ってきます。😊

 

 

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