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6月23日 石油会社の闇、燃料利権でボロ儲けか!?🐶

2022年6月23日/Srieko配信

 

こんにちは~犬課長です。

 

いや~もう異常事態どころではなく、終わってるでしょう!先週からスリランカ国内のガソリンスタンドは、軒並み閉まっていて燃料が買えない・・いつ開くかもわからないスタンドには、ガソリン・ディーゼルを求めて車・トラック・バイク・トラクター等が2㎞~3㎞の長蛇の列、運よくゲット出来ても根気よく並んで、3日4日待ちなんてことも・・

新しく就任したイケメンな電力・エネルギー大臣は「6月9日より燃料供給は通常に戻り、ガソリンスタンドの列も徐々に無くなる」と宣言したばかり・・一瞬改善したように見えた燃料供給だけど、口も乾かぬ先週頭を境に急激に悪化し、かれこれ10日以上もかくのような「燃料買えない状態」が続いてるワン🐶 これは電力・エネルギー大臣のスタンドプレーではなく、スリランカ政府全体が苦しい財政面から策定した燃料購入計画に基づいて行った宣言と思うし、決していい加減な事を言ったのではないと思うのよ・・

 

 

でもこんな時に限って、一部の利権を持っている奴らが裏金をシコシコ稼ごうと地下活動するのがスリランカ流・・どうも嫌な予感がすると様子をうかがっていたら、今回もあたしの尻尾のセンサーがビンビン反応、案の定・宍戸錠、現地新聞が「この壊滅的行列の原因は某石油会社幹部絡み」だと従業員の内部告発としてすっぱ抜いていたワン🐶いや~悪い予感程当たるものね・・

●Underhand deals and mafia generate fuel queues 21Jun2022 Daily Mirror

記事を要約すると

 

◆賄賂

スリランカに3社ある大手石油会社の一つ某石油会社は国内の工場と系列ガソリンスタンド(約1300か所)などに燃料を供給しているが、「優先供給リスト」となるものが存在し、それに基づいて優先的に燃料の供給を行っている。

●工場の場合

頻繁に発生する停電の対策用に、工場では発電機を完備し大量の軽油が常時必要である⇒そのため経営者は、某石油会社(以下某社にて省略)の優先供給リストに載せてもらうため、某社役員に5万ルピーの賄賂贈る⇒その優先リストは、某社の供給会社に送られる⇒某社供給会社は、タンクローリー不足などの理由をつけ工場になかなか供給せずじらす⇒タンクローリーに優先順位をつけてもらうため、某社供給会社役員に1.5万ルピーと高級ウイスキー一本の賄賂を贈る⇒6,600リットルのディーゼルを一回だけ運んでもらえる・・この繰り返しらしい

 

 

●ガソリンスタンドの場合

各ガソリンスタンド経営者は、購入すれば必ず即日完売する燃料の確保に重点⇒優先供給リストに載せてもらうため、某社供給会社役員に1.5万ルピーと高級ウイスキー一本の賄賂を贈る⇒即日完売するので毎度賄賂を贈り次から次へとオーダー⇒賄賂を贈らず、通常ルートで発注しているスタンド経営者は、燃料を受け取ることが出来ない。

 

◆不正行為

某社供給会社からは、毎日600便のタンクローリーで燃料を供給しており、この不正行為を行う幹部関係者は毎日大量の賄賂を受け取っている(単純計算でも毎日関係者に1.5万ルピーx600=900万ルピー

このような腐敗は増々行列を作るだけで、この不正に手を染める者たちは人間性に欠けている。もし燃料が国中に公平に分配されれば、このような行列は存在しないと某社の情報筋は付け加えた。これはマフィアでありシンジケートと言える。だから誰も表に出てこない。大臣でさえも、このマフィアをコントロールすることはできない。

 

 

本来は発注先に送られるべき燃料が、裏取引によって別の場所に送られることもある。
ポロンナルワの精米工場が注文した3万3千リットルのディーゼルが入ったタンクローリーは、ポロンナルワに届かず、コロンボのポートシティに到着した。広報担当者によると、この件に関して調査は行われていない。某社と某社供給会社に関係する数人が、この方法で毎日違法に金を稼いでいる。

—とここまでが、某社従業員の内部告発・・分かった事は、某石油会社と某社供給会社の幹部が組織的に結託して賄賂を貪っている事、そして某社供給会社の幹部は特に高級ウイスキーに弱いという事だワン🐶

 

◆ガソリンスタンド経営者協会要人談話

国の情勢により給油所への燃料配給量に限りがあるとのこと。燃料の配給量が限られているため、某社の各部門責任者が、燃料を配給するスタンドと燃料の種類を決定します。私たちは、必要な燃料を注文しています。現状では、燃料が入荷するとすぐに売り切れてしまうためスタンドには燃料がない。燃料を発注しても、事業部長から推薦されたステーションにしか燃料が届かない。ガソリンと軽油のどちらか、あるいは両方がないスタンドもある。ガソリン、軽油、灯油などすべての種類の燃料が届くスタンドもある。燃料が届くまで、スタンドは閉鎖しています。

 

 

一部のスタンドや工場は、燃料を違法に入手していると非難されいるが、発注しても燃料が来ないというのは嘘です。発注先に送られるべき燃料が、裏取引によって別の場所に送られたという事実は、まだ証明されていません。それは単なる噂に過ぎない。今は某社が燃料の流通を制限しているため、私たちは燃料を十分受け取れない。

 

◆あたしの見立て

ガソリンスタンド経営者協会要人の話、何~んか野暮ったいね~公的立場もあるんだろうけど、某石油会社の内部告発として、これだけ具体的(それも高級ウイスキー一本とかね)に不正が描写されてるのに、噂だと言っている所が、いかにも胡散臭いワン🐶ひょっとして、この人も一味かもね・・

大体、毎日600便のタンクローリーが全国1300か所のスタンドに公平に供給してるんであれば、平均して二日に一度はスタンドに燃料が供給されなければ可笑しい話だよね・・あたしの住んでる場所はコロンボ北30㎞程のニゴンボと言う衛星都市だけど結構な人口・・よって平均以上の配達があるはずなのに、10軒ほどあるスタンドのどれを見たって、せいぜい三日に一度開けばよい方、一週間以上全く開いていないところもあるから、他のスタンドの開く頻度は更に上がってもいいのにね・・あたしの平らな頭でも分かるのに~~(笑)

 

 

市民がこれほど困っているのにね~公平というのは世の中に存在しないのは分かっているけど、裏で賄賂もらってる某社関係者とこの胡散臭い要人、人道的に何か欠落してると思うワン🐶

ちなみに、混乱に乗じて利益を貪るマフィア系は他にも、知ってるだけで米、小麦、砂糖・・数え切れない程国内で蔓延ってる・・異色な所ではワクチン・マフィアなんぞも聞いたことあり・・外貨獲得も重要だけど、この「袖の下」と言うか「賄賂」体質を何とかしないと、どんどん市民に皺寄せが来るワン🐶・・

この国はね、人が権力を持つと必ずと言って良いほどお金が絡んでくるから、いっそのこと今流行りのAIで燃料の割り当てをコントロール(権力)したらどうかしらね・・そうすれば一部の権力者に振り回されて、市民が何日も並ばないと物が手に入らないといった事態は、少しは 収まるのではと思うワン🐶 あんまりぐずぐずしていると、ガブッとやっちゃうわよ~~ワンワン

 

 

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