9月15日 首相、観光スポット整備を指示
スリランカ現地新聞報道によると、マヒンダ・ラジャパクサ首相は関係大臣へ、世界遺産を始めとする観光スポットの整備(道路及び環境整備を中心)を指示しました。
現在も外国人一般観光客の受け入れを停止して、空港業務を制限しているスリランカですが、一方では国内のコロナ感染の落ち着きを受け、経済活動はほぼ平常運転に戻り、一般の人々も休日を利用して旅行に出かけるなど、リラックスムードが広がっています。
しかし、各観光スポットの状態は、もともとアクセス道の状態がよくなかった所へ加え、3か月近くに及ぶロックダウン、大雨の影響などもあり、各観光地の整備状況は十分快適とは言えません。
これを受け、観光立国を目指すスリランカ政府は、海外一般観光客受け入れを始める(空港を正常業務に戻す)前に、各観光スポットの整備を行い、快適で安全に観光をしてもらおうと考えているようです。
最近、視察で出かけることが多く、それぞれの観光地で既に修復作業を始めている光景を目にしますので、発表は嘘ではないようですが、気になるのは修復作業を行う資金と、いつ海外から一般旅行客入国を解禁するのかという事。...
資金は、海外からコロナ義援金が相当集まっていますので、その義援金が透明性を持って使われ、決して着服の無いよう願うばかりです。
また海外一般旅行客解禁タイミングにつきましては、スリランカ人帰国希望者がまだ諸外国に多数いる事、諸外国のパンデミックの状況が思わしくない事などなどマイナス要因が多く、なかなか当初の予定通りには進んでいませんが、更に観光スポットの整備が終わってから!?になるかもしれませんので、9月も無理のようです。
安全に旅してこそ楽しいご旅行 by Srieko Holidays