ウグラッサ(Uguressa)
南国フルーツ好きの皆様でも、そうそうこのフルーツを口にした人は少ないのでは!?
スリランカではかなり有名なフルーツで、季節(8月~9月 年によって前後します)になると沿道にウグラッサ売りの露天商が並びます。スリランカのフルーツにしては、かなり高価な部類に入りますので、日がな一日ウグラッサだけ売っていてもかなりの収入になるのでしょう。😊
サクランボを一回り小型にしたような大きさで中心に種があり、ほのかな渋みを含んだリンゴに似た味がします。
このフルーツ、季節になるとホテル等では、朝食の食前に頂くフルーツ盛り合わせなどに3~5粒程入っている事が多く、ブドウやサクランボに形が似ているため、そのまま食べている方を見かけますが、先ず渋くて食べられたものではありません。
●食べる前にコロコロしてください!
というのもこのウグラッサ、食べる前にテーブルの上で、掌を使ってコロコロし、少し柔らかくするのがコツ!..あら不思議..コロコロした後のウグラッサは、渋みと甘みが程よく果実の中で混じり合い、渋味がまろやかに甘みは増し、まさに調和に満ちたスリランカの味になるのです。
ウグラッサはスリランカ独特フルーツ(固有種)!?と思われている方もいらっしゃいますが、マレーシア、東アフリカなどにもあります。
ただしスリランカ産が一番美味しいと思いますので、露天商で売っていたら是非試してみてください。😊