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現地旅行会社ならではの、経験と実績、最新の情報をもとに、ご希望に合ったベストプランをご案内いたします。
*** ご旅行 ***
1.ご旅行のプラニング
2.ショッファーサービス
3.アクティビティーアレンジ
4.ホテル手配
🐵 ”ロリス(Loris)の住む森”
くりくりした目、きゃしゃな肢体、小さな体・・・何とも愛らしい生き物「ロリス」がこの小さな楽園に住んでいます。.....
その森では、今まで管理人-“森の見張り番”-の意向により、希望がある専門家だけにロリスとの出会いの機会が提供されてきました。
大自然をこよなく愛するSRIEKOは、その森を「ロリスの住む森」と名付け、今回、”森の見張り番”の特別な協力を得て、はるばるスリランカにいらして下さる日本の皆様にも楽しんで頂くことに致しました。........
🏰 スリランカ・ホテル新着情報 by Srieko
1.スリランカ・超人気ホテル季節特別オファー
*2023年 冬の特別オファー
2.Srieko お勧めホテルパッケージ スリランカ&モルディブ
3.バワ建築ホテル情報
スリランカ渡航者ガイドライン
欧米、南アジアを中心に旅行者の数が増えてきています。22年12月6日に入国ガイドラインを更新し、渡航者の入国規制をほぼ撤廃し、スリランカ国内はは他外国と同じく通常状態です。
◆22年12月6日入国ガイドライン更新 ◆日本外務省渡航勧告-レベル1 渡航には十分注意してください。
◆新eVISAシステムについて ◆Online出入国カード申請について
👪 渡航に関しての入国ガイドライン
👉スリランカ観光局認定【Safe & Secure】旅行代理店
10月5日 スリランカ再びロックダウン(一部地域)
昨日(10月4日)スリランカ当局はガンパハ県ディビュラピティヤ(Divulapitiya)において新型コロナウイルスの新規感染症例が生じたとして、同県ディビュラピティヤ及びミヌワンゴダ(Minuwangoda)警察管区に対して外出禁止令を発令しました。..
Vol.104 – 泣く子もだまる?!スリランカ流エコロジー・ライフ!
皆様、こんにちは。 本日は中秋の名月、ぐっと深まる秋を感じながら、ススキと餅を飾りつけ、月を見ながら一杯やられている方も多いと思います。東アジア、東南アジアでは月餅の出回る季節でもありますね。 スリランカの満月の日は「ポヤデー」といいまして祝日です..ということは、毎月少なくても「ポヤデー」の休日があるという有難いお国柄!今月のポヤデーは木曜日なので、金曜日を有給にして4連休の方々も多く、観光地に出かけている方も多いようです。 さて今回は、マダムSRIEKOからの投稿、さすがに鋭く観察していますね、お楽しみください。 🍂🍂🍂🍂🍂🍂 🍂🍂🍂🍂🍂🍂 スリランカの人々は、今も昔も、意識せず、ごく当たり前に、自ずとエコロジー・ライフを送っています。 コロナ禍で経済が低迷する中、多くの国民が収入も減り、否応なく、エコロジー・ライフは拍車がかかっている様子。 ただ、エコロジーの考え方、実行の仕方は、日本とはかなり視点が異なることが・・。 スリランカならではのエコロジー・ライフは、外国人にとってはとても新鮮です! そこで、スリランカを1998年から知るマダムSRIEKOが、独断と偏見で、「スリランカ流エコロジー・ライフ・トップ10」を考えてみました! ●トップ10 アイスクリームが入ったプラスティック製の箱(コンティナー) スーパーはもちろん、小さな食品店にも売っている、プラスティックの箱に入ったお得サイズのアイスクリーム。暑いスリランカで、甘い物を頂く楽しみはもちろんのこと、中身を空にした箱もとても大切です。 食材の残りを入れたり、お弁当箱にしたり。 私も「スリランカ流に再利用しよう!」と思っているものの、愛犬がペロペロ。 よだれたっぷりの箱は、反エコロジー・・と後ろめたさを感じながらも、さすがにゴミ箱へ・・。 他の国でもマーガリンの箱の再利用を見たことがあるので、こちらは10位止まり。 ●トップ9 新聞紙の再利用 新聞の再利用方はいろいろありますが、こちらスリランカでは、食べ残ったライス&カレーの残りを新聞紙の上に載せ、路上に置いておく人を多く見かけます。 それによって、路上の野犬たちは生き延びていられるとも言えます。 心優しい、慈愛の心に満ちたスリランカの人々。それを目にする人々の気持ちも優しくなれる光景です。 ただ、他の国でもみかけたことがあるので、こちらも9位止まり。 ●トップ8 古着のひも リフォームして別の目的に使うなど再利用法はいろいろですが、スリランカでは、ひも状にして、犬の首輪替わりにしている飼い主がいます。 スリランカが豊かになるにつれ、数は減ってきているとはいえ、赤やグリーンの布の首輪もまた可愛いもの。 首輪をしていないと野犬と思われるので、大切な再利用法なのです。 ●トップ7 漁師のボート 私の住む海沿いの町ニゴンボは、漁師の町でもあります。 浜辺には、何艘も漁師のボートが停泊してあります。ボートを使ったエコロジー・ライフとは? 飼い主も家もない野犬たちは、ボートの底の方に、砂をかき出して穴をあけ、寝床にしています。 風も強い日差しも避けることができ、犬たちにとっては、大切なベッドとなっています。 しかし!犬ばかりではありません! 犬かと思って近づくと、デート中のカップルも、ひっそりボートの脇に座り込んでいます。 さらに! 日が沈む前の浜辺には、多くの地元っ子が集まってきます。 ボートは、長いベンチに早変わり! クリケットを仲間と楽しんだ後は、皆で横並びに座って、おしゃべりに興じ、今日も日は暮れていきます。 ●トップ6 植木 植木とエコロジー?どのように関係するか? ここスリランカは、まだまだ道がガタガタで、穴だらけ。知らずに車が通ると、溝に落ちてしまう事もあります。 その防止策として、道の舗装がボロボロの場所に、鉢に入った植え木を置いておくのです。 鉢すら置いていない“危ない道路”はいっぱいあるので、これはとても“世のため、人のためになるエコロジー”だと思いませんか?
9月24日 野生動物達の生態を全世界にライブ配信へ!by スリランカ
9月23日、スリランカ観光振興局(SLTPB)は、バーチャル技術を使って国内の野生動物達を紹介する、斬新な企画に着手すると発表しました。
観光局は、国内&海外観光客を対象にライブ配信を通して、ユニークな体験が出来るよう目指すようです。...
Vol.103 – (下)犬課長、野生の王国珍入@ヤーラ珍道中膝栗毛
●前回号のあらすじ そもそも今回の旅行は、私達の好意にしている弁護士先生の一言から始まった! 目的地まで着いたには着いたが、途中は波乱の珍道中.. ●さて時間は短かったですが、距離を走るとそれなりに疲れるもの..今日は絶対に帰りたくないと犬課長と私の意見は一致、ホテル交渉役の妻を嘆願するような眼で見詰めると..優しく笑顔で「わかったわ、時間も時間だしまずは昼食にしましょう!」.. しかし行けども行けども良さそうなレストランはありません。平日かつコロナの影響で、旅行客が皆無ということもあり、どこのレストランも開いていないようです。 さてこまった!と思っていると、「いっそのこと、ヤーラ国立公園ゲート近くのXX△ホテルに行って昼食を頂きましょう!私が頼んでみるから..」と妻が.. XX△ホテルはヤーラ国立公園のゲート近くにある二つある高級ホテルのうちの一つで、まず犬課長の入館は無理..去年犬課長は東海岸トリンコマリーの高級ホテルの宿泊に成功しています(Vol.92-犬課長、東海岸トリンコマリー視察!?珍道中膝栗毛に詳細が記載されています) が今回のXX△ホテルは、その比ではない格上のレベル..無理とはわかっていても、お腹がグ~~! 背に腹は代えられず、ホテル正面玄関で妻を降ろし、正面玄関の見える位置に車を止め、妻の指示した通りの作戦「妻が交渉を始めてちょっと経ってからさりげなく犬課長を降ろし、“大きいけれど静かな大人しい犬”だとホテルスタッフにほのめかす」を犬課長にも言い含め、実行したのでした。 はたして、妻と玄関を出てきたマネージャーさんは、やばそうなパンチパーマ..犬課長に近寄り蹴りを入れられると思いきや、優しい声で年齢と名前を聞き、長い間撫でてくれていました..そして私達は、奇跡的にホテルの野外レストランにて大変美味しいランチにありつけたのです。 妻の交渉力もさることながら、課長の名演技、そして怖そうだったけど犬か好きなマネージャーさんで良かった!.. 更にミラクルは続きます..上品で美味しい昼食を堪能した後、支払いを済ませ妻がマネージャーさんにお礼を言いに行った時、信じられない事に、なんとマネージャーさんからサファリキャンプ宿泊(朝食、夕食付)のオファーがあったのです.. 実は妻は食事の時、ひそかに宿泊の可否を聞いていたようです..犬課長は大柄ですが静かな老犬で、宿泊客が少なくコテージタイプになっているサファリキャンプなら問題ないと思って頂いたのかもしれません..ただ問題は宿泊料金です.. ●テントの中にある冷蔵庫、ミニバー ●メインベッド(エアコン付き) ●広いシャワールーム隣には、野外「打たせの湯!?」 ここのサファリキャンプは、スリランカに知れ渡る有名キャンプ!もちろん妻も知っていますので、相当ビビリながら料金を聞くと、パンチのマネージャーさんは、「通常のお部屋の料金で構いませんよ~」とニコニコしてお部屋を案内しながら言うではありませんか..妻と私は目を合わせ、歓喜を悟られないように心の中でガッツポーズ!..妻ははやる気持ちを抑え、パンチのマネージャーさんへ「1泊してみて、その先を決めます..」と言っていましたが、私達が土曜日まで4泊はしよう!と心に決めたのは言うまでもありません。😊 それからの4泊は、まさに表題の「犬課長、野生の王国珍入」状態..夢のような毎日でした。 8月25日初日の夕暮れ時、町へ買い出しに出た帰り道、ホテル近くにて野生のレパード(ヒョウ)とジャコウネコに邂逅、国立公園内でもそうそう会えない猛獣に早速出会い、既に私達は「野生の支配する領域」の中に居るのだな~とワクワクしました。 8月26日翌朝は、犬課長をホテルの浜辺へ散歩に連れて行った後キャンプコテージに戻ると、極近いブッシュ帯の中からガサガサ、バリバリと木を倒す野生のゾウさんの気配..実際コテージ近くで野生のゾウさんを発見して大興奮しました(下記の動画参照)..夕方はワイルドボー(イノシシ)と大蛇(キングコブラ?)の出現で更に興奮..コテージは1.5メートル程の高床式の上に作ってあり柵もあるので、ゾウさん以外の動物達には安全と思われます。 更に8月27日の3日目は、犬課長の散歩に出ようとコテージの階段を降り、10メートルほど坂道を進むと、ごく近くの左側のブッシュから、バリバリと木を倒す野生のゾウさんの気配..本能的に危ないと思い、散歩に行きたがる犬課長を無理やり引きずりながら、コテージに戻り一安心..犬課長をサファリテントに入れて、一度体勢を立て直し、カメラを持って妻と観察に出かけました。 このオスのゾウさんは大変な食いしん坊、コテージの周りに群生しているアカシヤ系の木に夢中で、距離は保っていますが、私達には気付いていないようです..更にコテージのベランダ方向に移動したことから、コテージのベランダから、こちらもゆっくりお茶を飲みながら、ゾウさんの食事を観察することが出来ました。大変ラッキーでした(下記の動画参照)😊 後でホテルのスタッフに写真で確認してもらったところ、このゾウさんは上巻で紹介した四頭の中の一頭で、大人しい「ナッタコッタ」という名前のゾウさんだったことが判明しました。どうして直ぐに見分けられたんでしょうね~しつこく聞き出した結果、そのポイントはどうも尻尾にあるらしい..分かりますかね..♡ そして夜の夕食時は前述のとおり、強烈な驚愕体験でした。 8月28日の4日目は、午後から今回の重要ミッションの一つであった、ヤーラ国立公園内に入り半日サファリを楽しみ、大型のオスのレパード(ヒョウ)、ゾウさんの群れなどはじめ、沢山の野生動物達が会いに来てくれました。 ●大型のオスのヒョウ(距離が遠く画像が綺麗でなくすみません) 8月29日(土)は、いつもの通り野外レストランでゆっくり朝食を取った後、チェックアウト! 土曜日だけに宿泊客がぐっと多くなり、朝食は滞在中初めての「ビュッフェ」を楽しむことも出来ました。 あっという間の5日間、驚愕の体験もありましたが、本当に楽しく心地よくワイルドに過ごすことが出来ました。 食事をする事さえ難しいと思われた超高級ホテルに4泊も、それも最高級のサファリキャンプ..いやはや出来過ぎです。まさに「エビでタイを釣る」というのはこの事でしょうか!?いやいや「棚からぼた餅」と言った方が良いかもしれませんね。 妻の綿密な交渉戦略もさることながら、犬課長がいなかったらサファリキャンプを勧められなかったことを考えると、まさにミラクル!コロナのビハインドを一気に取り戻した気分になったのも当然です。 これも妻と犬課長、そしてパンチのマネージャーさんのおかげだと思っています。 そうそう、弁護士先生の一言が無ければ、このミラクルは起きなかったと思うと、先生にも感謝しなければなりません。本当に楽しい旅を有難うございました。😊 コロンボ国際空港からぐっと近くなったヤーラ国立公園、私達のお勧めNo1です! <弊社プロフィール> 安全に旅してこそ楽しい旅行、Srieko
Vol.103 – (中)犬課長、野生の王国珍入@ヤーラ珍道中膝栗毛
●前回号のあらすじ 旅行に出かけた二人と一匹がホテルの野外レストランで楽しく夕食中、ブッシュの中から一頭のゾウさんが現れる。 夢か幻か!?それを見た私達と犬課長は大変な事に.. ●そもそも事の発端は、私達がお世話になっている人権派弁護士先生の一言から始まりました。 この先生は、とにかく恐ろしいほど頭が切れ、それゆえに突然話題が変わるため、紙一重的な所はあるのですが、それ以外はいたって常識人..仕事とアドバイスには間違いがありませんので、頼りにさせて頂いています。 スリランカ国内ではコロナも落ち着いてきた8月中旬、以前から何度か相談していた案件が片付き、そのお礼にお邪魔した時の事..一通りご挨拶とお礼も終わり、時節柄も国政選挙直後という事もあり、これからの政局や経済がどうなるか?先生にお伺いを立てたところ... 先生は政治経済の話はそこそこに、話題は最近ご家族で行ってきたというヤーラ国立公園の話へ急伸..動物好きな私が「ヤーラ国立公園にはちょくちょく行きたいのですが、高速が途中までしか開通していないので、頻繁にはいけなく残念です」と言うと、「いやいや空港からハンバントタ(ヤーラ近く)まで高速は最近全区間開通し、ハンバントタまで3時間!日帰りも出来ると」言い始めるではないですか.. 以前も何の件か忘れましたが相談の最中、急にシギリヤロックの話題に急伸し、「シギリヤロックの水が頂上に向かって逆流する」だとか、「ロック周辺では重力が違う場所がある」だとか、非物理的な話を聞いた前科がありますので、また出たか!?と話半分で聞いていましたが、.. たしか一年くらい前の新聞に、全区間開通の記事(実際は開通はしたが、営業は保留された)にも載っていた事だし、今回はひょっとして本当に開通しているやもしれない!と思い直し、先生から詳しい状況を頂いて、「南部高速道路、全区間開通確認の旅」に出かける事にしたのでした。 南部高速確認の旅に参加する隊員は、いつものように私達2名の正隊員と犬課長1匹の副隊員、、出発日は「週初めの目覚めよく、体調の良い日」という、なんだか決まったようで決まらない日に定め、なぜか8月25日の朝に隊員全員の波長がピタリ合い、無事出発することが出来ました。 2名と1匹の荷物を車に乗せ、犬課長には特に「高速なのでサービスエリア以外止まれない事」、「途中でトイレに行きたいだの腹が減っただの言い出さないように」言い含め、車に乗り込む前に念には念を入れ、大小済ませるように厳命! ヤーラ国立公園まで、300キロ以上の距離があるので、基本的に犬課長を泊めてくれるホテルやゲストハウスが見つかれば宿泊希望ですがどうなる事やら..強力なホテル交渉役(妻)がいるとはいえ、いつも通りのスリリングな旅の始まりです。 まずコロンボ国際空港の入口から高速空港線に入線、途中カドワッタ方向へ分岐し接続高速路を走り、南部高速に合流します..このルートを使い何度か南海岸マータラまで行ってますので、余裕のドライブ! んん~ん快適快適、ラジオに合わせて鼻歌も出るってなもんです..途中100キロ程にあるベントタのサービスエリアで30分の休憩を入れ、更にハンバントタへ向かって快調に飛ばします。😊 しかし南部の都市ゴールを過ぎ、「この先クジャク注意」の看板があるあたりから、ハンバントタ(Hanbantota)の案内標識が出てくるはずなのですが、なかなか発見出来ません.. いや~な予感が..「あれ~なんだか変だね~そろそろハンバントタの標識が出てきてもいい頃なのに、マータラの標識しかないね~やっぱり高速は繋がっていないかも~嵌められたかも!?」と私、「先生に一杯食わされたかな~あの先生だけにありえる」と妻..しかし私達の心配をよそに、高速はどんどん続いていきます。 今までの高速終点「マータラ出口」を過ぎても、先は続いています。しかも標識は前方をさし「マータラ」..どうなってんの?まだ標識が整っていないのかな~などと呟きながら車を進めていると.. ラジオでマッタラ国際空港でのコロナ関係送還者のニュース..「依然として送還者多いね~」などと妻と話していた時、うむっ!ひょっとしてマータラだと思っていた標識は、実はマッタラだったりして!?と突然思い付いたのでした。 次に出てきた標識を減速しながら良く確認すると..確かにTが二つあるマッタラ(Mattala)の標識、先生の情報から完全にハンバントタ(Hanbantota)を終点と思い込んでいたため、ハンバントタ近郊のマッタラが終点とは思い付かず、マッタラの標識をず~とマータラ(Matara)だと思って運転していた私は、どこへ行く人ぞ異邦人!?.. しかしそれはそれと気を取り直し、不安から解放された私達はいつもにも増して立ち直りも早く、急に先ほどとは打って変わって「やっぱり繋がっていましたね~さすが先生!言ってたことは正しかった」、「先生の言う事は、いつも間違いなし!」などと現金にも既にルンルン気分に戻っています。😊 ほどなく、終点マッタラ出口を出て、真直ぐヤーラに向かいましたが、走行時間を見ると空港入口からマッタラ出口まで270キロ走行して、約3時間弱、実に速い!..ちょっと前まで6~7時間かかっていた道のりが、たったの3時間弱です。先生が「日帰りできるよ~~」と言った意味がよくわかりました。 》Vol.103-(下巻)に続く <弊社プロフィール> 安全に旅してこそ楽しい旅行、Srieko Holidaysはいつもお客様の安全を第一に考えて旅行のお手伝いをしています。 *インド洋を優雅に泳ぐシロナガスクジラ観察 *「ウミガメの産卵ツアー」大好評 *高原列車で紅茶畑&紅茶工場巡り大好評 *GTフィッシング 9月15日 山倉 義典
Vol.103 – (上)犬課長、野生の王国珍入@ヤーラ珍道中膝栗毛
皆様、こんにちは。 日本は大型台風の季節到来で、各地で大きな被害が出ていますが、お元気でお過ごしでしょうか。被災された地域の一刻も早い回復を願っております。 スリランカは、国内の新規コロナ感染者の落ち着きをうけ、経済活動もほぼ正常となり、市民は休日、祝日を利用して旅行に出かけるなど、リラックスできるようになりました。 TVでのコロナ関係の放送もすっかり減り、最近は国政選挙に大勝した与党(SLPP)による憲法改正や、国内の制度改革に焦点を当て放送されています。 しかし油断は禁物、諸外国では第二波、三波が起きている事、スリランカ人帰国者からは少なからずコロナ感染者がいる事を考えると、政府として空港での一般観光客受け入れには、慎重にならざる得ないところです。 さて今回は、8月末に南部高速ハンバントタ線の業務開始の確認と称し、ヤーラ国立公園に出かけ野生動物達の領域へ足を踏み入れた時のお話です。お楽しみください。 ●2020年8月27日(木曜)の夕食時8時半頃 ホテルの野外レストランにて夕食のコースメニューを頂いている時の事 灼熱の昼間とは違い、涼しい風が心地よい..アカシヤの下に二人用のテーブルをセットしてもらい、ちょうど前菜の後のクラブスープ(ちなみに妻はクリームスープを選択)を飲み終わった頃でした..海辺にあるホテル周辺に生い茂るブッシュと言われる低木は、月明かりで大小さまざまなシルエットを浮かび上がらせています。 ブッシュの先にもケロシンを使った篝火が灯っており、バトラーは度々野外レストランから料理や飲み物を持って出入りしている事から、近くの丘でパーティーやっているのか..丘の方から楽しそうな歌声が聞こえてきます。 「ここのホテル食事は美味しいね~しかもコースだけど毎日選べるメニューが変わって、一週間いても飽きないかもね」とワインを飲みながら心地よくメインの料理を待っていると..妻が不思議そうに眼だけ動かせて、そこを見て!というように無言で私の後ろ側を指さしています。 何だなんだと、さしている指の先をたどってみると..「ううっ!」声にもならないような唸り声をあげ唖然とした私..月明かりに浮かび上がるブッシュをバックに、高さ3メートル半はあろうかという巨大なゾウさんが15メートルほど先に!しかも私達の方にゆっくり向かって来ます。 ●私からはこんな感じに見えました。(あまりの驚きで、写真を撮る余裕はありませんでした😊) 直観的に危ない!と思う間もなく体が反応し、椅子から転げ落ちた私は、足元でくつろいでいた犬課長を連れて妻と逃げようとするのですが、とっさの事でテーブルから2メートルほど逃げるのがやっと..犬課長は私達の異変にやっと気付いたらしく、「ワンワン」吠え始めています..もうもうやばい!と思った瞬間、ゾウさんは突然方向を変え、駆け足で右側のブッシュへ消えていきました。 ウエーターさん達は慌てて助けに来てくれましたが、時すでに遅し!ゾウさんの影はなく、野外レストランで食事を楽しんでいた人達も、私達の尋常ならぬ状況を見て、何が起きたのか?とかなり騒然となっています..ゾウさんの逃げて行ったブッシュ側に集まって、まだ近くにいるのではと観察している人もいましたが、一瞬(私には一分以上に感じました)の出来事でしたので、ブッシュの方向からは、既に何事もなかったがごとく夜虫の声が聞こえてくるだけでした。 素早く逃げ、比較的冷静に状況を見ていた妻によれば、振り向きざま目の前へのゾウさん出現で、私はあまりにびっくりして一瞬腰が抜けたような状態になり、その騒々しさにびっくりした犬課長は、私に向かって吠えてたとの事😊..な~んだ、犬課長は私を守るためにゾウさんに吠えていたのではなかったのね~..な~るほど!たしか数年前家に泥棒が入った時も、寝室で大鼾をかいて寝ていて、翌日の警察の現場検証の時も、「犬は吠えなかったんですか?」と不思議がられた、「お墨付きのバカ犬」だったと改めて認識した次第です。(笑) 興奮冷めやらぬ私達は、ゾウさんの出現で余計お腹も空いたため、再びテーブルセッティングをしてもらい、メインコース(妻はビーフ料理、私は海鮮料理)、それぞれ好みのデザート等を頂きながら、その日はゾウさんと犬課長の話で盛り上がったのは、言うまでもありません。 レストランのマネージャーの話では、今回出現したゾウさんはホテル周辺のブッシュ帯に度々現れ、カバリエと命名されている大変危険なゾウである事、ホテルスタッフは、このカバリエに何度となく追い回されたり危害を加えられている事、またホテル周辺の一帯には計4頭の野生のゾウさんが生息しており、そのうちの一頭(ナッタコッタ)は、唯一おとなしい性格であるとの事でした。 食事も終わり、本館から離れにあるサファリキャンプへ帰ろうとすると、マネージャーさんがブッシュの中を歩いて帰るのは危険だという事で、カートを用意してくれました。 犬課長もいるので、恐縮しながらカートに乗り込み、サファリキャンプに戻りながら、「もし再び手前のブッシュからカバリエが出てきたらどうしよう」と、妻と話しながらコテージに着いてまたびっくり!ドライバーにチップを渡し、カートを降りるとホテルのレストランマネージャーさんと、フロントオフィスマネージャーさんがカートの後ろに立っているではありませんか..私達を心配してくれて、後から付いてきてくれたんですね~。 一息ついて、コテージのベランダから真っ暗なブッシュに見入ると、あまりの静かさに心臓の鼓動さえ聞こえてきます..今夜の夕食時に起こった事は本当だったのか?幻だったのか?..その答えはカートの後ろについて送ってくれたマネージャーさん達.. 美味しい食事を頂き、スリリングな体験までできた8月27日の夕食は、私達にとって一生の思い出となることでしょう。驚愕の体験とは、まさにこのことでしょう..😊 》Vol.103-(中巻)に続く <弊社プロフィール> 安全に旅してこそ楽しい旅行、Srieko Holidaysはいつもお客様の安全を第一に考えて旅行のお手伝いをしています。 *インド洋を優雅に泳ぐシロナガスクジラ観察 *「ウミガメの産卵ツアー」大好評 *高原列車で紅茶畑&紅茶工場巡り大好評 *GTフィッシング 9月15日 山倉 義典
9月15日 首相、観光スポット整備を指示
スリランカ現地新聞報道によると、マヒンダ・ラジャパクサ首相は関係大臣へ、世界遺産を始めとする観光スポットの整備(道路及び環境整備を中心)を指示しました。
観光立国を目指すスリランカ政府は、海外一般観光客受け入れを始める(空港を正常業務に戻す)前に、各観光スポットの整備を行い、快適で安全に観光をしてもらおうと考えているようです。
気になるのは修復作業を行う資金と、いつ海外から一般旅行客入国を解禁するのかという事。...
Vol.102 – 2020年スリランカ、みんなみんなランカ流!(第二話)
皆様、こんにちは。 日本は超大型台風のフェーン現象で、大変暑いと聞いておりますが、お元気にお過ごしでしょうか。コロナ第二波の蔓延も心配ですが、大型台風も十分気を付けてくださいね。 スリランカは、国内の新規コロナ感染者の落ち着きをうけ、経済活動もほぼ正常となり、市民は休日、祝日を利用して旅行に出かけるなど、リラックスできるようになりました。 しかし空港は、依然として一般旅行者、出張者への対応を停止しており、海外からのスリランカ人帰国希望者の受け入れを優先的に行っています。 今のところスリランカ人帰国希望者が多く、帰国者の中には少なからず感染者がいる事、また諸外国にて第二波、第三波が起きている事などから、政府は海外からの一般旅行者の受け入れ開始時期について、慎重に検討を続けていて、まだまだ開港には時間がかかりそうな状況です。 さて今回も、「みんなみんなスリランカ流!(第二話)」をお楽しみください。スリランカに滞在した事のある人は、なるほど!と思うこともあるのでは😊 ●絶対に「知らないとは言わない」スリランカの人々 私達は仕事柄、観光地やホテル等の視察のため、時間を見つけてはスリランカの各地に出かけています。 もちろん、二つの目よりは四つの目、四つも目よりは六つの目という事で、妻と犬課長もいつも同行していますが、いまだに文明の利器であるGPSを使わず、使い古した地図を片手に移動しているため、道に迷うことが度々あります。 スリランカの道は細く地図に載っていない道が多く、また似たような地名が多いため、一度道に迷ってしまうと、目的地に着くのは結構大変です。さらに大変なのは、道順は地元の人に聞け!というのが定石ですが、その辺の道行く紳士や学生に「この場所に行きたいのだけれど、どういったらよいのか」と尋ねると、聞く人聞く人の言う事が違っていて、なかなか目的地へ着けない事がよくあります。 ある人に聞いた道順通りに来たつもりが全然別の場所??...不安になり、辺りの他の人に聞くと、今度は逆方向を指さし「後ろの方向にXX㎞程だよ」なんて言われると、気がめいってしまいます。 決して悪気があるわけではないと思うのですが、分からない時は、「知らない」とはっきり言ってもらえれば、こちらも「あっそうですか、有難うございました」と他の人に聞くというものなのですが、スリランカ人の優しさなのか、はたまた他の理由なのか...はっきり「知らない」とは言わないところが、この国の今一つの所なのかもしれません。良く言えばスリランカ流なのでしょうが😊.. ところで、目的地がなかなか見つからず、GPSも無く、完全に迷子になって困った時、皆さんはどうします? 私の場合、町にある薬局に駆け込みます..「ええっ~道に迷って何故薬局なの?」と思われる方はいらっしゃると思いますが、別に心労がたたって体調が悪くなったからではありません。 まず薬局の人は薬剤師という仕事柄、薬の名前など英語に触れる機会が多く、現地語(シンハラ語)を全く話せない私でも、会話がスムーズに進む可能性があります。 また一つに、スリランカには緩いカースト制が残っているため、薬局の子供は薬剤師の場合が多く、古くからその地で薬局をやっていると思われ、周辺の地理に詳しいかもしれないということです。ここまで行くのに8年かかりましたが... いままでの話は道に迷った時の話ですが、他にもいろいろな場面でスリランカの人々は、自信満々で「もっともらしく」教えてくれます。そして私達も私達で疑いながらも、ついつい信じてしまって、懲りないと言えばそれまでですが、度々痛い目に会ってしまうという寅さんも真っ青のワンパターン!なのです。 世界的にみれば「知らない」と言う親切心もあるんですがね~..慈悲の心に満ちたスリランカの人々には、多分一生理解できない事なのかもしれませんね。 ●ランカ流砥石(といし)の類 先日NHKにて日本の「刀の文化」を特集していました。 気難しそうな刀職人が、真っ赤に焼けた鉄の塊を、時間をかけながら何度も何度も打ちながら、刀の形に仕上げていく..そして荒砥、中砥と進み最後に、鏡のような滑らかな砥石で刀に魂を入れていく光景を見た方もいらっしゃると思います。 尺八の音響効果も抜群で、刀の事は全く分かっていない私ですら、「これぞ匠の中の匠、実に美しい日本の芸術!」といたく感動したものです。 ここスリランカでも刀とまではいかないですが、刀と包丁の中間のような短剣があります。 この短剣、長さは50センチ程で反っており、スリランカの人々は主に、椰子のカット、枝打ち、お肉や大きな魚の解体、などによく使っているようですが、切れ味抜群の逸品です。 感情的なもつれから、この短剣で刃傷沙汰が起きた等の事件報道を、新聞でたまに見ますので、人の殺傷能力も相当なものだと考えられます。 という事で、どんな方法で砥いでいるのか興味津々、NHKの匠の世界まではいかないまでも、さぞかし丁寧に砥ぎを入れているのではと期待し、魚市場で観察した事があります。 夕方4時、その日獲れた大きな魚が魚市場にごろごろ並んでいます..ここスリランカでは、大きなお魚を市場で買って、市場の横にいるオジサンに、適当な大きさに解体してもらうスタイルです。.. オジサンは顧客の要望に応じ、例の短剣で二尺はありそうな大きなお魚を素早くさばいていきます。..短剣の切れ味は抜群ですので、大きな魚も小鯵をさばくがごとく簡単にバッサバッサとこなしていきます。 見とれていると、オジサンは、定期的に短剣を地面コンクリートに擦り付けて、短剣に付いた物を取っているようです..魚の油でも取っているのかな!?..コンクリートの地面には魚の内臓が散らばりかなり不衛生!..汚いな~お魚を買ってもオジサンに解体は頼めないな~と独り言ちしながら観察を続けたのですが、結局その日は短剣砥ぎの奥義を見ることは叶いませんでした。 ところが数日たったある日の朝、ついにその日はやって来ました。 犬課長を車に乗せビーチにお散歩に行く途中、ビーチ近くの橋の袂にある肉屋のオジサンが、例の短剣(包丁?)を砥いでいる場面に邂逅しました。 助手席にいた妻が、100メートル程先にいる、上半身裸(下半身サロン)のオジサンを見つけ、「オジサン、橋の上で何やってんだろう」というので、魚釣りでもしているのかなと、ゆっくり近づくと、橋の欄干の手すり(コンクリート製)を砥石代わりに、刃渡り50センチはあろうかという立派な短剣(包丁?)を、慣れた手付きで砥いでいます..更に欄干をよく見ると、手すりは度々砥石代わりに使われいるらしく、変形してるか所も数か所..そういえば市場のお魚屋さんも、コンクリートの地面に擦り付けていたな~と妙に納得。 周りにあるコンクリートを砥石代わりにするランカ流!知り合いによれば、アスファルトバージョンもあるとの事.. どんなに探しても、スリランカには砥石が売っていない訳ですね。😊 ●業者は手ぶらでやってくる 「バカヤロー、二度と来るな!」「君、我が家に何しに来たの!」と怒鳴る事数知れず..業者を頼む毎にイライラさせられるスリランカ、きっと私だけではないと信じているのですが、他の方々は如何でしょうか。 というのも、約束の時間通りに来ないのは、まあ南アジアなので仕方ないにしても、なぜ大事な仕事道具を忘れてくるのか?持ってこないのか?とにかくここでは信じられない事が起こります。 例えば、雨漏り(今までスリランカ国内で3回引っ越しをして、前の3軒は百発百中!今住んでいる家は、幸運にも今のところ雨漏りはありません)があると直ぐに大家に連絡し、業者を呼んでもらうのですが、この業者がまたいい加減..来る来ると言いながらなかなか来ない、やっと来たと思っても、屋根を直すのに梯子も持ってこない..皆さん信じられますか?屋根を直す業者が梯子を持ってこないんですよ..更に水道管が詰まったときには、スパナを持ってこない配管屋..電気系統に問題があって呼んだ業者は、テスター、ドライバーなどを忘れてくる電気屋などなど...こんな業者ばっかり..こういう奴らに限って、口だけ達者で修理に時間だけかかり、結局治らない! このようにスリランカでは業者とアポを取っても、本当に来るのかどうかを先ず心配し、たとえ来たとしても、仕事道具を持ってくるかどうかを心配し、最後に本当に治っているか?さらに壊されていないか?を心配しなければなりませんので、一つの事をやるのにも、三倍も四倍もエネルギーが必要というわけです。.. 首都圏のプール・ジム付きの豪華コンドミニアム住み、何不自由なく生活していた駐在員時代とは打って変わって、一軒家に住むというのは、犬と一緒にのんびり生活が出来る反面、それなりに苦労もそこそこあるという事です。 ちなみに、シンガポール、マレーシアなど東南アジア四か国に駐在していた時は、アポから遅れても半日ほどでしたが、ここ南アジアのスリランカは、一日、二日単位で動いているんですかね~まあ大河のように時間が流れている国なので、ランカ流!?と思えば、仕方ありませんかね。😊