Vol.107 – みんなみんなランカ流!きっと私もランカ流(最終話)
皆様 新年あけましておめでとうございます。 昨年中の皆様のご支援と指導に心より御礼を申し上げます。 第二波、第三波、新種の感染拡大と、まだまだコロナとの戦いが続く毎日ですが、今年は一年遅れの東京オリンピック開催という明るい話題もあります。 また、観光立国を目指すスリランカも、1月23日より約十か月ぶりに一般旅行客へ空港の再開を行うという報道が1月頭にありました。 国内感染拡大がなかなか収まらない中での発表ですので、まだまだ状況次第でどうなるかわかりませんが、政府の施策に期待したいところです。 弊社も空港再開に向け、皆様がより安全に、より快適に、スリランカを訪問できますよう、怠りなく準備を整えておきたいと思います。 また、スリランカの最新ニュースの発信を通して観光業界の発展に寄与できるよう努力してまいります。 弊社ウエッブサイトも一層の充実を図ってまいりますので、宜しくお願い致します。 皆様におかれましては、本年が更に飛躍の年となられますよう願っております。 本年もご支援と指導の程、宜しくお願い致します。 新年を迎え、新たな気持ちで「みんなみんなスリランカ流!きっと私もランカ流(最終話)」を発刊しました。 スリランカに滞在した事のある人は、あるある!と思うケースが多いのでは。😊 いつでも、どこでも、混沌・カオス!? 混沌という言葉を辞書で引くと「無秩序で様々な要素が入り乱れ、一貫性を見出せないごちゃごちゃした状態」とありますが。スリランカの公用語は英語なので「カオス」というのがしっくりくるでありましょうか? スリランカのすべてのカオスを紹介すると一日かかるかもしれませんので、今回は日本人ドライバーの目線で見た「スリランカの道路交通事情」を例に挙げてお話します。 スリランカで運転している私は、運転する毎に「よくこれで事故が起きないものだ」と感心しています。 もともとスリランカに来た当初はドライバーに運転を任せていたのすが、次第に面倒くさくなり自分で運転するようになりました。今ではもう慣れたものですが、当初は運転するにつけ閉口したものです.. スリランカの道路は最近少し良くなってきていますが、幹線道路でも一様に道幅は狭くて対面通行の片側一車線が基本、片側二車線道路は都市部以外まれで、安全な明るい街灯のある歩道も少ないのが一般的です。 その狭い道を、ありえないスピードで爆走し、それぞれが自分の勝手な解釈に合わせ運転するランカ流ドライバー達.. 「こらっ!」と運転中に何度叫んだことか..本当にこのランカ流の人達、教習所で何を学んでいるのでしょうか?それともはなからルールやモラルを守る気がないのでしょうか??実際どうなんでしょう😊 クラクション過多、信号無視、優先道路無視、飛び出し、カットイン、車間詰め、車幅詰め、逆走、どこでもUターン(高速で「路肩駐車禁止、Uターン禁止」の標識がある)などは日常茶飯事!すごい奴になると平気で公道の真ん中に車を止めて、後ろの車の渋滞する迷惑を省みず、車の中から外の店の主人と長々と話し込んでいます.. 警察がいれば注意するのでしょうが、誰も注意をしないところを見ると、周りの人達はごく当たり前の光景だと思っているんでしょうね。 とにかく警察の視ていない所(罰金を取られなければ)では、どんな違反をしようが、どんなに人に迷惑をかけようが、問題ないと思っているのではないかと疑いたくもなるものです。 また、自分の都合の良いように考える国民性!?からか、「きっと相手が止まってくれる」、「きっと速度を緩めてくれる」と期待をしていのか、スピードの出る幹線道路でも無謀なカットインや飛び出しが多く、キキキーと急ブレーキをかけざるを得ない事が日常化しています。 飛び出しはバイク、オート三輪、車ばかりではありません!大きい物でいえばトラクター、牛などなど、自転車、人、犬、ヤギまでも予想もしない場所で道路を横切るので、スピードの出る幹線道路の運転は特に注意が必要です。 更に更に、先ほど道路の真ん中に車を止めて話し込むドライバーの話をしましたが、オート三輪、バイク、自転車、歩行者も同じようなもの! 狭い公道を自分達だけの道のごとく、オート三輪、バイク、自転車、人が道いっぱいに広がって通行している事をよく見かけます。 道が狭く歩道が少ないので、人は少々広がって歩くのは仕方がないにしても、オート三輪、バイク、自転車どうしで話しながら2列、3列に重なってノロノロと運転しているのは如何なるものでしょうか..しかもいい歳のオヤジ達もいます! ちなみに、この手のオヤジ達は厚かましくクラクションを一二度鳴らしただけでは、なかなかどいてくれません..かといってケタタマシク鳴らせば、「なんだこの野郎!」とこちらを鋭い目でにらんで威嚇さえしてきます😊 どこの国でも、バイク、自転車等の運転は、路側に寄りながら1列で!と習ったはずで、これが世界共通の常識ではないかと私は思っています..2列3列になって、トロトロ道を塞ぎながら通行していたら、どこの国でも文句を言われるというものですが、この国では.. この国に10年もいると、どっちが正しいのか分からなくなる時があります。どうも私も常識というネジが一本、二本と抜けてしまったのかもしれないと心配になるこの頃、スリランカのローカルに「運転慣れてきたね」と言われた事がありますが..素直に喜べず、どういう意味だったのだろうと思い返すことがあります。😊 道路交通事情はスリランカの代表的なカオスですが、実際には政治から経済、一般市民の生活まで多岐にわたります。 憲法、法律、規制、社会の暗黙のルールはもちろん存在するのですが、人それぞれが、自分の都合の良いように解釈し、行動し発言しがちな国民性のためこの「カオス」、良く言えば「多様性」が生まれるのかなと思います。 コロナ第二波の感染拡大が深刻なスリランカですか、コロナだけで関係省庁が20か所以上ある事に驚き!、その省庁の長(大臣であったり、長官であったり)が自身の利害関係で勝手な事を言ったりする、公約したりするのに驚き!、その下の軍、警察、役人をはじめとする公務員は事後処理で振り回され、朝令暮改を強いられる国民は更に驚き惑わされ、カオスになるわけですね。
1月5日 1月21日コロンボ国際空港(BIA)再開!観光大臣 😊
観光大臣のプラサナ・ラナトゥンガ氏は、スリランカの空港を1月21日よりヘルスガイドラインに従って、商用便と観光客向けに正式に再開すると述べました。
これにより、1月21日よりコロンボ国際空港(バンダラナヤケ国際空港BIA)とマッタララジャパクサ国際空港(MRIA)は、商用便と観光客向けに約10か月ぶりに再開する予定です。..
ウグラッサ(Uguressa)
●食べる前にコロコロしてください!
というのもこのウグラッサ、食べる前にテーブルの上で、掌を使ってコロコロし、少し柔らかくするのがコツ!..あら不思議..コロコロした後のウグラッサは、渋みと甘みが程よく果実の中で混じり合い、渋味がまろやかに甘みは増し、まさに調和に満ちたスリランカの味になるのです。
ウッドゥアップル(Woodapple)
一見メロンのように見えますが木にぶら下がっています..表面はごつごつしていて包丁の歯がかけるほどの硬い殻、テニスボール大のこのフルーツは、スリランカを代表する熱帯フルーツ!ウッドゥアップルです。
包丁が使えないので、普通は金槌🔨を使って割ったり、地元の人達は道路にぶつけて割って中身を頂きます。😊
カシューナッツ(Cashew Nuts)
熟したジャンブーのように見えますが、下に貝のようなものが..これを見ただけでこの果実を言い当てられる人は、世界広しといえどもそうは居ないでしょう。
実はこの果実は、下の灰色の貝の様なところを頂くのですが。..
グァバ(Guava)
熱帯ならではのフルーツ、グァバは南国のフルーツの代表格です。
イチゴや桃のようなさっぱりした風味で、そのままフルーツとして頂くだけではなく、ジュースやジャムにしても大変美味しく頂けます。..
サワ―ソップ(Soursop)
ツルっとした表皮に無数にあるとげとげ、どこから見ても怪しげで近寄りがたいこの果実は、バンレイシ家(バンレイシ科植物)の三姉妹の中で存在感抜群の長女といわれるサワ―ソップ!大きいものはラグビーボール大の物もあり食べ応え抜群です。
シュガーアップル(Sugar Apple)チェリモヤ(Cherimoya)
今回ご紹介するシュガーアップルとチェリモヤはバンレイシ家(バンレイシ科植物)の三姉妹の中で二女と三女の関係、とても仲良しで見た目こそ少し違いますが、中身はそっくりなフルーツです。
その見慣れない形から、どんな味がするのだろう?熱帯独特の強烈な癖のある..といった誤解をされがち!?
ジャックフルーツ(Jackfruit)
スリランカ全域に育成しており、村で100mも歩けばジャックフルーツの木を見ることが出来るという程、ポピュラーな果実で、バナナとリンゴが混ざったような甘ーい香と、クランチーな歯ごたえ..
ジャンブー(Jambu)
何といっても食べやすさが特徴で、ピンク色の皮ごとガブリといけて、なお種無しという便利さ!庭にこのジャンブーの木がある家も多く、収穫の季節になると木から甘い香りが漂ってきます。..
スターフルーツ(Star Fruits)
見た目は何か変な形のフルーツに見えますが、輪切りにするとあらビックリ!星のように見える事からこの名前が付いたのでしょう..あまりにもそのままの名前なので、憶えの悪い私でも直ぐに名前を覚えた南国を代表する果物です。..