2月26日 ナワン・ペラヘラ祭り!ゾウさんのおめかし!?
例年はコロンボ中心部で行われるため観客が多く華やかで、ガンガーラマ寺院を中心に、仏歯をのせたゾウさん達と踊り子達が、周辺のベイラ湖を周るように練り歩きますが、今年はコロナの影響で、飾り付けも控えめ、参加したゾウさんも10頭程と大変寂しいペラヘラ祭りとなりました。..

2月16日 コロナ変異種感染!スリランカ政府の対応は?
ここスリランカでは、昨年10月に始まった第二波の感染が、今年に入りさらに拡大!先週の2月9日には一日の感染者数が1000人に迫る過去最多の976人を記録しました。
スリランカ・コロナ感染者数推移 ●グラフから10月以降感染拡大が止まらない事を読み取れると思います。

Vol.108 – 空港再開とコロナ@スリランカ
皆様こんにちは。 日本も2月頭に終了予定だった国家非常事態宣言が一か月延期と、旅行業界をはじめとする各種産業は再び忍耐の時期かと思いますが、お元気にお過ごしでしょうか。 世界中で猛威をふるうコロナは、南ア型、英国型、ブラジル型..と変異株が増え続けており、ワクチンの効果が余り望めない変異種もあるとかで、収束の目途の立たない不安な世の中になっています。 先は分かりませんが、ワクチンの効果や供給状況をみますと、少なくとも今年いっぱいはコロナと共存しなければならない状況なのでは..と思うと気持ちが折れそうになります。 コロナ第二波、第三波で世界中がロックダウンや隔離など自粛ムード続く中、1月21日にスリランカ政府は旅行者向けにコロンボ国際空港(BIA)とマッタラ国際空港(MIA)の両空港を再開しました。 「ええっ!どういう事?世界中の流れと逆行しているじゃない。こんな状況下で空港再開して大丈夫なの!?」と思われた方は、多くいらっしゃるのではないかと思います。 スリランカの直近のコロナ状況を知れば、更に疑問と疑念が増すことでしょう! というのも国内では、昨年10月頭から広がっているコロナ第二波の感染拡大で、今年1月に入り一日当たりの新規感染者の過去最多数を何度か更新し、ついに2月に入って1000人近くとまたまた過去最多更新!更にUK型異変種感染者も数か所で報告され感染増加は衰えることを知りません。 スリランカ・コロナ感染者数推移 ●グラフから10月以降感染拡大が止まらない事を読み取れると思います。 当然病院のベッドは限られた中、感染者は増大するわけですから、病院だけでは対応が間に合わず、リゾートホテル等も緊急医療施設(病院として入院)として使われて始めています。 また、その緊急医療施設も足りなくなってきたため、1月下旬にはコロナ陽性者であっても、軽症者の場合は二~三日自宅療養する事となりました。 感染者が出た場合、その周りの家族や接触者などは隔離しなければいけません。 数にもよると思いますが、感染者の多い場合は地域全体の隔離、さほどではない場合は家族や接触者の政府の定める隔離施設への入居隔離となります。感染者の数倍の家族や知人がいる事を考えると、10月の第二波で感染者が急激に増えましたので、隔離施設の供給が追い付かず、地域全体の隔離処置が増えたのは仕方のない事だったのでしょう。 更にコロナの影響で、主に職を失った海外からのスリランカ人出稼ぎ労働者の帰国希望者が多く(ずいぶん帰国しましたが、1月末時点でまだ数万人の帰国希望者が残っていると言われています)その人達も、帰国後二週間程の隔離が必要なため政府の隔離施設が間に合わなくなり、当初より多くのリゾートホテルが隔離施設として使用されています。 更に更に、コロナ感染者が増加する中、スリランカ政府は「コロナは完全にコントロールされている」とポジティブ・キャンペーンを張り、ヘルス・ガイドラインを守っていれば安心だという雰囲気を作っており、それを信じる一般市民は週末ともなると郊外のリゾート地に出かけ、ますますコロナが広がっていくという悪循環です。 なんだか日本のGOTOに似ていますが、これは似て非なるもの!日本の場合は政府から業界に補助金が出ていますが、スリランカ政府は補助金など一切なし、業界が自主的に負担といった構図です。(笑) ということで、国内の状況だけまとめてみても ●感染者のベッド不足 👉 リゾートホテルを緊急医療施設として使う。 ●感染者の家族又は接触者の隔離施設不足 👉 リゾートホテルを隔離施設に使う。 ●スリランカ出稼ぎ労働者の隔離施設不足 👉 リゾートホテルを隔離施設に使う。 ●一般市民の旅行宿泊 👉 リゾートホテルに宿泊する。 もちろん、それぞれの用途別にホテルは分けられていて、一般市民と隔離中の人々や陽性者は同じホテルに泊まることはありません。 しかし、リゾート地という地域で見ると、あるホテルは緊急医療施設として使われており、その隣のホテルは隔離施設に使われており、そのまた隣のホテルは一般市民が宿泊して、プールサイドでくつろいでいるという事が現実に起こっており、まこと奇妙な状態になっています。 この奇妙な状態に今回の空港再開で、海外から来た旅行者向けのホテルが加わりますので、増々リゾート地は奇妙なキテレツ状態に見えてきます。 ところで、旅行者にはバイオバブル(入国後隔離なし)の入国が認められていますが、以下の厳しいガイドラインが課せられます。 ●スリランカ便ご利用前96時間以内のPCR検査陰性証明 ●ETA(スリランカ入国VISA)取得時にPCR検査費用(空港到着時必須、他滞在日数による)及びコロナ保険費用の加入 ●政府承認のレベル1ホテルに宿泊要(到着後14日間、14日より先は自由) ●政府承認の観光地のみ訪問可能(他訪問地は訪問禁止) ●公共交通手段禁止、一般人との交流禁止 他諸々 こんな制約を課されてまででも、少ないですが旅行者の方々のいるのには大変驚いています。.. しかも国内ではコロナ感染者が増えている状況では、旅行者にとっても、一般市民にとっても感染の危険が伴いますし、ビクビクしながら旅行しても第一楽しくないと思うのですが、どうなんでしょうか。 旅行業を営む私達としては、もちろんお客さんにたくさん来て欲しいのは山々ですが、楽しんで頂けない旅行では私達も望みません。 案の定、空港開港から3週間が経ちましたが、一部の特定な観光客を除き、政府観光局が期待していたような数字には程遠いようです..おかげで、海外からの観光客専用ホテル(レベル1ホテル)はシワ寄せを食い、週末でも数部屋と閑散としていて、寂しいゴーストホテル化しています。 余りの外国人宿泊者の少なさに、海外観光客専用ホテルのいくつかは、レベル1ホテルの登録を辞退し、ローカル客に傾注するホテルも出始めています。 私の個人的な見解ですが、ワクチン接種が安定し、効果が見えてきた頃人々は動き始めるのかなと勝手に思っています。それにはあと一年はかかりそうな気がしています。 上記のような多くの制約を課されてでも、スリランカに来たいという人は多くはないと思いますし、世界各国が空港閉鎖、ロックダウンしている中、スリランカだけ空港を再開しても、来たくても来れないのではないでしょうか。..周りが全く見えていない!世界の情勢が全く読めていない!まさに今のスリランカにぴったり当てはまる言葉だと思います。 目の前の大災害に向き合わず、経済優先の前のめりの政策は、いずれ国民の涙となり帰ってくることを忘れないで欲しいと思います。 この国は、一部の権力層が右といえば右に動き、左といえば左に動く傾向が強くありますが、世界情勢を謙虚に見習い、国民から教えを乞う事こそが今一番大切な事なのではないでしょうか。

1月28日 コロナ禍、寂しい2021年ドゥルス・ペラヘラ祭!
ドゥルス・ペラヘラ祭りは。毎年ケラニヤ寺院にて1月のポヤデー(満月の日)に3日程行われるペラヘラ祭りです。スリランカ最大のキャンディ・ペラヘラ祭りに次いでの規模を誇ります。しかし今年はコロナのため、昨日27日1日のみ開催、開催時間も2時間程とごく短く、飾りも質素で少し寂しいペラヘラ祭となりました。..

1月18日 17日コロナ感染者数スパイク!空港21日開港。😊
1)1月17日の現地英字新聞Daily Mirrorによると、17日一日の感染者は749人に達し感染者累計は53,063人となりました。
2)また、本日の犠牲者数も8人(65歳以上高齢者中心、27歳1人含む)となり累計は264人となりました。
3)スリランカの国際空港(コロンボ国際空港(BIA)、マッタラ国際空港(MIA))は1月21日より約10か月ぶりに開港します。

1月13日 明日はヒンズー教徒の収穫祭=タミルタイポンがル!
明日1月14日はタミルタイポンガル Tamil Thai Pongal!ヒンドゥー教徒であるタミル人が収穫を祝い、自然の恵みに感謝する祭りです。
「タイポンガル Thai Pongal」というのは、ミルクライスの事。
具体的には、明日1月14日の早朝、日の昇る前にミルクライス(収穫した新米、ミルク、グリーンクローブの実、砂糖)を炊き、ヒンドゥーの神に献上し、豊作を祝い感謝の気持ちを伝えます。...

Vol.107 – みんなみんなランカ流!きっと私もランカ流(最終話)
皆様 新年あけましておめでとうございます。 昨年中の皆様のご支援と指導に心より御礼を申し上げます。 第二波、第三波、新種の感染拡大と、まだまだコロナとの戦いが続く毎日ですが、今年は一年遅れの東京オリンピック開催という明るい話題もあります。 また、観光立国を目指すスリランカも、1月23日より約十か月ぶりに一般旅行客へ空港の再開を行うという報道が1月頭にありました。 国内感染拡大がなかなか収まらない中での発表ですので、まだまだ状況次第でどうなるかわかりませんが、政府の施策に期待したいところです。 弊社も空港再開に向け、皆様がより安全に、より快適に、スリランカを訪問できますよう、怠りなく準備を整えておきたいと思います。 また、スリランカの最新ニュースの発信を通して観光業界の発展に寄与できるよう努力してまいります。 弊社ウエッブサイトも一層の充実を図ってまいりますので、宜しくお願い致します。 皆様におかれましては、本年が更に飛躍の年となられますよう願っております。 本年もご支援と指導の程、宜しくお願い致します。 新年を迎え、新たな気持ちで「みんなみんなスリランカ流!きっと私もランカ流(最終話)」を発刊しました。 スリランカに滞在した事のある人は、あるある!と思うケースが多いのでは。😊 いつでも、どこでも、混沌・カオス!? 混沌という言葉を辞書で引くと「無秩序で様々な要素が入り乱れ、一貫性を見出せないごちゃごちゃした状態」とありますが。スリランカの公用語は英語なので「カオス」というのがしっくりくるでありましょうか? スリランカのすべてのカオスを紹介すると一日かかるかもしれませんので、今回は日本人ドライバーの目線で見た「スリランカの道路交通事情」を例に挙げてお話します。 スリランカで運転している私は、運転する毎に「よくこれで事故が起きないものだ」と感心しています。 もともとスリランカに来た当初はドライバーに運転を任せていたのすが、次第に面倒くさくなり自分で運転するようになりました。今ではもう慣れたものですが、当初は運転するにつけ閉口したものです.. スリランカの道路は最近少し良くなってきていますが、幹線道路でも一様に道幅は狭くて対面通行の片側一車線が基本、片側二車線道路は都市部以外まれで、安全な明るい街灯のある歩道も少ないのが一般的です。 その狭い道を、ありえないスピードで爆走し、それぞれが自分の勝手な解釈に合わせ運転するランカ流ドライバー達.. 「こらっ!」と運転中に何度叫んだことか..本当にこのランカ流の人達、教習所で何を学んでいるのでしょうか?それともはなからルールやモラルを守る気がないのでしょうか??実際どうなんでしょう😊 クラクション過多、信号無視、優先道路無視、飛び出し、カットイン、車間詰め、車幅詰め、逆走、どこでもUターン(高速で「路肩駐車禁止、Uターン禁止」の標識がある)などは日常茶飯事!すごい奴になると平気で公道の真ん中に車を止めて、後ろの車の渋滞する迷惑を省みず、車の中から外の店の主人と長々と話し込んでいます.. 警察がいれば注意するのでしょうが、誰も注意をしないところを見ると、周りの人達はごく当たり前の光景だと思っているんでしょうね。 とにかく警察の視ていない所(罰金を取られなければ)では、どんな違反をしようが、どんなに人に迷惑をかけようが、問題ないと思っているのではないかと疑いたくもなるものです。 また、自分の都合の良いように考える国民性!?からか、「きっと相手が止まってくれる」、「きっと速度を緩めてくれる」と期待をしていのか、スピードの出る幹線道路でも無謀なカットインや飛び出しが多く、キキキーと急ブレーキをかけざるを得ない事が日常化しています。 飛び出しはバイク、オート三輪、車ばかりではありません!大きい物でいえばトラクター、牛などなど、自転車、人、犬、ヤギまでも予想もしない場所で道路を横切るので、スピードの出る幹線道路の運転は特に注意が必要です。 更に更に、先ほど道路の真ん中に車を止めて話し込むドライバーの話をしましたが、オート三輪、バイク、自転車、歩行者も同じようなもの! 狭い公道を自分達だけの道のごとく、オート三輪、バイク、自転車、人が道いっぱいに広がって通行している事をよく見かけます。 道が狭く歩道が少ないので、人は少々広がって歩くのは仕方がないにしても、オート三輪、バイク、自転車どうしで話しながら2列、3列に重なってノロノロと運転しているのは如何なるものでしょうか..しかもいい歳のオヤジ達もいます! ちなみに、この手のオヤジ達は厚かましくクラクションを一二度鳴らしただけでは、なかなかどいてくれません..かといってケタタマシク鳴らせば、「なんだこの野郎!」とこちらを鋭い目でにらんで威嚇さえしてきます😊 どこの国でも、バイク、自転車等の運転は、路側に寄りながら1列で!と習ったはずで、これが世界共通の常識ではないかと私は思っています..2列3列になって、トロトロ道を塞ぎながら通行していたら、どこの国でも文句を言われるというものですが、この国では.. この国に10年もいると、どっちが正しいのか分からなくなる時があります。どうも私も常識というネジが一本、二本と抜けてしまったのかもしれないと心配になるこの頃、スリランカのローカルに「運転慣れてきたね」と言われた事がありますが..素直に喜べず、どういう意味だったのだろうと思い返すことがあります。😊 道路交通事情はスリランカの代表的なカオスですが、実際には政治から経済、一般市民の生活まで多岐にわたります。 憲法、法律、規制、社会の暗黙のルールはもちろん存在するのですが、人それぞれが、自分の都合の良いように解釈し、行動し発言しがちな国民性のためこの「カオス」、良く言えば「多様性」が生まれるのかなと思います。 コロナ第二波の感染拡大が深刻なスリランカですか、コロナだけで関係省庁が20か所以上ある事に驚き!、その省庁の長(大臣であったり、長官であったり)が自身の利害関係で勝手な事を言ったりする、公約したりするのに驚き!、その下の軍、警察、役人をはじめとする公務員は事後処理で振り回され、朝令暮改を強いられる国民は更に驚き惑わされ、カオスになるわけですね。

1月5日 1月21日コロンボ国際空港(BIA)再開!観光大臣 😊
観光大臣のプラサナ・ラナトゥンガ氏は、スリランカの空港を1月21日よりヘルスガイドラインに従って、商用便と観光客向けに正式に再開すると述べました。
これにより、1月21日よりコロンボ国際空港(バンダラナヤケ国際空港BIA)とマッタララジャパクサ国際空港(MRIA)は、商用便と観光客向けに約10か月ぶりに再開する予定です。..

ウグラッサ(Uguressa)
●食べる前にコロコロしてください!
というのもこのウグラッサ、食べる前にテーブルの上で、掌を使ってコロコロし、少し柔らかくするのがコツ!..あら不思議..コロコロした後のウグラッサは、渋みと甘みが程よく果実の中で混じり合い、渋味がまろやかに甘みは増し、まさに調和に満ちたスリランカの味になるのです。

ウッドゥアップル(Woodapple)
一見メロンのように見えますが木にぶら下がっています..表面はごつごつしていて包丁の歯がかけるほどの硬い殻、テニスボール大のこのフルーツは、スリランカを代表する熱帯フルーツ!ウッドゥアップルです。
包丁が使えないので、普通は金槌🔨を使って割ったり、地元の人達は道路にぶつけて割って中身を頂きます。😊

カシューナッツ(Cashew Nuts)
熟したジャンブーのように見えますが、下に貝のようなものが..これを見ただけでこの果実を言い当てられる人は、世界広しといえどもそうは居ないでしょう。
実はこの果実は、下の灰色の貝の様なところを頂くのですが。..

グァバ(Guava)
熱帯ならではのフルーツ、グァバは南国のフルーツの代表格です。
イチゴや桃のようなさっぱりした風味で、そのままフルーツとして頂くだけではなく、ジュースやジャムにしても大変美味しく頂けます。..
