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Vol.57 – スリエコ流 スリランカ旅行考察!安さにはそれなりの理由がある!?

  皆様   早いもので2016年も、ひと月が過ぎました。今年の冬は暖冬だと言われていたにもかかわらず、先月、日本ばかりか韓国でも大雪となったばかりか、南に位置する台湾では、雪と寒さのため80人以上が死亡したという報道を耳にしました。   悲劇をもたらしたのは、こうした予想はずれの寒波ばかりではありません。 日本ではバス事故のため、多くの若者の命が失われたというニュースがありました。楽しいはずのスキー旅行が一転、こうした惨事に変わってしまうのは、ご家族、ご親族でなくても、悲しい思いでいっぱいになります。 自然災害のようにある程度は避けられない悲劇であるなら、何かしらの慰めの言葉が浮かんでも、旅行を企画した会社や運行したバス会社等に問題があったというニュース報道を耳にすれば、ご遺族の無念や怒りを想像するだけで辛くなってきます。 旅行業という同業者としてまず驚いたことは「よくこんな値段でツアーが組めるものだなあ・・。私自身も、スキーが好きな若者だったら、値段に引かれて参加しただろうなあ・・」という思いでした。そして次に感じたことが「日本はデフレ期間があまりに長く、物ばかりでなく、サービス業も含め、全てに“安さが流通している”感がある。けれど価格競争にばかり固執していたら、安い価格を実現させるために、どこかにひずみ(この場合、バス会社による無理のある運行らしい)がきて当然だろうなあ・・。あってはならないことであるけれど・・。」という思いでした。   こちらスリランカと日本では、旅行事情や形態も変わってきますが、私が常日頃、夫やスタッフと話していることは「何かあってからでは遅い。常に“もしも”のことを考えて、お客様に旅の提案とオペレーションをしなければいけない。」という“危機意識”ともいうべき考えです。 スリランカは自然、文化、人々との共存が美しい、とても魅力ある国だと信じており、もっともっと日本の皆様にこの国を旅してほしいと願っています。   その一方で、この国は発展途上国の国。道路インフラが整っていない上、車の運転は乱暴。こちらが気を付けていても、相手がぶつかってくることもあります。交通事故のニュースは絶えません。 田舎道では牛の他、ゾウなど野生動物も現れます。 “もしも”という危機意識の考えから、Sriekoでは夜間遅くの走行はしていません。 旅行の時間を惜しむお客様の方からリクエストがあっても、きっぱりとお断りしています。確かに夜間に走れば、道も空いています。宿代も時間も節約できるでしょう。でも、夜間、道路に何が飛び出してくるかわかりません。またスリランカ人のドライバーもプロとはいえ、日本人と同じで夜間に運転するのは疲れる事なのです。何かあってからでは遅いのです。 できないことはできないと、はっきりお答えすること。それが、現地旅行会社の義務であると確信しています。   また“もしも”が及ぶのは、車ばかりではありません。 ゲストハウスと言われる安宿ではレイプ事件も耳にします。こうした小さな宿は、個人経営がほとんどなので、管理が行き届かず、庭先で毒虫にかまれることもあります。 旅行シーズンならば、それなりに宿泊者もいるかもしれませんが、オフシーズンの宿泊者が少なくなる時期など、朝食に古い食材が使われて、腹痛や食中毒の問題も起きています。 こうしたマイナス面にもかかわらず、インターネットでのオンライン予約で簡単に申し込みができるため、安さがルアーになって、旅行者に結構な人気となっているようです。 ですが、スリランカのホテル業界では、こうした小さな宿は「unclassified」と言われ、宿として登録もされていないケースが多く問題になっているのです。 もちろん、小さな宿には、大きなチェーンホテルにはない、スリランカの素朴な魅力がある宿も多いのでしょうが、旅するお客様、特に女性だけの場合など“もしも”の場合を考え、しっかりとした宿選びをする必要があるのです。   Sriekoでは以前からこの紙面も使って「バスなど公共手段で移動を考えている方は、事故が多いので気を付けてください。宿選びには慎重になってください。“ローカルめし”を口にしたいと思われている方、衛生面の問題から食中毒がよく起きています。体調の悪い時は避けてください」等の注意とアドバイスをさせて頂いています。 旅行は安全に過ごしてこそ楽しいもの。何かあってからでは遅い。“もしも”のことを考えなければならないのです。 “安さ”の代償に、けがしたり、命を落としては、取り返しがつかないのです。   スリランカはインフラが整っていない分、日本と同じレベルを期待すると、高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし“安さ”だけに、目を奪われると、楽しいはずの旅が、どういう形に変わってしまうかわからないのです。 私の稚拙な文章に目を通して下さった読者の方、特に「スリランカ旅行って、思った以上にけっこうお金がかかるのね。」と思っていらっしゃる方、これを機に、もう一度、あなたの旅のスタイルを考えて頂ければ幸いです。   2016年2月2日 山倉 理恵子 www.sriekov2.loc も宜しくお願いします。

2016年 2月 5日間 スリランカ南海岸周遊

4名様 (シンガポール在住) この度はお世話になりました。おかげ様で、充実した旅になりました。 特にタートルリリースは印象的で、子供達も大喜びしていました。ドライバーさんにもよくしていただきました。...やはりスリランカは癒されます。 今度はヤーラ国立公園のサファリもいいかな?と子供達と話しています。ありがとうございました。

2016年 2月 5日間 スリランカ文化三角地帯&南海岸 *国内線ご利用

2名様 (マレーシア在住) スリランカ旅行では、大変お世話になりました。 ...文化三角地帯も全て満喫でき、シーギリアロックもチャイニーズニューイヤーで混むのを見込み早めに出発するようにしていただき、疲れを減らすことが出来ました。飛行機での移動のおかげで、ゴールでの滞在時間も長くする事ができ、また、軍の基地内に行く事ができ楽しかったです。 次は、サファリや紅茶畑を行けたらと考えています。その際は是非よろしくお願い致します。...またスリランカに行きたいと思う、大変満足する旅でした。...

2016年 1月 3日間 スリランカ文化三角地帯プチ周遊

2名様 (シンガポール在住) この度は大変お世話になりありがとうございました。 初めてのスリランカということもあり、見るものすべてが新鮮で大変楽しい旅となりました。...次回、機会があればキャンディ、ヌワラエリヤの方面へ行ってみたいと思います。 その際は、また、Sriekoさんにお世話になると思いますのでどうぞよろしくお願いします。...今年もSrieko Holidays様にとりまして良い年となりますように。御礼方々ご挨拶まで。ありがとうございました。

2016年 1月 5日間 文化三角地帯巡り

2名様 (インドネシア在住) この度は大変お世話になりました。 途中雨に降られましたが、楽しい思い出に残る旅となり感謝しております。想像以上に、スリランカはキレイな国で驚きました。 ドライバーさんも臨機応変に対応し、色々気を遣って頂き信頼できる方でしたので、安心して道中を過ごすことができました。スリランカにはまだまだ見てみたい所いっぱいありますので、次の旅行の際もどうぞ宜しくお願い致します。

スリランカ SRIEKOお勧めアクティビティー 

2019年は更にパワーアップ!!安全かつエキサイティングな時間と空間を提供します。

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2015年 12月 9日間 スリランカ文化三角地帯、中高高地&南海岸周遊

3名様 (日本在住) 先ほどドライバーさんとも別れ、チェックインも済みました。 無事帰国できそうです。 おかげで大変快適に楽しく過ごすことができました。 スリランカ大好きです! また来ます! 取り急ぎ、ご報告、お礼まで。 ありがとうございました。 スタッフより一言:素敵なお土産有難うございました。

2015年 12月 6日間 スリランカ文化三角地帯、中央高地&南海岸周遊

2名様 (日本在住) お世話になります。スリランカ旅行の手配、並びに旅程中のサポートありがとうございました。 ドライバーさんもとても良い方でした。スリランカの交通事情は凄いですね。無秩序な中に見えない秩序があるようで、あの中で事故が起こらないのが不思議でした。まさにアジア、という感じでした。  ホテルもどれも素敵でした。...シナモン系列は溜まらなくおしゃれで1泊だけの滞在がとても惜しいくらいで、どちらも数泊したいくらいでした。雰囲気といい、作りといい、とても素敵でした。本当に全体的に素晴らしい旅行を楽しめました。弾丸でまだ見足りない部分が沢山あるので、またいつか旅行に行きたいと思います。..諸々本当にありがとうございました。

Vol.56 – スリランカ再発見!Part-2 芳醇な香りと奥深さ!セイロンティー

皆様

何かと忙しい師走ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今年の冬は暖冬とのこと、雪景色のホワイト・クリスマスとはいかなくても、きれいなイルミネーションが街を飾っている時期ですね。

こちらスリランカは仏教国ですが、都会のコロンボを中心に数年前からクリスマスの飾りつけもそれなりに?!楽しめるようになりました。

しかし今年はクリスマス・イブの24日が仏教のお休みと重なることもあって、昨年までと違って、ホテルやレストランでのクリスマス&クリスマス・イブのパーティーの宣伝はほとんどなく、いたって静かなパーティー・シーズンといえます。そうそう、24日は公共の場では一般にお酒が飲めませんから、この時期にスリランカをご旅行される方は(宿泊するホテルはどうなのか)事前のチェックをお忘れなく!

さて、今回のお話はセイロンティー、スリランカ紅茶の話です。

前回のニュースでも書いた通り、最近までスリランカのお茶がどんなにおいしいものであるか、さほど意識したことはありませんでした。紅茶も飲むけれど、メインはコーヒーと、この国では高いフィルター・コーヒー用の豆をせっせと買ってきていたものでした。

転機となったのは、お客様に頼まれて紅茶専門店を何店舗か訪れたこと。

「せっかくだから、ふだんはスーパーで買っているけれど、私のためにも買って帰りましょう・・」と、高いものから、比較的にリーズナブルなものまで買いだめし、飲み比べてみたことでした。

高いものは、ゴールドティップ、シルバーティップ(ホワイト・ティーと言われることもある)と言われるもので、どこでも買えるというものではありません。

作家の故・開高健氏が中東のお金持ちにセイロンティーを振る舞われたときのことを書いていらして「水のようだ・・」と表現されているのを、かつて読んだことがあり「せっかくスリランカにいるのだから、こうした最高級茶も口にしてみたいものだなあ・・」と、思っていたものです。

ゴールドもシルバーも、「ミルクもお砂糖も入れずに召し上がることをお勧めします・・」と、容器に書いてあります。茶葉は木々の小さな芽を集めたようなもの、もしくは小枝を小さくカットしたようなもので、一般的な紅茶の茶葉のイメージとは少し違います。

「さて、どんなお茶が楽しめるのだろう?」......

2015年 11月 約1か月滞在 アーユルヴェーダ

2名様 (日本在住) 先日は大変お世話になりました。無事帰国いたしました。 日本は帰国当初は非常に暖かく寒さを感じませんでしたが、今日から少しづつ寒さも戻ってきたようです。今紅葉がとても鮮やかで四季を実感しています。アーユルヴェーダでは驚くことばかりでしたが、想像以上に体調がよくなりまして...東南アジア諸国よりもきっちりしている印象でしたので、安心して友達にも勧められます。また現地でサポートしてくださるSrieko Holidaysさんの存在がとても大きく、初スリランカにも関わらず不安なく過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。...次回は観光の時間をもう少し取りたいかな、と考えています。また時期が近づきましたら色々と相談させてください。

☞ 2015年 11月 4日間 スリランカ文化三角地帯プチ周遊(ピドゥランガラ登山)

2名様 (日本在住)

今日、日本に無事に到着しました。

ドライバーの方にとても親切にしていただいたおかげで、4日間とても充実していて本当にとても楽しかったです。 旅行プランの相談にも丁寧に応じていただいて感謝しています。

また絶対にスリランカを訪れたいと思いました! 友達にもおすすめしたいです!! 本当にありがとうございました。

Vol.55 – スリランカ再発見!Part-1

皆様

日本は紅葉が美しい時期ですね。11月のお休みには紅葉狩りを兼ねて、温泉旅行に出られる方も多いことと思います。

私も大の温泉好きですが、ここ南国のスリランカでは温泉はないに等しいので、天気のいい日は海辺のホテルのプールに入って“温泉気分”を味わう週末・・。プールとはいっても、泳ぐにしてはこの時期、水温が高いことが多いのです。

生ぬるい水につかりながら、ぼーーと空を見上げていると、目に入ってくるのは(紅葉ではなく)、元気よく茂っているココナッツの木々。リスたちがその木々を登ったり降りたり楽しそうに走り回っています。

バックグラウンドの音楽は、ヒューヒューとした木枯らしの音ではなく「カー!カー!」という低温のゆっくりしたカラスの鳴き声。

「ここはスリランカだからね!あなたの国と違って、皆のんびり動いているよ。物ごとが(あなたの国のように)進まないからと言って、怒っちゃいけないよ!・・」と、たしなめられているよう・・・。

地上を見渡せば、ホテルのゲスト達はプールサイドのデッキチェアでシエスタ(午睡)を楽しんだり、読書をしたり、・・。

芝生に面したお部屋のテラスの方に目をやると、おそらく紅茶を楽しんでいるのでしょう、カップを片手におしゃべりに興じている光景も目に入ってきます。

「ああ、ここはスリランカなのだなあ・・。私も遠い昔、彼らのように、一旅行者としてスリランカを訪れたのだなあ・・。そして良い国だなあ!と思ったのだなあ・・。」と、ぼんやり自分とスリランカの関わりの原点を振り返ってみたりします。

スリランカと関わるようになってもう20年近くになりますが、最近「ああ、スリランカのよさをまだまだわかっていなかったのだなあ・・」と思うことが2つあります。

一つはスリランカのセイロン茶(紅茶)のおいしさ、そしてもう一つが、スリランカの伝統医学・アーユルヴェーダです。

アーユルヴェーダに関しては、以前、夫が肩の痛みをこの療法によって治癒したので、その効力は信じていたものの、のんびり時間をかけて直さなければならないこと、そして個人的にはオイルによるマッサージが苦手なことから、積極的に弊社SRIEKOのお客様に紹介するのではなく、アーユルヴェーダにご興味を持たれている客様からのお問い合わせにお応えするという受け身の対応がほとんどでした。

しかし先日、スリランカの老舗アーユルヴェーダ会社のU氏と久しぶりにお会いした時のことです。U氏の話を聞いて、

「旅行会社として、アーユルヴェーダの今の受け身の対応ではいけない。スリランカの魅力をもっと日本人に知っていただくために、スリランカで生活することになったのだ。そのことで嫌なこともいっぱい体験したが、一方でここで生活することで、スリランカの魅力も(旅行者の域を超えて)知ることができた。おまえの使命はまだまだ達成されていいないではないか。怠けているのではないか?」と我に返りました。

日本つうのU氏は言います。

「この間、仕事で日本から帰ってきたばかりです。今日本は少しずつアーユルヴェーダが脚光を浴びてきているようですね。美容サロンに飽き足らない人達からの流れもありますが、うつ病などの心の病を抱えている人達にも興味を持たれているようです。日本は本当にストレスを感じている人達が多いですからね・・」と。

スリランカのアーユルヴェーダは、皮肉にも、西洋医学のおひざ元である西欧でとても人気で、U氏の会社はヨーロッパにもアーユルヴェーダの施設を開いているぐらいです。

私が旅行会社の人間として不合格な“受け身体制”に甘んじている間に、日本でもそのよさが知られてきたとは....

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