Vol.47 – スリランカの英雄について!!
皆様
早いもので、新たな年2015年は成人式も終わり、月の半分が過ぎました。
日本全国、寒さも一段落したところが多く、”冬来たりなば春遠からじ“の心境でしょうか?
こちらスリランカは新しい年を迎えてすぐに大統領選、その後はローマ法王スリランカご訪問、仏教上の祝日等、「今日はお店や銀行は平日営業かしら?」とカレンダーとにらめっこの毎日が続いています。
さて、今回のタイトルは“英雄について”。
スリランカで英雄と聞いてすぐに頭に思い浮かぶのが、元大統領のジャヤワルダナ氏です。
1952年(調印は1951年)サンフランシスコ講和条約の際、日本が戦争に負け、各国から非難を受ける中、「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる。人は憎しみによっては憎しみを越える事は出来ない...」と述べ、日本を苦境のどん底から救ってくれた“日本国の恩人”といえる存在です。
もう一人、スリランカの30年にも及ぶ内戦を終わらせたことで、英雄視されるかと思われた人物がいます。が、国民の反感と非難を背に、10年続けた大統領の座を退く結末となりました。その人の名はラジャパクサ氏。
スリランカの憲法を変えてまでの3期目の大統領をもくろんでの選挙戦でしたが、国民の多くが氏を”英雄“とは対極に位置づけた結果でした。
長い内戦が終わりを遂げたことを、喜んでいない一般国民はいません。
30年の間、何度か(内戦は)もうすぐ終わりそうだ・・と言われながら、それが現実とはならない中、ラジャパクサ氏は、確実にそれを成し遂げたのです。
あまりにも多くの一般市民を巻き込んだ終わり方に問題が上がっているにせよ、歴史に残る瞬間を作った大物であることに変わりはありません。
しかし、2期目の大統領選が終わり、「スリランカは海外旅行先としても、また投資でも魅力の国・・」と少しずつ海外に国名を知られるようになってくるのとは裏腹に、国民の大半は物価の急上昇で生活苦に喘いでいました。
一方で街には衣類から電化製品に至るまで、海外ブランドが次々スリランカ上陸、おしゃれなレストランも商業都市のコロンボを中心に次々オープンとなりました。
土地の値段が内戦中とは一桁も変わったことで「貧困層が以前多いのは事実としても、中間層の幅が広がり、富裕層が増えたせい・・」と結論づけるのが自然な見方でした。
しかし次第に様相が変わってきます。新たにできたショッピングビルの中に入ったテナントは次々と撤退、新たにできたレストランも、半年、1年もすると閉店、割引セールの嵐・・。「コロンボだけが購買力をリードしているのだろうか?」......

☛ 2015年 1月 6日間 文化三角地帯、中央高地&南海岸
2名様 (日本在住)
楽しい旅行でした。お世話になりました。
ドライバーさん良く気がつきお世話してくれました。
<お客様は、スリランカ旅行記を以下のブログで紹介しています>
タマちゃん海外旅行記「2015スリランカとクアラルンプール、ハノイの旅」
☞ ご興味の方は、右写真をクリックしてください。
2014年 12月 5日間 文化三角地帯&アダムスピーク
2名様 (日本在住) スリランカ200%満喫しました。 ドライバーさんも、すごくフレンドリーなのに、しっかりガイドとしてのプロ意識もってらして。なかなか、こういうガイドさんには出会えないと思います。....現地で、スリランカの人々といっぱいふれあいながら、過ごせた時間…本当に貴重です。 天気もホテルもすべて完璧。それぞれに、違った雰囲気や朝ごはん、お昼・夜ご飯も地元ご飯楽しかった‼このホテルいまいち…っていうのがなかったです。また、次はサファリをメインに山登りしに行きたいと思ってます。...本当に楽しくスリランカ過ごせていただき、ありがとうございました。
2014年 12月 5日間 キャンディ&南海岸(ダイビング&ホエールウオッチング)
2名様 (日本在住) 昨日無事に帰国しました。こちらはとても寒く、今日は雪がちらついています。 この度は大変素晴らしいツアーをありがとうございました。5日間という短い日程でしたが、たくさんの場所を巡ることができ、とても満足いく旅になりました。ドライバーのランジさんにもとてもよくしていただきました。....いろいろな場面で融通を利かせてくださり、また運転も上手でしたから、安心して乗っていられました。...この旅でスリランカの魅力を知り、また近いうちに行きたいと思っています。...こんどは東側をまわってみたいです。また伺う際にもぜひお願いします。この度は本当にありがとうございました。
自然をこよなく愛するSRIEKOがお届けする ” ロリス(Loris)の住む森 ”
・ロリス(Loris)観察 (夜18:30~)
くりくりした目、きゃしゃな肢体、小さな体・・・。何とも愛らしい生き物がこの楽園に住んでいます。ローリスのゆっくりとした落ち着いた動きは、この森の静かさと、関わってきた人々の派手さはないけれど揺るぎない信念と、呼応するものがあるように思えるのです。

2014年 11月 5日間 (文化三角地帯&ヤーラ国立公園サファリ)
2名様 (中国在住) 今回、大変満喫したスリランカ旅行を体験できたこと、誠にありがとうございます。 LEOPARDの本物の柄は迫力がありました。....出発前からツアー中とたいへんお世話になりました。...海外に十数年働かせてもらっていますが、さすが母国のサービスと感心しております。...重ねて、ありがとうございました。
2014年 11月 8日間 (スリランカ周遊)
7名様+TL (日本在住) 今回のスリランカは、たいへん充実したものになりました。お客様もたいへん喜んでおられました。 何度かスリランカにお客様を案内しましたが、どの場所もホスピタリティーにあふれ、新鮮なものがありました....特に世界遺産のサイクリング、高原列車とホエールウオッチングが良かったですね。....ホエールウオッチングでのシロナガスクジラのド迫力は、ぜひまた体験したいものです。 移動時間がありましたが、車も広く快適でドライバーさん、ガイドさんと和気あいあいと移動できたのは良かったです。....またよろしくお願いいたします。
Vol.46 – “肌で感じる現地発・怖~い?!スリランカ旅行情報”
皆様
今年は所によっては寒波の到来が早く、11月というのにブルブル・・という地域もあるようですが、風邪など引いていらっしゃいませんか?
こちらスリランカは雨が多く、ご存じの方もいらっしゃることでしょうが丘陵地帯では大きながけ崩れが起き、多くの犠牲者がでました。一方で、有名なヤーラ国立公園のある南部では雨不足が延々続き、そこに暮らす人々の生活を脅かしているばかりでなく、動物たちの命にまで影響を及ぼしています。
空港近くのわが街ニゴンボ(Negombo)では、今月に入りかなり天気が回復し、“待ちに待った・西海岸シーズン到来!”の兆しです。
週末、愛犬・太郎を連れてビーチに遊びに行くと、暑いながらもニゴンボにしてはからっとさわやかで、いい気持ち!太郎も海が静かになってきて、泳ぎにも熱が入っている・・。
「じとじと、じめじめ暑い日々が嘘のよう・・。これなら、仕事なんかしないで毎日ビーチで読書をしていた~い!」と思ってしまう気候です。
さて、今回のSRIEKOニュースは12月のクリスマス休暇を前に、少しでも(いえ少しは)ためになる情報とアドバイスをお送ります。
題して“肌で感じる現地発・怖~い?!スリランカ旅行情報”
<ホテル>
この時期は、信じられないほどの値段になるところがほとんどの上、パーティー・シーズンのため、バルーン・ルームなどでお酒好きのスリランカ人が夜中過ぎまで騒ぐことがあり!レストラン軒ナイトクラブ併設の中小ホテルでは、この時期でなくとも、週末など、他の宿泊者のことを考えず、やりたい放題・・といったところも。
それなら逆にゲストハウスなど安宿なら、値段ばかりでなく“静かな環境”を謳歌できるだろうと、短絡的に結びつけるあなた!特に女性の方、お気を付けください。そうしたレベルのホテルでは、盗難の他、レイプ事件も起きています。
またスリランカでは、水のスタンダードが問題になっています。田舎の小さな宿を中心に、井戸水が料理に使われ、また客室の蛇口からもその水が流れてきます。
蛇口から出てくる水が安全と思うのは、先進国に育った人間の思い込みです。
値段にばかりとらわれず、ホテル選びは充分、吟味してください。
<食>
「スリランカ旅行中、ホテルのビュッフェ・ディナーばかりでは味気ない。“こてこて”のローカル食を試したい・・。」こんなお客様がいらっしゃいます。
弊社では、お客様のご旅行をサポートする際、ドライバーやガイドに「お客様の体調やリクエストを考慮しながら、あなたがよいと思う店に連れて行ってあげてください・・」と話しています。........

企業 Srieko Business Service
内戦終了後、刻々と変化するスリランカ情勢!! 弊社Sriekoは肌で感じる情報を現地から直接発信致します。 1. 現地リサーチ(市場調査)&リポート 2. スリランカ進出へのアドバイス(法務、財務等) 3. 現地コーディネート全般(視察等) 4. 現地許可関係 5. 通訳、翻訳 エレクトロニクス商社時代から海外在住6か国20年、1990年代からスリランカを見守ってきた知識と経験を生かし「スピーディーかつ独自の情報提供」サポートを目指しています。 ♣♣ スリランカ進出、調査のことなら、まずはSriekoへご相談を ♣♣

メディア Srieko Business Service
人と自然と文化の共存はスリランカの宝物! 大自然をこよなく愛するSriekoが独自のアングルで送る!! *企画、アイディア相談から番組放送に至るまでプロフェッショナルなサポート&サービス* 1. 企画、アイディア相談 2. 現地許可関係 3. 現地コーディネート全般(ロケハン、ロケ等) 4. 現地リサーチ(情報、ニュース、アーカイブ等) 日本の大手TV局をはじめ、各種メディアと仕事をしてきた知識と経験をいかし「日本人だからこそ出来るサービス」を提供いたします。 ♣♣ スリランカロケのことなら、まずはSriekoへご相談を ♣♣

Srieko Businessサービス
本当のスリランカを知りたい! まずは市場調査をSRIEKOで!! 詳細はこちら☛ 「スリランカってすごいんだね!投資や日系企業の進出ブームだそうじゃないか。昨今の新聞やテレビ、インターネット関係で、取り上げられることが本当に多いよ・・」 とは、友人、知人の弁。そんな記事をリスクを考慮することなく、鵜呑みにしていませんか? 現実には、投資がうまくいかずスリランカの日系政府機関に慌てて相談に駆け込む方、スリランカでの会社立ち上げを夢見ても、想像以上の資本が必要とわかって、数回足を運んだきり諦める方、せっかく苦労してスリランカ進出したにもかかわらずビジネスがうまく回らない ・・。 インドのカーストの影響、宗教上のタブー、政治・法の体制、発展途上国にある変化の速さと怠慢という矛盾、30年も続いた内戦終了後の一時的なバブリーな経済など、日本人、日本企業には理解しがたい、いくつもの要因が関係し、本当のスリランカの姿が見えにくくなっています。 またスリランカ進出を図る企業ばかりでなく、日本のメディア関係の方々もスリランカの現状把握に苦戦されているようです。現実のスリランカを取材する以前の問題として、スリランカの複雑な許可システムを理解されていない方々がほとんどです。 許可関係を甘く見た日本企業が広告取材をし、後にその内容がスリランカ国内で大問題となり、最近になって許可システムが変わった上、許可認可が難しくなったという事例・事実もあります。 このように、スリランカでは種々の要因によって法や制度が頻繁に変わるのです。 また、スリランカではマーケティング(市場調査)という概念がほとんど確立されていません。 ローカル間のビジネス状況を見ると「今のスリランカだったら、いけるはずだ!」と、マーケティングもせず、トレンドに載せられたような形でホテルやレストランを開いてみて、失敗に終わるケースが見受けられます。 商品に関しても同じことです。先進国に当たり前のようにある商品が「今のスリランカなら当然需要がある!」と見込んで売り出してみても、買い求めるのは外国人だけで、在庫ばかり・・という結果になってしまうのです。 資金的に豊かな個人や会社であれば、「このビジネスは失敗だった・・」「チャンスが来るまで、様子見で店(やホテル)を経営しておこう・・」と余裕もありますが、金融関係から多額の資金を借りて、こうしたビジネスに走った者は、建物、土地ごと金融機関に持っていかれてしまうという悲劇を招いています。 スリランカはこれからの国です。ビジネスのチャンスにあふれています。しかしリスクも考えず、単に風潮だけを信じたり、限られた機関からの資料や統計を基に「これはいける!」と短絡的に結びつけては、失敗そしてあえなく撤退という現実に行きついてしまうのです。 日本的なものの考え方は通用しません。スリランカには、スリランカ独自の攻略法が必要です。 スリランカに限らず、発展途上国はチャンスにあふれているかわりに、リスクも大きいのです。 1990年代からスリランカを知るSRIEKOが、本当のスリランカを知るお手伝いをします。 スリランカの未来はこれから!!5年後、10年後をターゲットに、まずは知りたいスリランカの市場調査から始めてみませんか? まずはお知りになりたい内容をご連絡ください。お見積りいたします。 スリランカでBOI (投資委員会)の顧客を主に手掛けている現地コンサルタント会社と共同で、弊社独自の視点で市場調査のお手伝いを致します。 ♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦ <Srieko 社長:山倉義典の略歴> 東京理科大学・物理学科を卒業後、エレクトロニクスの商社へ入社。 海外駐在生活:香港(約2年)、シンガポール(約6年)、マレーシア(約3年)のち、タイ・バンコックの現地法人社長を命じられる。 しかし「山口百恵さんのように、一番良い時期が独立のチャンス・・」という妻の説得に遭い、学生時代からの夢であった、自然の大地アフリカで動物保護官になり、自然関係の会社を立ち上げるため、上司や役員からの説得にもかかわらず退社を決意。 アフリカ(南アフリカ)に渡り、旅行会社で旅行業を勉強する。 大学卒業後、転職することなく15年もお世話になった会社を辞めたからには、石にかじりついても・・と頑張ってきたものの、視力の悪さから動物保護官は断念せざる負えず、加えて治安のあまりの悪さに、3年後の2011年アフリカを離れる。 またこの間、駐在員という立場を離れて、海外に身を置くことの困難と新鮮さを実感する。 海外駐在員生活約12年の間には見えなかったものが読み取れるようになる。 1990年代から関わっている自然あふれる島国・スリランカで旅行会社を立ち上げる。 長年慣れ親しんだアジアに身をおくことの安心感と快適さを実感する一方で、30年にも及ぶ内戦が終わり、ようやく平和の訪れたスリランカで、日本とスリランカの架け橋となるよう、「何ができるか?」を常に模索する毎日が続いている。

2014年 10月 3日間 (文化三角地帯)
2名様 (日本在住) 急な申し込みにもかかわらず、わがままにも対応していただき本当にありがとうございました。 ドライバーさんも臨機応変に対応してくれ、快適で楽しい旅行となりました。....この旅行は働きづめで旅行にすら行けなかった父への誕生日プレゼントでした。...仕事柄いつ休みがとれるのか前もって分からないため旅行の手配がいつも出発直前 となってしまうのですが、Sriekoさんにお力添えいただき本当に幸運でした。....