こんにちは、いぬ課長です。

アタシもずいぶん歳を取って、今では酸いも辛いも併せ飲む12歳となりましたよ～。
2011年に生まれてから、内戦後の復興&発展、同時爆破テロ、コロナ中のロックダウン、そして経済危機、デフォルト＆国家破綻とここ3年以上何にも出来ないうちに歳を取ってしまったワン🐶

そして今あたしの故郷は立ち直ろうと、必死になっているところ・・この国が正しく復興できるよう、まだまだ長生きして見守っていきたね。

ところで最近なんだけど、スリランカの内戦後の復興&発展（発展していたように見えていただけかも）が、某大国と親密に関わる他の国々の状況と酷似している事に気づいてね・・今回はその辺を掘り下げていきたいと思うワン🐶

●某国の言い掛かり

「チャ●ナリスク」といわれ始めて20年程になるけど、やっと最近世界の企業と人々が状況を理解し行動し始めているのは良いことだワン！

あたしのお姉さんとお兄さんは、あたしの生まれるずっと前の30年ほど前に返還前の英国領香港に海外駐在していて、当時香港の生き馬の目を抜くといわれた、経済レベルとビジネスのスピードには驚くばかりだったと昔話をしてくれる・・香港に近く今は大都市の、深圳、東莞は、当時アジアで流行っていた「たまごっち」の工場が無造作に立ち並ぶ埃っぽい大田舎で、その周辺で出来た農薬ドバドバ野菜を輸入していた香港では、毎年農薬中毒数名死人が出ていたらしいの・・だから香港に住んでいた時は、日本のスーパーでしかお野菜買わない、もし路上で買ったら1時間お水に浸けて農薬を流していたそう・・だからその後の毒餃子、毒搾菜などの某国産毒XXX関係のニュースには、さもありなん！某国とはそういう国で、身を守るためには行かない・買わない・関わらないが鉄則だったらしいワン🐶

＊香港島の夕暮れ　お兄さんは手前の防波堤でクロダイ狙いで夜釣りをしてたそうな。

そんな国に、今回の福島原発処理水放出に関して言い掛かりつけられてもピンとこないわね・・外交カードに使いたいのか、半導体関係の規制への報復なのか、それとも経済衰退で国民の目を海外に向かせたいのか・・・

日本全水産品（加工品を含む）を国民への健康的影響と理由で突如輸入禁止にしたけれど、某国には科学者はいないのかな？・・それともトリチウムって3重水素で自然界にも普通に存在している事を知らない人しかいないのか・・そのトリチウム（3重水素）を希釈して自然界レベル以下まで下げ海に放出する事の何を恐れているのだろう・・きっと某国の人達は自分で是非の判断すら出来ない教育をされているのかもしれないワン・・

一つ某国の人達に伝えたいのは、日本の何倍もトリチウムを垂れ流ししてきた、あなた方の近海で捕れたお魚や、畑で採れた農薬や水銀ドバドバのお野菜や、怪しい工場で加工された毒入り食品の方がよっぽど危なく、灯台下暗しというけれど、注意すべきは自国の食品を心配してねってことだワン🐶

●今度は経済テロかな

そう言えば、某国方式の不動産主導が引き起こす経済崩壊が世界中で始まっていることも見逃せない！

一週間ほど前の時事通信社のニュースで某国東北部の瀋陽郊外で建設中の邸宅群が放置されたままになっていて、牛や家畜が住んでいるという記事があったけど、家畜や牛が放牧されていた何もないド田舎に、欧州建築風の豪華邸宅群を作り街を作って地価を上げ、不動産価格を上げて儲けようと思っていたらしいけど、こんな杜撰なプロジェクトは氷山の一角よ・・

＊瀋陽のゴーストタウン（高級住宅跡には家畜が住んでるらしい）

＊杭州のゴーストタウン（まるでパリか？でもだれもいない）

その他にも、某国のありとあらゆる所で、このような人工街の放置、作りかけの道路、ビル群の放置など、建設会社の資金不足で数え切れないほどの建設中断、不動産放置があるワン🐶・・そういえば、古くなった人工衛星を制御不能で放置して世界を恐怖に陥れたこともあったわね（笑）・・経済の成長期（それも本当に成長していたのか疑わしいけどね）は資金が回り、次から次へと投資資金が潤沢に回っていたのだろうけど、経済が下火になれば加速的に資金がショートして、さらに途轍もなく高いレバレッジ経営をしていれば、日本のバブル崩壊のような状況なんて可愛いもので、世界経済に与える影響は計り知れないかもね～まあ経済なんて関係のない犬のあたしでも尻尾にビビット来るものがあるから、かなり危ない状況なんだワン🐶

某国の不動産大手、恒大集団（チャイナ・エバーグランデ）が8月17日、負債総額49兆円を抱え、デフォルト＆米国で破産法適用申請。同じく某国の不動産開発業者大手である碧桂園（カントリー・ガーデン）も8月7日の社債利払いを遂行できず猶予期間30日もすぐそこまで来ているという、その他にも次から次へと危ないディベロッパーのオンパレード・・多分不動産業界だけではなく、他種業界もそれぞれ大盛決算をしていると思うので、一度キャッシュフローに火が付けば、全業界は国旗のごとく真っ赤化に燃え盛るのでは・・

今開催中のBRICSで某国やR国は、主幹国として威勢の良いところを見せようとしているけど、経済状況は皆さんご存じの急激な衰退局面・・お金の繋りだけが頼りのBRICSグループだけに、某国、R国などからの資金援助が期待できなくなれば、南アジア、サブサハラ、アフリカ諸国などは逃げ出し、組織自体の崩壊も近いかも・・そしてレバレッジの掛けすぎでソフトランディング出来なかった某国経済は、これから全世界を巻き込みながら地球規模の大恐慌を誘発するかもね・・さながら、コロナ人工ウイルス経済テロに続く、某国の放った経済テロ第2弾ってとこかしら。

●インドネシア高速鉄道建設（某国インフラ輸出）

話は跳ぶけど、インドネシアの日本主導で進めていた高速鉄道事業を、途中で某国に丸ごと乗っ取られた事件覚えてる？
ジョ●大統領になり、色気を出した大統領が某国の破格のオファーに乗って、地質調査まで行っていた日本から、某国に乗り換え、当時官房長官だった菅さんを激怒させた件・・

なんやかんやで、当初の開業予定2019年が2023年にずれ込み、建設費用は予算費約5割増し、おまけに接続が悪く在来線の最寄りの駅から、高速鉄道の始発駅まで車で1時間以上というじゃない、これじゃ～当初見込んでいた利用客も半減して、採算ベースに乗せるのに当初の見込みの2倍の期間５０年程掛かるといわれているワン
普通日本の新幹線事業は、相手国の開業してからの使い勝手のよさと事業の採算性を考え、在来線トの接続は勿論、建設も一緒になって技術移管をしながら立ち上げていくと聞いているけど、某国ののそれは、相手国の開業後の事など我関せずで、建設は丸ごと某国人が行い、高速鉄道が出来上がったから支払い宜しくね～というスタンスには、これどこかで聞いた話だな～とアタシの尻尾が反応したわけ。

●スリランカでも（某国インフラ輸出）

そう尻尾に反応したのは 、スリランカのハンバントタにあるハンバントタ港とマッタララジャパクサ空港。
内戦後のインフラ復興が重要な時期に、時の大統領マヒンダラジャパクサ氏は何を思ったか（多分自身の懐が潤うと思ったに違いない）、某国の巨大融資で、高速道路も鉄道も繋がっていない小さい漁村だった南部ハンバントタに、コロンボ港に匹敵する大きな港を建設し、国際空港も建設したのでした、、、本来なら国民のためを考え、３０年程続いた内戦で傷んだ国土に、最優先で高速道路をはじめとする道路インフラ整備、上水道下水道の整備、電気通信関係の整備がされるはずなのにね～ワンワン

結局ね～港と空港は出来たけど、船は来ず、飛行機は来ず、、世界一暇な港と空港と揶揄される始末、、だって大都市コロンボから300km離れた漁村で、しかも高速も鉄道も繋がっていないと来たら、船からの荷物、飛行機を降りた乗客は、どう移動すればよいというのか？？最近高速が開通しコロンボまで3時間程となったけど、その当時ハンバントタからコロンボへは7時間以上の道のり。
結局だれがこんな不便な港と空港を使うかという感じで、出来上がってから10年近くそのままほったらかされたまま・・これじゃ採算どころではないワン🐶・・収入どころか維持費で赤字の垂れ流しは、財政を逼迫していったの。
そんなこうのしてるうちに某国から借りた巨大融資の償還期限(普通6年の高利)が次々と矢継ぎ早にやって来た訳で、最初は利子を払うために国債の乱発と、自転車操業だったんだけど、そのうち利子も払えなくなり、ハンバントタ港は、借金のかたに某国に取られちゃった・・結局なれの果てが今回のデフォルトというわけ・・更にインドをはじめとする世界の国々が反対する中、潜水艦やスパイ船をわが物顔で入港させ、既成事実を重ねながら結局軍事拠点を作ろうとしているのは見え見えだワン🐶

●債務の罠は「中●思想」そのもの

アタシが何をいいたいかというと、某国は鉄道にしても、港にしても、空港にしても、その国の真の将来(建設物の便利さや採算性)にはさほど興味がなく（はっきり言ってどうでもよく）、むしろ甘い言葉で言葉巧みに自分たちに都合の良い巨大プロジェクトを促して、条件の良い融資をちらつかせ、相手国に巨額の負債を負わせ、支払い不可になれば、そのカタに空港・港湾を支配して、植民地（軍事基地）支配体制をつくるのが目的なんじゃないかと思えてきますワン🐶

＊NHK配信より　スリランカのハンバントタ港が中心に描かれている。21世紀のシルクロード構想で是が非でも手に入れたかった要所なのであろう。

そもそも一帯一路(陸・海)構想傘下に沈み、某国からの融資を受けている発展途上国での巨大プロジェクトで、便利で採算性のある建設物を作ってくれて「某国さん有り難う」 という感謝の声を当事国から聞いたこと無いでしょ？アタシは耳がいい方だけど、その手の話は聞いたことがないし・・むしろ、すぐ壊れ、便利性も悪く開業したけど、採算性は期待と程遠い状況という話をよく聞くしね～更に開業までこぎ着けられればまだ良い方かも 最悪は、東南アジアや南アジアで散見する、工事を始めたけど途中でほったらかしという事態も多発しているワン

このように、一度融資してもらうと、高利のためなかなか返済できず泥沼に嵌まり、車を取られ、家を取られ、身ぐるみ剥がされる、俗にいう「ヤ●金融」にそっくりな手口なので、「債務の罠」に嵌まったと気付いた時は、時既に遅く逃げられない状況、、スリランカ対外債務の半分以上を握っている割に日本・インド・フランスが主導する公的な債務再編機構にも非協力的だし、IMFが2023年3月から復興融資（総額29億米ドル）を始めているけど、スリランカの復興に本当に必要なIMFからの融資金が、某国への借金返済に回されていないか本当に心配・・だって某国は、債務返済計画がガラス張りになる「公的な債務返済機構」に入るのは嫌だと言ってるんだから・・あくまでもグレー又はブラックで行きたいと宣言しているようなもの・・

まあよく言われる「中●思想」とはそんなものなのかもしれないね～国際法など紙屑と言い切る某国政府は、自国は世界の中心で、他の国は国でなく又は属国であり、自分たちは何をしても非難されない国家であると信じているようだワン🐶

自国のインフラを海外外プロジェクトとして輸出、巨大な建設資金は高利の融資として貸出し、うまくいけばその国への影響力を強め、うまくいかなければ借金のかたして自分たちの利益にかなう要所を没収する、又は相手国を借金漬けにしてその国への影響力を強める・・いづれにしても相手国は関わったら最後、属国への一本道をひたすら歩き続けなければならないのかもね～悲惨だワン🐶

●「中●思想」属国にならないためにも。

一見民主主義の様に見える発展途上国には独裁政権が多いけど（独裁政権だから発展途上国なのかもしれないけど）、自国が某国の巨大プロジェクトを推進するという事は、その裏で動いている事（ひょっとして指導者又は利権者達の懐を潤すためにプロジェクトを進めているかもしれない）を頭の片隅に入れておく必要があると思うワン🐶その後々、何かあっても無くても民衆がその付け（責任）を払わされるという事・・

つまり属国化されるという事・・周りを見ても一目瞭然でしょ・・ラオス・ミャンマーを始めとする東南アジアの状況、パキスタン・スリランカ・バングラデシュの南アジア、アラブ・アフリカ諸国の状況は財政面で某国を頼り既に首根っこを押さえられ、歯向かうことさえできないでしょ・・

国連会議では、某国の関係するウイグル人、チベット人へのジェノサイド問題、香港問題など人権（あるいは人権侵害）や人道支援問題ですら、賛成する国が多いことに驚くワン・・ミャンマー国軍によるロヒンギャ族の差別政策には反対しているのに、某国関係だと賛成という珍事・・多分これらの国の基準はお金なんだワン🐶早い話が、自国の意見が言えない＝属国にされているってこと（もしくは、こういう国々は属国で満足しているのかもしれないね（笑））

●待たれる選挙

今年の3月にやるやると言って、結局政府が伸ばし伸ばしにしている選挙・・ラジャパクサ一族失脚の後、なし崩し的に出来上がった新政府といっても、ラジャパクサ時代の国会議員がそのまま横滑りしただけで、国民が選んだ精鋭の集まる「新政府」とは程遠い状況・・これじゃ国民が反対しても某国の言いなりだよね～だって国会議員は謝金を盾にされ、某国に物言えないじゃない！相手は「ヤ●金融」と同じ手口だもの・・

昨年に続き、今年もインドの猛反対を押し切り某国のスパイ船入港の許可を出しだようだけど、現内閣メンバーで某国に物言える人はいないんだろうね～・・という事で、国民は現政権のうちに某国に何を言われようとも、早く債務再編機構に参加しない国の債務は認めないと宣言し、膿は膿として処理てもらわなければね。

そして新たに総選挙で民意を反映できる精鋭を選び、世界の見守る中、透明性のある政治・経済再建が行われることを、一刻も早く望みたいものだワン🐶

少なくともこの国では曲がりなりにも選挙が有効なのだから、某国に属国扱いされないためにも、民衆は賢くふるまわなければね・・

ひょっとして、「某国経済崩壊が先に起きて、借金がなくなる」など他力本願志向は、夢にも思わないでね～～ワンワン・・あたしはお兄さんやお姉さん達と違って、この国で生まれ育った犬だから、それくらい言ってもいいと思っているワン🐶

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2023年9月1日　山倉義典