Vol.33 – 今が旬！！スリランカ、東海岸特集！トリンコマリー編　

April 10, 2013 at 12:15 pm

原始的な砂浜の向こうにはサンゴ礁帯が広がるPigeon Island島（東海岸ニラベリビーチ）

皆様

4月を迎え、入学や就職等、新たな学期が始まりました。

Srieko　Newsも、今回からちょっとスタイルが変わります。読者の皆様に、現地発！だからできる“知って役立つ旅情報“を充実させる編集を心がけたいと思っています。

少しずつ、日本の皆様に人気の出てきているスリランカですが、まだまだ情報の少なさが旅行者の皆様から指摘されています。特に「東海岸がシーズンとのことで行ってみたいと思ったのですが、本でもインターネットでも、情報が出ていなくて困っています。・・」というお話しをよく耳にします。

「SriekoのWEBを見たら、必要な情報がそろったわ！さすが！・・」と言って頂けるまでになりたいものです。

新編集第一弾は東海岸・トリンコマリー（Trincomalee）とその周辺。皆様に正確な情報をご提供できるよう、3月末に状況アップデートのため視察旅行に行って来たばかりです。

☆どうしてSRIEKOではスリランカ・東海岸を勧めるの？

基本的に、スリランカ西海岸とはベスト・シーズンが逆になります。ですから、海を楽しみにスリランカを訪れるお客にとって、西海岸がオフシーズンにあたる時、東海岸でビーチライフを堪能できるのです。

その上、東の海はまだまだ“原始的”な美しさを保っています。ドルフィン・ホエールウオッチング、ダイビング、シュノーケリングやラッキーならウミガメの産卵など、東の海ならではの“充実度200％”のアクティビティが可能です。

海ばかりではありません。そこで生活するスリランカ人も、まだまだ素朴。10年以上前の西海岸のスリランカを彷彿とさせるのです。

☆行ってみたいけれど、地図を見るとかなり遠いよう・・。

今まで、あまりお勧めできなかった理由の一つが、道路事情の悪さ。しかし、東海岸の旅行者向け開発を急ピッチで進める政府が、しっかり道路を整備しました！

人も車も少なく、道路も広く新しいため、ついついスピードメーターが上がりがち！！

確かに、国際空港から直接、東を目指そうとすると遠くなりますが、旅行者が一度は訪れる文化三角地帯からだと、たったの1.5時間（Habarana－Tricomalee間）！！

東へと向かう車中、気候が変化する様を風や景色で感じたり、（運がよければ）野生のゾウに遭えたりと、自然を堪能する道中となることでしょう。

☆ホテルやレストランのスタンダードは大丈夫？

政府の東への入れ込みようが如実に感じられるのがホテル。次々新たなホテルがオープンしています。

それもスリランカとは思えない、いえ、スリランカらしさをふんだんに取り入れた（例えばエコ・スタイルなど）隠れ家的なホテルなど、今までのスリランカのイメージを覆すことも多々あります。

ただ、レストランとなるとまだまだ。東海岸に滞在するときは、ホテルやゲストハウスのレストランを梯子するのがよいでしょう。

☆東海岸の楽しみ方

東海岸トリンコマリー周辺の海岸は大きく分けて3か所、街に近い順から、ウプベリビーチ、ニラベリビーチ、クチャベリビーチと野性的な海岸が広がります。どの海岸も良いのですが、周辺にサンゴ礁帯が広がるピジョンアイランド島を一望できるニラベリビーチでの滞在はSRIEKOのお勧め！！中規模のホテルが2件ありますが、驚くなかれ、シーズン中はいつも満室！スリランカらしくオーバーブッキングも日常茶飯事です。（笑）

ビーチに来たら、せせこましく動き回るのは愚の骨頂。インド洋に吹く風に身を任せ1週間くらい滞在したいものです。