Vol.64 – スリランカの「安定...」について
皆様 年末年始から2月のお客様対応に追われ、随分ご無沙汰してしまいました。 スリランカを訪問して頂いたお客様に深く感謝を致します。 特に今年は、ダンブッラ周辺で行っている早朝のバルーンツアーが好評でした!ご利用された方々は、早朝の澄んだ空気の中、風のゆくまま気のゆくまま、ツアーを楽しんで頂けたようです。 今年の年末年始(11月~2月)は、例年に比べ気候的に過ごし良く、朝晩は気温が下がりエアコンいらずの、すがすがしい日が続きました。お客様も旅行中は大変快適だったのではと思います。 ただ雨がほとんど降らなかったため、北部、南部、東部の水道設備が整備されていない地域では、生活用水をためる溜池が干上がり、地下水も枯渇して、住民に深刻な影響が出ています。 日本人にも旅行先として有名になりつつあるスリランカですが、道路、電気、水道をはじめとする基本インフラ整備は、まだまだこれからの所があり、スリランカの今後の発展には必要不可欠なものであることは、疑う余地もありません。 さて今回は、スリランカにおける「安定…」について考えてみました。 先進国では当たり前の整備された高速網、生活基本インフラ(電気、水道...)の供給、生活物資供給、サービスの供給....全てが安定的に国民へ供給され、国民は当たり前のように生活しています。それがままならないのが、発展途上国と言えばそれまでなのですが、スリランカ政府は、どうも基本となる国民生活を後回しにして、目先の利益となる大型投資物件(高層ビル建設、新規空港建設、新規港湾建設)ばかりに注目して投資をあおり、本来急がなければならない、基本インフラ整備を二の次に考えているきらいがあり、昨今の国民感情を察するに、政府の政策と国民の生活には大きなひずみが出ているように感じてなりません。昨今、国民の生活に大きなひずみが出ているように感じています。 内戦が2009年に終わり既に丸7年という歳月が経っているにもかかわらず、都市間経済を円滑につなぐべく高速道路は、最大都市のコロンボと第二の都市キャンディの間(120km)ですら計画はあるようですが、建設が進んでいません。また、コロンボや地方主要都市近郊では有名なホテルをはじめとする高層ビル建設ラッシュとなっておりますが、電力供給が安定せず(予告もなく停電になる)、高層ビルのエレベーターが使えないといった状況もしばしば…更に地方では、上水道の整備がほとんど行われていないため、水が不足したらどうするのか?これらの安定供給があってこその、快適なリゾート、高層ビル、高級ホテル、メガモールだと思うのですが...残念ながら今のところ、開発順序が逆転しているのがスリランカの現状です。 生活物資の安定供給に至っては...以前スリランカからビールが消えた話を致しましたが、これなど可愛い話(私個人的にはかなり深刻でしたが...笑)、ある日突然、生活必需品が無くなることも! スリランカに長く住む日本人の知り合いも、スーパーでコーヒーを5袋程買い溜めしている私達に「ここは、物が一度なくなるとなかなか入ってこない」といって笑っておられたのを思い出します。 更に、民間や政府機関のサービスに至っては...複雑怪奇!? 今年の居住VISA更新の時は、開いた口が塞がりませんでした...というのもスリランカに住んで6年、毎年のVISA更新で監督省庁BOI(弊社はBOI企業なので)よりVISA推薦状を貰い、入国管理局でVISAを取得するのですが、今年に限って監督省庁BOIより書類不備のためVISA推薦状が出せないと、VISAが切れる直前に連絡があり、上へ下への大騒ぎとなりました。今年提出書類した書類は前年同様にもかかわらずです...至急動いて事なきを得ましたが、BOI担当官に直接確認したところ、以前の担当官が見落としていた自分達の非を棚に上げ、「提出しないあなたが悪い!」と言われ、唖然としたものです。人の質に依らない提出書類のマニュアルを作れば簡単に防げる問題だと思うのですが...(笑)、一事が万事!他のローカル対象の省庁も同じような状況かと思います。 このように、まだまだ国民の幸せを考えた「安定...」には程遠いスリランカですが、国民は、目立った大きな反政府デモも起こさず、現状とうまく付き合う方法を考えているようです。この辺は、変化をあまり好まない、おおらかなスリランカ人らしさやではないでしょうか。 発展途上国に住んでいると、日本の「安定...」の有り難さが身に沁みます。だから効率的に仕事が進むし、進めなければならない使命感すら芽生えます。日本では予告なく停電や断水が10分でもしようものなら、大変な騒ぎになるのでは....こちらスリランカでは、(外国人以外は)誰一人として騒がず、何事もなかったように10分が過ぎる...大河のようなおおらかさがあります。 「改善無き所に発展なし」とよく言われますが、ひょっとしたら、この国の人達は、発展や豊かになる事を、望んでいないのかもしれません...もしくは発展や豊かになる事は望むけれど、変化や自らの改善したくないのかもしれません。はたして、先を見すえた安定が良いのか?目先にこだわる宵越しが良いのか?事あることが多いこの地において、毎回考えさせられる問題です。 ただ一つお願いしたいことは、政府は私達外国人を含め、もう少し国民の生活第一に考え、少なくとも電気、水道、高速道路の整備は急いでほしいものです。 2017年世界は、IS問題、ブレクジット問題、ウクライナ問題、トランプ政権誕生による諸問題、中国の影響力の増大、北朝鮮の暴走、保護貿易主義の代頭、等々...政治経済とも大きな潮目を迎えており、今後世界はどのような方向に進むのか益々混沌とした問題が山積しています。 ただですら、混沌としているスリランカ丸、持ち前のおおらかさでこの世界の荒波を乗り切れるか!?はたまた、大波に飲み込まれるのか...私達も1クルーとしてこれからも一緒に頑張っていければと思います。 www.sriekov2.loc も宜しくお願いします。 2017年03月07日 山倉 義典

2017年 3月 7日間 文化三角地帯&南海岸(バワ建築の世界)
1名様 (日本在住) この度は本当にお世話になりました。昨夜無事に帰国致しました。 とても暑かったですが、幸い?インド経由だったのと移動中は車で寝かせて頂き(笑)目的のバワ建築含め、とても楽しめました。お気遣いのお電話もありがとうございました。...スリランカ、また必ず訪れたいです。興味を持っている友人も多くおりますので、御社のことも紹介しようと思っております。1週間の滞在で全て私の希望が叶ったのは、御社のおかげです。改めて感謝申し上げます。...またお世話になることもあると思いますので、よろしくお願い致します。

2015年 3月 10日間 スリランカ経由、モルディブ水上コテージ4泊
3名様 (日本在住) 素敵な旅をありがとうございました! 手配して頂いた飛行機、リゾート送迎、水上コテージ、オールインクルシブどれも滞りなく、とても快適でした!予約して頂いたClub Rannalhiは島も小さ過ぎず大き過ぎずでしたし部屋も3人でも狭すぎの感じもなく、大きなボトムグラス、外もぐるっと回れる開放感でステキでした!バスタブがあったら尚良かったです(^_^*)、移ったPrestage Ocean Villasの水上コテージは広々し、もう1泊したかったー!...歩いて行けるビーチで充分に綺麗な魚もたくさん見れましたし、とてもとても満足なステキな時間を過ごす事が出来ました! 本当にありがとうございました!また近い将来必ず行きます!その時にはまた是非よろしくお願いします。

2017年 2月 2日間 ホエールウオッチング・ツアー
3名様 (マレーシア在住) この度は急な旅の手配のお願いでしたが、ありがとうございました。 おかげさまで、クジラ、イルカ、エイ、ウミガメとたくさんの海の生き物に出会えました。特にクジラは船の真横で見ることができて、とても貴重な経験ができた1日となりました。...マレーシアや他の東南アジアの国々と似ているようで、島国だからなのか、どこか違う雰囲気のスリランカの旅は二度目もとても楽しかったです。私どもの任期もあと少しなので、また行ける機会があるかわかりませんが、お友達にも是非オススメしていきたいと思います!

2017年 2月 5日間 スリランカ全土疾風の旅
2名様 (日本在住)
体調もよく、先ほど無事帰国致しました。象さんのグループも、そしてヒョウもどちらもジープの目の前を横切るという、とてもとてもラッキーなサファリになりました!!サファリは想像以上に近くで見れて夢が叶いました。...移動中に、時々買っていただいたマンゴー、スターフルーツ、エッグホッパー、とうもろこしなどが本当に本当にホテルよりずっとおいしくて、ツアーとは違う楽しみができて大満足です。...こんなに大充実の旅行ができたのもSrieko Holidaysさんとドライバーさんのおかげです。
スリランカ旅行に行く人がいればSrieko Holidaysを強く薦めたいと思いますので、その際はどうぞよろしくお願い致します。ドライバーさんにもどうぞよろしくお伝え下さい。本当にありがとうございました。
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2017年 2月 気球(バルーン)ツアー
2名様 (ベトナム在住) おはようございます! 今回は色々と手配いただき、ありがとうございました!私も夫も感動のあまり言葉を失ってしまいました、それくらい素晴らしい体験になりました! また機会がありましたら、是非スリランカに戻ってきたいと思います。あと数日の滞在を楽しもうと思います!早朝からありがとうございました!
2017年 1月 4日間 文化三角地帯&中央高地プチ周遊
2名様 (シンガポール在住) この度は大変お世話になりまして、ありがとうございました。お陰様で、充実した旅を終えることができました。...スリランカは自然が豊かで美しく、人々も概して穏やかなので心地よい滞在でした。 シーギリヤロック登頂は家族の良い思い出になりましたし、ヌワラエリヤでイギリスを訪れたかのような気分に浸れ、茶摘み体験までできたたことは大変貴重なことでした。今回ビーチリゾートまで手をだすことができませんでしたし、それぞれの地にもっと長く滞在したかったという思いはあります。 また是非訪問したく思います。その際にはどうぞ宜しくお願いいたします。 **お客様はシルクルートをご利用になり、通常ルートが大混雑の中、ストレスフリーでご搭乗されました。**
2017年 1月 4日間 文化三角地帯&南海岸プチ周遊
2名様 (日本在住) 大変お世話になりありがとうございました。...ドライバーさんはとってもいい方ですね! ロングドライブ中いろいろと気遣っていただき、様々なお話もとても楽しかったです。昨日泊まったホテルは山の頂上近くにあり、街から山道を随分といかねばならず、連れて行っていただくのに恐縮でした。でも、それだけ不便なところにある茶畑の中のホテルの眺めは最高でした❗️満天の星空や、ベッドから眺める朝焼け〜サンライズはなかなか体験できないことだと思います。テントのため寒くてダウンを着て寝たことも忘れられない思い出となるでしょう。笑...本当にこの度はありがとうございました。

2017年 1月 9日間 文化三角地帯、中央高地&南海岸周遊
2名様 (アフリカ在住) 年末年始のスリランカ旅行では大変お世話になりました。最後の2泊の夕食はどうもありがとうございました。特に1泊目は大みそかの特別ビュッフェでとても豪華でした。イベントもいろいろあり、花火もありました。 車も良い車で、ドライバーさんもとても良い方で(気が利き、運転も安心、歴史や観光地についてもよく知っていて解説もしていただきました)、大変快適な旅行ができました。....今回は本当に大変お世話になり、ありがとうございました。おかげで盛りだくさんに大満喫のスリランカ旅行となりました。次にスリランカに旅行に行く友人がいたらお勧めさせていただきたいと思います。
Vol.63 – スリランカでの5年を振り返ってみて!!今年も有難うございました。
皆様 今年2016年も間もなく終わりを迎えようとしています。 クリスマス・パーティー、忘年会、仕事や家庭の後片付け・・と、寒さなど気にしていられない師走の忙しい毎日をお過ごしのことと思います。 こちら南国スリランカは暑い毎日とはいえ、私の住む南西海岸は今、湿度が低くさわやかな風の吹く一年で一番良い季節。こういう時期が1年の半分、いえ3分の1でよいから続いてくれれば、仕事もはかどるのになあ・・と、愛犬につぶやく毎日。 暑さと闘いながら、旅行会社SRIEKO HOLIDAYSをこの地に立ち上げて早6年目となりました。 私が初めてこの国を訪れたのは1998年、商社マンだった夫と香港駐在だった当時、中国旧正月の旅行先に選んだのがこの国でした。 内戦中であったとはいえ、南西海岸のリゾート地であれば、安全上問題はないと知ったので、ヤシの木の下で、インド洋の風に吹かれながらのんびり読書でもしたい・・と思ったのがその理由でしたが、私が人生で初めて訪れた発展途上国は、「人々の生活は思いのほか貧しい・・」という思いでした。白人の観光客に交じって、日がな一日ホテルのデッキチェアで、のんびりしていることに、罪悪感とでもいうような感情が芽生え始め、「私に何かできることはないか・・」と、この国の貧しい子供達を助けるようになったのが、この国との関わり合いでした。 そんなスリランカは2004年末の津波、2009年の内戦終結を経て、すでに当時とは大きく様変わりしました。 内戦が終わって8年近く、不動産の値段は急騰し、土地成金も増えました。商業都市コロンボ中心部のマンションでは3千万~4千万ルピー(日本円では0.8~0.9かけた金額)はざら、ちょっと土地があると1億ルピーをつけている物件もあります。 もう“貧しい国スリランカ”ではなく、他の国同様、“低所得の国民も多いスリランカ”といえそうですが、政府は富裕層から充分な税金を取ることが出来ず、いまだに他の国の援助やIMFからの借金を当てにしています。 特に中国への依存度は高く、コロンボでの“ポートシティ・プロジェクト”という海を埋めたてて“ファイナンシャル・シティを造る建設の他、南部ハンバントタという街での港湾プロジェクトも進んでいます。 「中国がくしゃみをしたら、こんな小さな国はどうなってしまうのだろう・・」という思いと、「かつて親交の深かった日本と、さらに良い関係を構築することはできなかったのか・・」という疑問が交差します。 この5年間、スリランカを“人と自然、文化が共存する世界に稀に見る国”として、その魅力を日本の皆様に紹介してきました。 歴史的文化遺産の紹介はもちろんのこと、スリランカ沖でのクジラ観察、紅茶畑を走るノスタルジックな高原列車、バワ建築の残る森で小さな小さな生き物・ロリスに会いに行くこと・・、弊社で商品化した当時は、長年旅行業に携わっていたスリランカ人ですら「それって、どこ?・・」などと聞いてきたこともありました。 またこの5年間は、スリランカ人からの裏切りの連続ともいえました。その度、何度も「この国を去りたい・・」と言う思いにかられました。でも同様に「あなたにはこの国で頑張ってほしいから・・」と、様々なスリランカ人から助けて頂きました。その度「頑張れるだけやってみよう!この国との出会い、運命を大切にしよう!」と、自分に言い聞かせてきました。 今、日本の皆様の間でスリランカが人気の旅行先の一つに上がってきたことを、「自分もそのことに一役買った。スリランカという国に一助した・・」と自負しています。 “スリランカの貧しい子供を助けること”から始まったこの国との関わり。旅行者という立場から、スリランカ在住者となり、会社を立ち上げ、旅行業を通しこの国に寄与すること。能力や年齢からくる体力等を考えると、自分に合格点を上げてもよいかなと思っています。 そして豊かになっていく今のスリランカで、次に私が目標とすべきことは何だろう? この国のサービス業の質の向上に寄与すること、仕事を通し、お客様を通し、日々感じる“質のレベル・アップ”が新たな課題だと思っています。 末尾になりましたが、今年1年SRIEKO HOLIDAYSをご愛顧いただきありがとうございました。来る年もよろしくお願い致します。 皆さま、良いお年をお迎えください。 www.sriekov2.loc も宜しくお願いします。 2016年12月23日 山倉 理恵子

2016年 12月 4日間 文化三角地帯&南海岸プチ周遊
5名様 (ドバイ在住)
この度は色々とサポート頂き誠にありがとうございました。昨晩、無事にドバイに戻って参りました。予報に反して天候にも凡そ恵まれ、良い旅が出来ました。ドライバーさんも性格が良く、日本語が話せて大変助かりました。...ドライバーさん少し道に迷われましたが、本当に素晴らしいスリランカの旅を満喫することが出来ました。
Srieko Holidaysさんにお願いして本当に良かったと思います。家内とも話していましたが、もしドバイでスリランカに行く人がいたら必ずお勧めしようと思います。
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2016年 12月 7日間 スリランカ文化三角地帯&コロンボ周遊
2名様 (日本在住)
大変お世話になり、ありがとうございました。 ドライバーさんは本当に素晴らしい方で、運転だけでなく、立ち寄った場所の歴史や見ど ころまで、詳しく教えていただきました。 また、移動途中のランチなど、希望に沿ったお店を見つけてくださったり、大変助かり ました。 御社には今回の旅行をとてもスムーズで、楽しいものとしていただき、本当に感謝して います。
またスリランカの別の都市に旅行ができればと思いますし、友人知人にがスリランカを 旅する際には、スリーエコ・ホリデーズを紹介させてください。
*** お客様はブログにて「お食事、スリランカ旅行準備、買ってきたもの」を載せています。*** ☞写真をクリック
