Vol.62 – 罰金大幅アップRs25,000へ!スリランカの交通事故は減るのか?
皆様 日本は日に日に、寒さが身に染みる季節になってきたことと存じます。先週は東京に気の早い雪が舞ったと友人から便りがあり、ほんの2週間前の東京は、汗ばむほどだったのにな~~と短かかったですが、楽しかった滞在を思い出しました。 あと数日で師走(12月)です。今年一年の締めくくりの月、今年が有意義な一年だったと言えるよう、もうひと踏ん張りといったところです。 さて、常夏のスリランカは、毎年11月に次の年度の国家予算の策定を行います。 国家予算の策定は、通常歳入、歳出の調整となるわけですが、、この国では歳出を削る案は、利権が絡みほとんどありません(笑)ので、歳入を増やすための税制、税率改定となります。 税率の見直しに伴い、早速狙われたのが、私がこよなく愛するビール...ライオン・ラガービールは11月より500ml缶で1本Rs200のものがRs230へ値上げ!タイガー・ラガービールは500ml缶で1本Rs230のものがRs270へ値上げ!その他諸々のものが値上げ...といった悲しい状況です。 大した値上げではないように見えますが、1日2本を基本とする私にとっては、ビールだけで1か月Rs1800の負担増、1年で約Rs22,000の負担増となるわけです...まあ、スリランカから一時ビールが消えたことを考えれば、飲めるだけでも幸せ!?と考えたほうが、精神的には良いかもしれません。...そういった心理に政府は付け込んでいるのかもしれませんね(笑) IMFから多大な借金(前政権の負の遺産)をしているスリランカ、国家財政の改革を迫られている政府としては、財源の確保のため、増税は仕方のない事なのかもしれません。しかし、一般庶民を苦しめる歳入のアップだけではなく、大臣が50人以上いる政府や、その下で働く政府職員、公務員の人員見直し等の、歳出削減案も同時に聞きたいものです...ついでに、多くの公務員に対する、不公平な車の輸入税免除の廃止など行ったら、一般庶民は増税も納得るのでは.... ところで今回はその増税にからむ話ではありませんが、今日のスリランカを理解する上では「大変わかりやすいお話!?」を一つ、11月27日のSunday Timesに書かれていた内容に、私情を絡めてご紹介いたします。 お話は先週、運輸省、財務省、警察局より出された罰金の引き上げに関する内容で、交通事故を減らし、交通安全を確保するために、主要交通違反7項目に対して罰金を一律Rs25,000にし、他違反も順次罰金を引き上げるといったもの。 日頃、ルール、モラル、マナーを無視して運転している、ほとんどのスリランカのドライバー達には、歓迎すべき薬(特効薬)と言いたいのですが、どこまで実施できるかが問題! 早くも殆んどのバス協会や他関連協会が反発して、ストライキ、ボイコット行為に出る模様です。 なんせ大臣が50人以上もいる国です。それぞれの利権が絡み、それぞれの立場から議論をするのですが、結局何も決まらず、案が立ち消えになるのがこの国の常!!今回は人の命の安全がかかっているだけに、ぜひ進めてほしいものです。 <主要交通違反罰金引き上げ案> ● 保険を携帯せず運転した場合、新罰金Rs25,000(旧罰金Rs5,000) 補足:1か月前にぶつけられた。ぶつけた車(トラック)のオーナーは、保険に入っていなかった。 ● 左側より追い越しをした場合、新罰金Rs25,000(旧罰金Rs500) 補足:スリランカも日本と同じ左側通行です。道の無い所を左から無理に追い越しされ、冷っとした事が何度もある。 ● スピード違反をした場合、新罰金Rs25,000(旧罰金Rs1,000) 補足:大きな車(バス)ほど、乱暴で高速な運転をする、運転していて彼らを避けるのに一苦労。 ● 運転手の運転免許が失効している場合、新罰金Rs25,000(旧罰金Rs1,000) 補足:当たり前の事、いう事はない。 ● 酒気帯び運転をした場合、罰金Rs25,000(旧罰金Rs5,000~7,500) 補足:酒気帯びの取り締まりをほとんどしていない。 ● 免許不携帯の場合、新罰金Rs25,000(旧罰金Rs2,500) 補足:当たり前の事、いう事はない。 ● 線路横断ルールを守らなかった場合、新罰金Rs25,000(旧罰金2,500~500) 補足:遮断機が下りていなければ、ほとんどの車は停止しない。 上にあげた主要交通違反7項目は、運転するうえで最低限のルールとモラル、マナーだと私はおもいます。 車は便利ですが、使い方を間違うと人を簡単に殺す凶器となります。...殆んどのバス協会や他関連協会が、何故ストライキやボイコットをする程、反対しているのか大変理解に苦しみます。彼らは違反ありきなの集団なのでしょうか?いや、罰金が高すぎるどうのこうのと言っているようですが、違反をしなければよいだけの話!ルールを守ればよいだけの話ではないのでしょうか!? <スリランカの交通事情> スリランカの交通事情は、インドほどではないにしろ劣悪を極め、毎日多くの人が交通事故で亡くなっています。 2009年の内戦終了後、地価が上がり、その恩恵を受けた人々が自家用車を持つことが可能になり、コロンボを中心に、ここ7年ほどで車が急増しています。スリランカをご旅行された人は分かると思いますが、高速道路などの道路インフラが十分でないスリランカでは、狭い道にバス、トラック、ジープ、乗用車、オート三輪、トラクター、牛車、バイク、自転車人、牛、犬がひしめき合い、混沌を極めた状況です。交通ルールはあるのですが、ルールはルール!守るのが馬鹿らしくなるほど...一部の車を除いてほとんど守られていないのが実態、特に大型、中型のバス、トラック、バン、大型SUV(ジープタイプ)など大きな車は制限速度を守らず、狭い道を高速で縫うように走り、車間距離を取らず、パッシングやクラクションを鳴らし、「退け退け退けっ!!!」と、まるで運転で憂さを晴らすがごとく、危険極まりない運転を平気でしています。必然的に車と車、車と人の接触事故が起こり、死亡事故になる事も多々...狭い道路は野次馬と車で大渋滞となり多くの人に迷惑が掛かります。そして亡くなった方のご家族はもっと.... 私達がスリランカを訪れ始めた、1998年から内戦終了前後までは、このような事はなかったのに...仏教の教えに基づき、半ばは他人お幸せを、半ばはわが身の幸せを考える、おおらかな人々はどこへ行ってしまったのでしょうか...10年そこそこで、人はこんなに変わるものなのか?内戦で押さえつけられていたものは大きかったにせよ、自分だけよければ、楽しければそれでよい!他の者なんか知るか!?という自己中心的な社会は、大人が集う社会ではないと思います。自身で運転するたび、今のスリランカにはあまりのモラルとマナーの低さに悲しみを覚えます。 「何をそんなに急ぐのか?...時間に間に合わない!...なら何でもっと早く家を出ないのか?...スピードを出せば間に合う!...それで事故を起こす!!...人に迷惑をかけ、自身はすべてを失くす」 ...この国の人達には、社会生活の中での「ルールを守る大切さ」、「人の命の大切さ」、そして何より「弱者を思いやる心の大切さを」思い出してもらいたい...互いに思いやる心から、より美しく調和がとれた国の発展があるのだと思っています。アジア人なら、当たり前に出来ることだと思います。 2016年11月28日 山倉 義典

もっと!気軽にスリランカ・2泊3日 *キャンディ、ヌワラエリヤ&高原列車*
<2泊3日> キャンディ、ヌワラエリヤ&高原列車の旅
Srieko Special(スリ-エコ・スペシャル)
≪ ニゴンボ、コロンボ、空港、どちらからでも出発可能! 前泊&延泊のアレンジ、日程のモディファイも対応可能です ≫
世界遺産キャンディ&「リトル・イングランド」ヌワラエリヤで過ごす優雅な時間!いつも頑張っている私への“プチ・バカンス”
世界遺産:キャンディ(仏歯寺)、中央高地ヌワラエリヤ
お茶摘み体験/高原列車/コロンボ
オプショナルツアー:キャンディーダンスショー鑑賞

もっと!!気軽にスリランカ・2泊3日 * ヤーラ国立公園 & 世界遺産ゴール *
<2泊3日> ヤーラ国立公園&世界遺産ゴールの旅
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高速南部線の延長でヤーラ国立公園がより近く!
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世界遺産:ゴール
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オプショナルツアー:ヤーラ国立公園イブニングサファリ/ホエールウオッチング(夢のシロナガスクジラに会いに)

もっと!気軽にスリランカ・2泊3日 * プチ&プチ遺跡巡り *
<2泊3日> プチ&プチ遺跡巡りの旅
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本格的な遺跡、史跡巡りは、まだ少し先の楽しみ。でもあの有名な壁画ぐらいは見てみたい!サファリやエレファント・ライドも楽しんじゃう。違う私に生まれかわりそうな予感。
世界遺産:シギリヤ、ダンブッラ(石窟寺院)
ミンネリヤ国立公園サファリ/エレファント・ライド(シギリヤロック)/コロンボ
オプショナルツアー:シギリヤ空港まで楽々国内線(30分)/ご宿泊ホテルにてアーユルヴェーダ体験
上空からシギリヤロック!!
Srieko Special 国内線ご利用の場合、天空の要塞シギリヤロックを空から見るチャンス!!

2016年 11月 6日間 スリランカ中央高地&文化三角地帯プチ周遊
2名様 (インド在住) 今回のスリランカ旅行は大変有意義で楽しい旅行となりました。 道路や町の混雑には少々参りましたが、 ドライバーさんのリードもあり、予定していた行程を無事にこなせたことを大変ありがたく思っております。全日程、車をお願いしたことで精神的にも安心して旅行を楽しめました。ありがとうございました。ドライバーさんにもどうぞよろしくお伝えください。 また、そちらへ伺う機会がありましたらよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
2016年 11月 5日間 文化三角地帯&中央高地周遊
2名様 (マレーシア在住) 此の度はお世話になりました、お陰様で楽しいスリランカ旅行ができました。 運転手さんの安全運転での案内が私たちには非常に助かりました。 家内の誕生日祝いでしたので、楽しい旅行が出来ました事を喜んでおります。
2016年 10月 6日間 スリランカ文化三角地帯&中央高地周遊
2名様 (日本在住) 大変満足のいくスリランカ旅行でした。旅行前から御社にはいろいろなアドバイスを頂き、日程表も非常に満足な状態での旅のスタートでした。スリランカに行くことが決定し、数社にお見積りをしました。御社のサービスと内容・価格共に非常にクオリティの高い旅行会社だと思います。今後、友人などスリランカへの旅行を希望される場合は、御社を推薦したいと思っています。 また、同行して下さったガイドさんも親切な方で、わたし達の要望にも応えて下さり、自由度の高い旅行となりました。スリランカの文化や歴史も詳しく教えて頂きました。日本から遠く離れたこの国の文化に触れ、より一層スリランカが好きになりました。また、スリランカに行きたいと思います。
2016年 10月 5日間 スリランカ文化三角地帯&中央高地プチ周遊
2名様 (インド在住) スリランカ旅行では大変お世話になりました。季節の変わり目との事で天候を心配しましたが、お蔭様で雨に遭う事もなく、初めてのスリランカを楽しむ事が出来ました。 プランについても我がまま放題を聞き入れて下さり、上手く計画して下さったので、効率よく観光出来たと満足しております。 スリランカにはまだまだ見所が沢山あるようですので、機会があれば再訪したいと思います。その際には又、宜しくお願い致します。
Vol.61 – 旅行には大きな効能、二つあり!!
皆様こんにちは。 日本は日に日に秋が深まってくるころではないでしょうか。暑かった夏も記憶から薄れ、秋晴れの中、スポーツ、文化行事、野外での食事会に参加など、思い思いの秋を楽しんでいることと思います。 私たちの住むスリランカは、常夏の世界!春秋も無ければ、冬もない世界、かろうじて12月、1月は過ごしやすくなり、朝晩は気持ちの良い日が続きます。美しい海辺のデッキチェアで昼寝などしていると、肌寒さで目が覚めることも!一年一回の大自然からのプレゼントと言えます。 ところで、Srieko Newsを楽しみにされていた方、随分お休みしてすみませんでした。 7月より多くのお客様がスリランカに来ていただき、やっと10月先週末に一段落いたしました(今も周られているお客様もいらっしゃいますが...)。今年の夏のお客様の傾向は、高級ホテルをご希望されるお客様が多く、日本の景気が少し回復していることと同時に、スリランカが日本の皆様に広く知られることとなり、ハワイとはいかないまでも、徐々に南国の美しい島の一つとして認識されてきたのかな!?などと考えています。 2015年に放送されたNHKスペシャル・ホットスポット(福山雅治氏ナビゲーター:弊社コーディネート)も多くの人々へスリランカの素晴らしい大自然を伝える一役を担ったようです。 お客様から、ロケの行われた、ミンネリヤ国立公園、ウダワラウェ象の孤児院、ロリス観察など、福山氏の行ったところを訪問したいというご要望も多数ありました。 改めまして今年の夏は、多くのお客様に来ていただきました事、感謝申し上げます。 さて今回は、旅行の効果について考えてみたいと思います。 皆さまが旅行に行きたくなる時はどんな時でしょうか?海外に住む友達に会いに行く、少し疲れたのでリラックスに行く、文化自然遺産を見に行く、スポーツを楽しみに行く、はたまた傷心旅行....などなどいろいろな理由があると思いますが、ひとえに日常を離れ新鮮な環境の中に身を置きリフレッシュをしたいからではないでしょうか。 見るもの、雰囲気、言葉、食事のように自身を取り巻く環境がガラッと変わると、人は活力が湧いてくるものだと思います。 そして、その環境に身をおきながら一週間、二週間....最初は違和感がったものの、次第に環境に慣れ、しまいにはその国を良くも悪くも、その環境に溶け込んでいる自分がいる....更に日本と比べこの国のここが気に入った!ここが嫌い!!など自国と比較しながら、ご旅行を楽しまれた経験はありませんでしょうか。 私はこの点が大変重要な旅行の効果だと思っております。 他国の文化、自然を肌で感じ、地元の人達と交流を取りながら、日本(自身の置かれている状況)を見つめなおす大切な機会なのではないでしょうか。 さて、もう一つ大変重要な効果があることはご存知でしょうか? 皆様がご旅行をするで、地元住民が潤っていることです。世界最貧国の一つとして内戦を経験しているスリランカは観光立国を主要産業の柱として、各地で開発が進んでいます。経済都市コロンボ、主要観光地では時間はかかっておりますが、多くのホテルが新たに建設され、周辺の道路整備が進められています。 皆様がご旅行で使うお金は、ドライバー、ガイドの生活を潤し、商店、ホテル、公共施設等の旅行産業を潤しているのです。更に旅行産業が潤えば、他の関連産業も潤います。 各産業の潤い=政府の税収も増え(ちゃんと税金を納めている場合ですが...スリランカの場合ここが問題!?)、地域住民の生活も少しずつですが、潤ってきているようです。 このように私たちは、旅行には大きな効能が二つあると考えています。 「自分の旅行が、その国の住民の生活を助けている」などと考えたことがありますでしょうか!? 恵まれない国への募金は、最終的に有効に使われているのかどうか、定かでない昨今を考えますと、自身が楽しめ、確実にその国の地域貢献ができるご旅行は、まさに一石二鳥の効果があるのです。 いろいろな国へ出かけてみてください。そして次にその国を再訪したとき、新しい高速道路が通っていたとしたら、あなたが前回旅行した費用の一部が使われている事でしょう。 そうすれば、よりその国に愛着がわくはずです。 2016年10月13日 山倉 義典 www.sriekov2.loc も宜しくお願いします。
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2016年 9月 3日間 文化三角地帯プチ周遊
2名様 (日本在住) 旅行中 ドライバーさんには大変良くして頂きました。彼は日本人以上に時間に正確で、いつも待ち合わせ時間の5分以上前から待機していてくれ、私たちの安全を第一に考えてくれました。彼のようなドライバーを手配して頂いたSrieko Holidaysさんに本当に感謝致します。 スリランカの道路事情にはびっくり致しましたが、スリランカの方達もとても親切でした。(正直当初はインドと似たり寄ったりと思っておりましたので、身構えてしまいました) 同行の友人もまた スリランカを再訪し、今回行けなかった場所に挑戦したいと申しておりましたので、際にはまた、よろしくお願い致します。
2016年 9月 7日間 モルディブ水上コテージ&スリランカ文化三角地帯周遊
2名様 (日本在住)
モルディブ、スリランカ文化三角地帯の旅行では大変お世話になりました。あっという間の1週間でした。
モルディブは想像以上に美しい島で、オールインクルージブでしたので、食事の心配もなくゆっくりと海や空を眺めながら過ごすことができました。
スリランカも自然がたくさんあり、移動中の車窓からは人々の普段の生活が、垣間見れ飽きることなく移動できました。牛が道路を歩いているのにはビックリ!..3泊でしたが全て最高のホテルで、どうせ泊まるなら最高の気分を味わえるホテル!これは外せません!...安心して家族3人旅行が楽しめました。本当にありがとうございました。
