Vol.27 – スリランカ世界遺産中央高地、高原列車の旅!!ポポ~、ポポ~
皆様
11月に入り、今年もあとふた月を残すのみとなりました。師走の12月は様々なことで忙殺されるので、比較的いつものペースで過ごせるのは、今年はもうひと月だけ・・。
そんなゆっくり気分で、SriekoのWEBをのぞいて下さる皆様に、今回は、ガタガタゴトゴトゆっくりが自慢の、スリランカの鉄道のお話しをしたいと思います。
先月、お茶畑で有名な高原地帯に、久しぶりに足を延ばしました。
今スリランカは“のびざかり!”の国。至る所で道路工事や整備をしています。この間まで、あんなにひどかった道が見事に変身していることに思わず感激するのもつかの間、目的地までのその先はまだ工事中で以前よりひどい道だったり・・。
定期的に道路状況を把握していないと、せっかく遠路はるばるスリランカにいらして下さったお客様にご迷惑がかからないとも限りません。
今回の旅行はその道路視察はもちろんですが、高原列車に乗ることが第一の目的でした。
お問い合わせの多いスリランカ鉄道の旅を、時間の限られた日本のお客様にも楽しんで頂けるよう、何とかSrieko風にご紹介、ご提供できないものかと考えたからです。
乗車したのは、エッラ(Ella)という山の中の小さな田舎町。けれど鉄道目的の欧米人客が多いため、けっこうしゃれたレストランや喫茶店が多く、驚かされます。
エッラのおもちゃの国のようなかわいい駅を朝10時に出発。下車するのは約2時間後、“リトル・イングランド”と呼ばれる避暑地・ヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)。緑生い茂る山道を重そうに、列車はゆっくり進んでいきます。
乗り込んだ一等車は、車両の片側が大きなガラス張りで、美しい景色が一望できます。
かつて乗った時と同じです。椅子が以前より座り心地が良いと感じたのは、車両を修繕したからではなく、(以前のような旅行者ではなく)スリランカに移り住んだ私がこの国のスタンダードに慣れたせいだったのでしょう。
「ポポー、ポポー」と蒸気機関車のように音を立てて進む列車。美しい山の光景に、右斜めの白人男性は高価そうなカメラのシャッターを何度もカシャカシャさせています。
緑色の景色の間から飛び込んでくる、平屋建ての簡素な小学校、牛飼いをてこずらせている子牛、小さな畑を耕す農夫、手を振る男の子と赤ん坊を抱いたお母さん・・。スリランカならではの山の景色です。
座ることに飽きると、デッキへ。乗降口のドアは開いたままで、座席の窓から受ける何倍ものさわやかな風を体中に感じることができます。スリランカ・ペースで走る列車に、危なさも怖さもありません。
1時間が経った頃、停車した小さな駅で、物売りが声をかけてきます。スリランカ人の初老の男性が買っていらっしゃるので、「それは何ですか?」と聞くと、小さな袋に入った中身は、小枝についた鮮やかな赤い実でした。
英語は話せないらしく、「おひとつどうぞ!」と身振りで袋を差し出して下さいます。
たった今、木から摘んできたばかりといった感じの、青木のにおいのまざった赤い実は、木苺のような甘酸っぱい味です。次の駅で売りに来た際、私も買うことにしました。
“木苺売り”は列車の外から声をかけてきますが、車内に入ってくる売り子もいます。1駅分の切符が買えるだけ“おいしい商売”なのか、はたまた無賃乗車か・・。
彼らはピーナッツ売り、丸い形のスリランカ・サモサ売り、そしてポットとプラスティックの使い捨てカップを手にしたコーヒー売りです。
スリランカの列車の中で、コーヒーが飲めるなんて、まるで日本の新幹線並み・・。
もちろん、本格コーヒーではなくネスカフェ、そして売り子は“きれいできりっとしたお嬢さん”ではなく、“サロン(スリランカ風腰巻)を巻いた山焼けしたおじさん”の違いはありますが・・。
かつてこの列車に乗り込んだとき、空腹に耐えかね食堂車(=売店車)で口にしたものは、ホットドック型のパンに、一切れのゆで卵と玉ねぎだけが入った、質素なサンドイッチだったことを思い出しました。
「戦争が終わるのも、もうすぐのことさ・・」と30年続いた内戦に、持ち前の楽天気質で耐えてきたスリランカの人々。平和が訪れた今、これから先、いい方向に進んで行ってほしい・・、私の心の中で、かつてと今のスリランカが交差していったとき、車内が小さなざわめきに包まれ、現実に引き戻されました。
乗客がほとんど、進行方向の左側に集まっています。ヌワラエリヤが近づき、延々と広がる紅茶畑の向こうに滝が見えます。遠くからでも、その滔々とした水の流れがわかります。
ご自慢のカメラをしばらく膝の上にのせていた白人男性も、また“写真家”に戻っています。スリランカの海岸部とは全く異なる、美しい高原の風景です。
この先、国が少しずつ発展していっても、この美しい景色も、スリランカ時間で走る高原列車も、スリランカの人々の笑顔も変わらないでいてほしい。
車掌さんがわざわざ「次はヌワラエリヤ駅ですよ」と知らせに来て下さったとき、そう祈るような思いでデッキに向かいました。
スリランカ・ゆっくり列車の旅を楽しむあなたには、どんな思いがよぎるのでしょうか。
2012年10月 5日間 (スリランカ・ゴルフツアー)
2名様 (バングラデシュ在住) いろいろとお世話になりました。希望通り3ヶ所のゴルフ場でプレーすることができました。 バングラデシュの平坦なコースで遊んでいるので、キャンディーとヌワラエリアのコースは堪能できました。 トリンコマリーにも9ホールのゴルフ場ができたとか、前から鯨を見てみたいと思っていますので、是非とも行ってみたいです。
2012年10月 8日間 (世界遺産7か所+高原電車)
1名様 (日本在住) たいへん楽しい旅ができてよかったです。 ありがとうございます。 素敵なホテルに泊まれましたが、滞在時間が少なかったのが残念でした。 いろいろお世話になりました。
Vol.26 – スリランカ旅行!安いの?高いの?
皆様
日本は暑すぎた夏が嘘のように、心地よい秋の風を感じる頃ではないでしょうか。
こちらスリランカは、年中トロピカルの国ですが、今年は雨が多く、わが街ニゴンボ(Negombo)ではここ数か月、一日中晴れの日はごくわずかです。おかげで道路はぬかるみ、わが愛犬・太郎の足は泥だらけ。
その一方で、北東部はこの半年、雨がなく、水不足が心配されていましたが、先日ようやく恵みの雨が。しかし、今度は地域により洪水を引き起こしています。
全く、自然は気まぐれです。快晴が続いた日のニゴンボの海岸の、絵に描いたような美しい景色が、夢で見た光景でないかと思えてくるこの頃です。
さて今回は、前号でお話しした「スリランカの旅物価は高いのか、安いのか?」を食事を例に、もう少し詳しくご説明します。
お客様からよく「お昼はいくらぐらいを考えればいいですか?」とのご質問を受けます。
朝食と夕食は宿泊先のホテルでお取りになりますが、昼食は移動途中や、観光地先で頂くことになるためです。
ご質問に対し「お一人、10ドルを見ておけば充分だと思います」とお答えしますが、この金額はあくまで、外国人旅行者が対象のレストランでの目安。
こうしたお店であれば、食事の内容、雰囲気、景色、店員のホスピタリティー、全てにわたって、かなりよい所であるといってよいでしょう。(残念なことに、そうでないところもありますが)
一方「ローカル・スタンダードでかまわないわ・・」となると、その4分の一の金額でもおつりがくると言えるでしょう。
こうした店も“盛り切りスタイル”のライス&カレーは、なかなかいけますし、ドーナッツやマフィンを一緒に売っている店もあるので、一つ買って帰れば、車に戻ってからも、ひもじい思い(?!)をしないですみます。
ただ「ライス&カレーのお皿に、このおかずもプラスして・・」などと注文すると、急に2倍近くの金額になったり(食いしん坊の夫は何度も、この間違いを繰り返しています)、飲み物用のグラスを持ってきてもらったけれど、汚れが気になって、洗い直してみたり・・。
ようやく「頂きます!」の運びになると、ハエやコバエがブーン、ブーン。
汗をかきかき食事が終わりトイレに行くと、ビデを使ったローカル客(?)により床は濡れているし、洋式便座は外国人客(?)が靴で上がって用を済ませたせいで傷だらけ・・。
「早くエアコンの効いた“車・個室世界”にもどりた~い!」とならないとも限りません。
スリランカの旅物価が高いか、安いか?それは、旅するあなたの価値観にかかってくるのかもしれません。
Srieko News号外 221012(高原列車)
皆様 お茶畑で有名な高原地帯に、久しぶりに足を延ばしました。 今スリランカは“のびざかり!”の国。至る所で道路工事や整備をしています。この間まで、あんなにひどかった道が見事に変身していることに思わず感激するのもつかの間、目的地までのその先はまだ工事中で以前よりひどい道だったり・・。 定期的に道路状況を把握していないと、せっかく遠路はるばるスリランカにいらして下さったお客様にご迷惑がかからないとも限りません。 今回の旅行はその道路視察はもちろんですが、高原列車に乗ることが第一の目的でした。 お問い合わせの多いスリランカ鉄道の旅を、時間の限られた日本のお客様にも楽しんで頂けるよう、何とかSrieko風にご紹介、ご提供できないものかと考えたからです。 乗車したのは、エッラ(Ella)という山の中の小さな田舎町。けれど鉄道目的の欧米人客が多いため、けっこうしゃれたレストランや喫茶店が多く、驚かされます。 エッラのおもちゃの国のようなかわいい駅を朝10時に出発。下車するのは約2時間後、“リトル・イングランド”と呼ばれる避暑地・ヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)。緑生い茂る山道を重そうに、列車はゆっくり進んでいきます。 乗り込んだ一等車は、車両の片側が大きなガラス張りで、美しい景色が一望できます。 かつて乗った時と同じです。椅子が以前より座り心地が良いと感じたのは、車両を修繕したからではなく、(以前のような旅行者ではなく)スリランカに移り住んだ私がこの国のスタンダードに慣れたせいだったのでしょう。 「ポポー、ポポー」と蒸気機関車のように音を立てて進む列車。美しい山の光景に、右斜めの白人男性は高価そうなカメラのシャッターを何度もカシャカシャさせています。 緑色の景色の間から飛び込んでくる、平屋建ての簡素な小学校、牛飼いをてこずらせている子牛、小さな畑を耕す農夫、手を振る男の子と赤ん坊を抱いたお母さん・・。スリランカならではの山の景色です。 座ることに飽きると、デッキへ。乗降口のドアは開いたままで、座席の窓から受ける何倍ものさわやかな風を体中に感じることができます。スリランカ・ペースで走る列車に、危なさも怖さもありません。 1時間が経った頃、停車した小さな駅で、物売りが声をかけてきます。スリランカ人の初老の男性が買っていらっしゃるので、「それは何ですか?」と聞くと、小さな袋に入った中身は、小枝についた鮮やかな赤い実でした。 英語は話せないらしく、「おひとつどうぞ!」と身振りで袋を差し出して下さいます。 たった今、木から摘んできたばかりといった感じの、青木のにおいのまざった赤い実は、木苺のような甘酸っぱい味です。次の駅で売りに来た際、私も買うことにしました。 “木苺売り”は列車の外から声をかけてきますが、車内に入ってくる売り子もいます。1駅分の切符が買えるだけ“おいしい商売”なのか、はたまた無賃乗車か・・。 彼らはピーナッツ売り、丸い形のスリランカ・サモサ売り、そしてポットとプラスティックの使い捨てカップを手にしたコーヒー売りです。 スリランカの列車の中で、コーヒーが飲めるなんて、まるで日本の新幹線並み・・。 もちろん、本格コーヒーではなくネスカフェ、そして売り子は“きれいできりっとしたお嬢さん”ではなく、“サロン(スリランカ風腰巻)を巻いた山焼けしたおじさん”の違いはありますが・・。 かつてこの列車に乗り込んだとき、空腹に耐えかね食堂車(=売店車)で口にしたものは、ホットドック型のパンに、一切れのゆで卵と玉ねぎだけが入った、質素なサンドイッチだったことを思い出しました。 「戦争が終わるのも、もうすぐのことさ・・」と30年続いた内戦に、持ち前の楽天気質で耐えてきたスリランカの人々。平和が訪れた今、これから先、いい方向に進んで行ってほしい・・、私の心の中で、かつてと今のスリランカが交差していったとき、車内が小さなざわめきに包まれ、現実に引き戻されました。 乗客がほとんど、進行方向の左側に集まっています。ヌワラエリヤが近づき、延々と広がる紅茶畑の向こうに滝が見えます。遠くからでも、その滔々とした水の流れがわかります。 ご自慢のカメラをしばらく膝の上にのせていた白人男性も、また“写真家”に戻っています。スリランカの海岸部とは全く異なる、美しい高原の風景です。 この先、国が少しずつ発展していっても、この美しい景色も、スリランカ時間で走る高原列車も、スリランカの人々の笑顔も変わらないでいてほしい。 車掌さんがわざわざ「次はヌワラエリヤ駅ですよ」と知らせに来て下さったとき、そう祈るような思いでデッキに向かいました。 スリランカ・ゆっくり列車の旅を楽しむあなたには、どんな思いがよぎるのでしょうか。
2012年9月 8日間 (世界遺産7か所)
1名様 (日本在住) 先日は本当にお世話になりました。 SorowwaとHill Clubのホテルはとても快適でした。部屋などの設備はもちろん、スタッフもフレンドリーで親切でした。 アヌラーダプラ、ミヒンタレ、ポロンナルワ、シギリヤの遺跡はとても興味深かったです。もう1泊か2泊してじっくりゆっくり見ればよかったなぁと思いました。 ポロンナルワの暑さは予想以上でした。 ヌワラエリヤとホートンプレインも気持ち良く、行って心から良かったと思いました。
2012年9月 8日間 (世界遺産&東海岸)
2名様 (日本在住) 楽しい旅行のアレンジ有難うございました。トリンコマリー予想に反し?最高でした!! 静かな砂浜、豪華ヨットでのクルージング、ピジョンアイランドでのシュノーケリング、私達にとって素晴らしい思い出が出来ました。....... こんどは、西海岸のクジラに会いに来ます。
Vol.25 – SRIEKOが明かすスリランカの“ニコニコ (o^-^o)”真実
皆様
遅い夏休みを取られた方も、そうでない方も、さすがに休みの思い出はとうに消え去り「次の祭日はいつかな~」と、カレンダーに目が行く頃ではないでしょうか。
皆様の貴重な休日と虎の子(?)を使っての旅行先がスリランカとなることを願って、
今回はスリランカ旅情報をお送りします。お客様のお声をもとに、まとめてみました。
1.スリランカは海外旅行先として安全か?
旅行を終えられたお客様から「スリランカがこんなに安全な国だとは思わなかった・・」という感想をよく頂きます。
意外な言葉に「そうか、日本ではスリランカはまだまだそうした認識なのだ」と、逆に教えられる思いとなります。
内戦が終わり平和が訪れ3年以上となりますが、内戦中でも「危ないのは、一部の地域だから・・」と多くの欧米人が本国が冬の時期、寒さを避けてリゾートに訪れていました。
その上、スリランカは仏教を中心に、宗教が生活に根差した国。もちろん他国にもれず悪事を働く輩もいますが、基本的に犯罪は少ない国だと思います。
2.旅物価は高いのか、安いのか?
一言で表現すると「高いと安いが両極端」と言ったところでしょうか?
1でも触れたように、スリランカは以前から、欧米人には人気のリゾート地であるため、クリスマス休暇の頃など、ホテルの値段も信じられないほど跳ね上がります。
その上、公共交通機関が発達していないため、車をチャーターするのが一般的です。
スリランカは車とガソリンが高い国なので、当然、移動手段にお金がかかることになってしまいます。
しかしオフシーズンはもちろん、ピークシーズンでも、客の入りが悪いとなるとバーゲン・プライスを出してくる有名ホテルもありますので、そうした期間にご旅行されるお客様は思わぬ予算で旅行ができることにもなります。(SRIEKOのWEBをご参考に!)
またスリランカでは一般に、外国人旅行者対象のレストランは、スリランカ人が利用する店とは全く金額が異なってきます。どのタイプの店で食事をするかで、「高い、安い」も、大きく違ってくるでしょう。
一方、お土産はローカルのスーパー・マーケットで調達すれば、安さにびっくりでしょう。
これは余談ですが、仏教寺院や遺跡などの入場料は外国人価格。スリランカ在住の私ですら例にもれず。ローカル価格のあまりの安さ(場合によっては、なんと80倍の差の所も)に「ひどい!」と、泣きそうになったっけ・・。
3.スリランカの魅力はどこか?
もちろん、自然の素晴らしさ、文化的遺産、アーユルベーダによるリラックス等ははずせないところですが、旅行を終えられたお客様はおっしゃいます。
「大人も子供も人懐っこい。子供は笑顔で手を振ってくる。もう日本にはなくなってしまったものがスリランカにはある。なんだか元気になるなあ。また訪れてみたい・・」と。
さあ!あなたの傷ついた心、疲れた心を癒しに、スリランカを旅してみませんか?
Vol.24 – スリランカ、ちょっと気になるホテル事情!?Part 2
皆様
新学期がスタートしました。まだまだ残暑厳しい頃でしょうが、皆様それぞれの夏の充電と次の休みへの渇望をパワーに、2012年の残り4か月をお過ごしくださいますよう。
今回はスリランカ版ホテル事情の第二弾。お客様からの声をもとに、Srieko風コメントで味付けしてみました。「夏の暑さでもうクタクタ・・」という方は、元気がでるかも?
1 スリランカのホテルはアメニティー・グッズが少ない。
「スリッパもないし、歯ブラシもついていない・・」というお客様もいらっしゃいますが、歯ブラシもスリッパも日本のお客様に合わせたスタンダード。スリランカに限らず、他の国々の星の数の多いホテルでも、こうしたアメニティーは、付いていないのが一般的。
また、スリランカでは4星以上でも、エコロジーを理由にシャンプー、リンス、ボディソープ等が備え付けとなり、持ち帰り用ではないホテルもあります。どうかご理解を!
2 トイレの水の出が悪い。
「今度、マイ・ハンドポンプを持ってこないと・・」とおっしゃるお客様に、座布団4枚?!
これはホテルにおいて困った問題です。理由の一つとして、トイレット・ペーパーによるトイレ官の窒息状態。
(最近になり、少しずつ一般化してきましたが)もともとスリランカはペーパーを使わない国。X年前(ご想像にお任せします)までは、某大臣宅の広いトイレにすらペーパーが備え付けられてなかったとの逸話があるぐらいです。
その代りに、ビデが備え連れられているので、こちらをうまく使うとよいかもしれません。
くれぐれも「掃除用のホースが付いているわ!」なんて、間違わないでくださいね(笑)
3 5つ星ホテルに大きな写真が飾られている。
日本からの友人と、某ホテルのフレンチレストランで昼食を取った時のこと。
おしゃれで、おいしく、リーズナブル!なカジュアル・フレンチに感激した友人は「このレストランは有名なのでしょう?私、見たもの!フロントに、シェフの写真がでかでかと飾られていたもの・・」ともらしました。
いえいえ、写真のその人は、赤いマフラー(これ故、友人が誤解したよう・・)がトレードマークの、スリランカの大統領ラジャパクサ氏です。
スリランカに限らず、大きなホテルや政府系のオフィスに、大統領の写真が飾られている国は多くあります。王様の場合もあります。
背広着用というわけではなく、個性的なスタイルを好むVIPが世界には多いので、お間違いのないよう・・。
Vol.23 – スリランカ、ちょっと気になるホテル価格事情!?
皆様
日本は夏真っ盛り!夏休みが取れないというお忙しい方も、さすがにお盆だけは・・という方も多いと思います。Srieko Newsで旅気分を味わってくださいね。
さて今回は、知って得する(?)スリランカのホテル事情をお話ししたいと思います。
ピラミッドを思い描いていただきましょう。
スリランカでは3つの大きなホテルグループを頂点に、中規模のホテルグループ、小規模、さらに個人所有という形が成り立ちます。
その3つの“頂点系のホテル”が大抵4~5星ホテルであり、有名なスリランカ人建築家が手掛けた人気ホテルも多数、含まれています。
その“頂点系ホテル”のどれかをお客様に選んでいただけば、発展途上国のスリランカでも、さほど問題なく、楽しんで頂けるかなあ・・というのが率直な感想。
しかし!!一番のホテル数を誇る“頂点系ホテル”会社の一つは、日本人的ビジネス・スタンダード、いえ、ワールド・ワイド・スタンダードでも「ちょっと、それはないでしょう・・」と言いたくなる、ビジネス戦略・・。
例えば、ユネスコ世界遺産で知られる西海岸の街ゴール(Galle)にある有名なXホテル。クリスマス前後には、避寒をかねて欧米諸国から多くの旅行者が訪れ、Xホテルもほとんど満室の状態。弊社に回ってくるXホテルの卸値など、「スリランカ辺りで、こんな大枚はたいて泊まりたいと思うお客がいるのかしら・・」と思える信じられない金額・・。
ところが、驚きの金額にも慣れた頃、Xホテルのマネージメント側から「2週間先の○日から、この金額で提供します・・」という内容の連絡が・・。クリスマスの後とはいえ、まだまだハイシーズンの季節。にもかかわらず、金額はそれまでの3分の一の値段。
つまり、スリランカのハイシーズンの季節に、3~4日を境にホテルの値段がバーゲン価格になってしまうということ。これではまるで、12月25日前後のクリスマス・ケーキ・・。
わかっていれば、お客様にも前もってアドバイスできるのですが、この会社はホテル客の予約とキャンセル状況によって、(こんな時だけ、うれしくもない!!)臨機応変さ・・。
弊社のスリランカ人経営コンサルタントも「山倉たちの苦労はよくわかる。タイへ行ってもシンガポールに行っても、そんなホテル戦略、聞いたことないもんね・・」と、同情してくれますが、ここはスリランカ。何が飛び出すかわからない国。
ということで、弊社もお客様により良い価格で、魅力のホテルに泊まっていただくために「コロンボ・ニゴンボ・クジランボ情報」で、最新のホテル情報を流すよう努力していきます。皆様、スリランカの“ホテル・バーゲン”はお値打ち品ですよ。
モルディブ Addaranシリーズ・メジャーアクティビティー
インド洋に浮かぶ1000を超えるサンゴ礁島と26の環礁からなる「奇跡の楽園」モルディブ!
透き通る白い砂浜のあるホテルで、ゆっくり休息するもよし、マリンスポーツ&ファンを楽しむもよし、思い思いの楽園ライフ...やりたいことはヤシの実の中!
2012年8月 4日間 (ニゴンボ&コロンボ滞在)
2名様 (日本在住) 私にとって、初めてのスリランカ&発展途上国ということで、心配でしたが思いがけなく楽しい旅となりました。 仕事がら、スリランカの食文化に触れることが目的でしたが、山倉さんのコーディネートのおかげで、満足のいくものとなりました。............. こんどは、文化三角地帯も回ってみたいと思います。その際はよろしく、お願いします。