Vol.139 – 旅行者回復、好調@スリランカ👪
世界遺産シギリヤロックのサンライズ
皆さんこんにちは
師走を迎え、スリランカ西海岸の気候の良い季節がやって来ました。
気温は日中30度程、夜は25度前後まで下がり、エアコン使用度もグッと下がり、熱帯ですが12月と1月は過ごしやすい季節となります。
欧米のクリスマス休暇とアジアの冬休みが重なり、旅行客で観光地の混み合うのもこの季節、特に世界遺産シギリヤ周辺の遺跡群、高原列車と紅茶で有名な中央高原、野生の豹で有名なヤーラ国立公園、そして美しくワイルドなビーチが広がるダウンサースには世界中から人々が集まり熱気の帯びた2ヶ月間となります。
もちろん、今年の冬は日本人観光客もどしどし来ており、遺跡、高原、ビーチと思い思いの冬休みを過ごしています。
ただ残念なのは、日本人の平均的観光日数で4日~5日と言ったところ、欧米の2週間程とは大きくかけはなれており、やはり日本人は働き過ぎ!何故こんなに休暇期間が違うのか?国が違うとはいえ、日本人の私としては納得できないものがあります。
また、旅行の仕方も大きく異なります。
毎日観光地を変えながら短くコンパクトに旅行するのが日本流とすると、数ヵ所に数日間滞在しながら日常生活の延長のように旅行するのが欧米流、どちらがどうは言えませんが、やはり休みが多いに越したことはなし、世界的にみて日本の労働生産性が低いと最近良く聞こえてきますが、官民協力の上日本の働き方改革が望まれるところではないでしょうか。
丁度一年前の今は、経済崩壊があり具体的な復興政策が混沌としていた時、戦争中のロシア人が大量に入ってきた時期で(目的は避寒というよりXX逃れ…)、他国の旅行者がまばらな時期でしたので、南部ビーチは石を投げればロシア人状態・・・そのロシア人達はビーチ周辺の安アパートを長期契約しスクーターを借り自炊をしながらの長期滞在(半年以上の)・・・ある有名ビーチ周辺はロシア村(ロシヤ料理屋、雑貨屋、ゲストハウス・・)が数か所出来上がり随分南部のビーチはロシア人様様だったのではないでしょうか、今もロシア語の看板、案内が溢れていることからも、今年もそこそこ来てるんでしょうね・・・
一方今年は英国、ドイツなどを中心に欧米諸国の旅行客も顕著に回復してきており、ロシア人も特に目立たなくなってきたかなといったところ・・内戦時から多くの欧米人に愛されているスリランカらしさが復活してきたと手ごたえを感じています。
ただ、復活の手ごたえを感じられるのは、今のところ旅行業だけで、他産業は世界情勢もあり低迷状態、他産業も一刻も早い復活を期待したいところです。
安全に旅してこそ楽しいご旅行 by Srieko Holidays
2023年12月8日 山倉義典
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