Vol.39 – スリランカ2013年クリスマス事情あれこれ!?
弊社の犬課長もクリスマスムード!?でもやはり花より団子派のようです(自宅にて)
皆様
メリー・クリスマス!!今年も残すところ、後わずかとなりました。
こちらスリランカは仏教国ですが、キリスト教の国民も多く、12月25日は祭日です。
この時期、欧米はクリスマス休暇。熱い太陽を求め、多くの旅行者が訪れるシーズンです。
かつて“欧米人御用達の観光国”のきらいがあったスリランカも、少しずつアジアの人々の間で注目を浴びるようになり、日本人も多く訪れてくださるようになりました。
一方で、クリスチャンのドライバーは25日前後が休み体制に入っているため、弊社に限らず現地旅行会社はオペレーションやドライバーのスケジュール調整など大変な時期。
車ばかりでなく、ホテルも“世界的に知名度アップ”となったスリランカのせいか、名の知れた所は金額が通常のX倍にもかかわらず、だいぶ前からすでに満室。
お客様によってはインターネットで、ご自身でお気に入りの宿泊先を見つけられる方もいらっしゃいます。こじんまりとした趣のあるホテルなど「こんどsriekoでも契約ホテルのリストに入れたい・・」と思うような所もある一方、「予約したホテルに着いたのですが、とても泊まれるような感じではない。(お金を捨ててでも)別の所に移りたい。どこかよい所を紹介してもらえないか・・」とご連絡を頂き、心配することもあります。
先月末、日本に一時帰国した際、インターネットで滞在先のホテルを選びました。安いビジネスホテルから5つ星までとピンからキリまでありますが、“インターネットだけの特別プライス!”なるものがある上、クーポンなるものを印刷して持参すればXX円引き・・といった“おまけ”までありびっくり。「日本は競争があるせいか、部屋は全体に狭いものの、ホテルに割安感があるなあ・・。」と一人つぶやいてしまった私。何より「値段の安い所を狙っても、(衛生面など)日本のスタンダードから言って、そうそうはずれがない。」という安心感が、泊まったことのないホテルといえども、不安を払しょくしてくれます。
これがスリランカだと“写真に嘘、偽りあり?!”とでも言いたくなるホテルも・・。インターネットで予約される方は「この雰囲気でこの金額?いいじゃない!」と思われても不思議はないだろうなあ・・と、同情すら感じてしまいます。
余談ですが、「物価の安いイメージのあるスリランカ」は世界のトップクラスで「電気代の高い国」と言われています。当然、ホテルの金額にも跳ね返ってきます。
経済的なホテルを選びたい・・とお探しのお客様は、雰囲気と金額ばかりでなく、「日本人が許容でできるスタンダードをパスしているか?」も考慮してくださいね。「ああスリランカは良いところだった。また訪れたい!」と思われるためにも。何といっても、スリランカはこれからの国なのですから・・。
皆様、来たる年もSrieko Holidays を宜しくお願い致します。よい年をお迎えください。
もっと知りたい! ???のスリランカ・ニュース
** スリランカの高速、さらに充実か **
日本の大手企業が、コロンボ(Colombo)ーゴール(Galle)間を走る南部高速道路の運営システムを手掛けることが決定。充実かつ安全の道路状況への“更なる変身”が期待できそう。
具体的には24時間機能の道路状況や注意事項を知らせる掲示板、走行車を監視するモニターカメラ、お天気掲示板、そして中央制御システムなどで、今後高速道路が更に南部へと延びる予定があることが大きく関係しているよう。
先進国では当たり前の運営システムでも、まだ高速道路に「Uターン禁止!駐車禁止!!」マークがある国。伸び盛りスリランカならではの、ニュースといえるかも?!
** ローカル食堂の嘆かわしい現状? **
クリスマスシーズンに入り、こちらスリランカのローカル向けの店も繁忙期を迎えています。そんな中、スリランカの保健省がコロンボを中心に、ローカル食堂など食品関係の店のがさ入れに乗り出しました。
腐った食材が使われていたり、保存状態が悪かったりと、結果は150の調査対象に対し、99の店が“嘆かわしい衛生状態”との結果報告。
政府は店主に改善を促すとともに、利用する客側にも注意を呼びかけています。
旅行者でも「ローカルの店に入ってみたい・・」と、こうした店を利用する方は、胃腸薬が必需品?!
www.sriekov2.loc も宜しくお願いします。
2013年12月23日
山倉 理恵子
« 前号 (Previous) | 次号 (Next) »