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10月2日 マクロ経済と金融システム安定@スリランカ👨

先月に任命された、CBSLスリランカ中央銀行Ajith Nivard Cabraal(アジット・N・カブラル)総裁は、昨日10月1日「マクロ経済と金融システムの安定に向けた6か月ロードマップ」を発表しました。
【概要】・・・

Vol.116 – 日本の国民食「カレーライス」が出来るまで

  皆さんこんにちは   日米豪印のクワッド首脳会談が先週行われました。日米豪は結束硬そうですが、アジア系のおおらかさと中東系の過激さの共存するインドは一筋縄では・・お隣のスリランカに住んでいる自分としては、政治、経済共にかなり癖のある国に感じます。ただし敵の敵は味方という事で、今後の進め方次第では、某国に対して強い包囲網が作られるかもしれません。期待したいところです。 ところで、インド・スリランカと言えばカレーの本家本元・・今回はカレーに関するお話です。   ラーメンと並び国民食と言われる日本の「カレーライス」・・玉ねぎ・人参・ジャガイモなど、カレー粉でクリーミーに煮込んだルーを、熱々のご飯にたっぷりかけて頂くと美味しいですよね。 一方、スリランカ風のカレーは、激辛カレー味のおかずを何種類もご飯に乗せ、混ぜ合わせながら頂く「ライス&カレー」と呼ばれていて、見た目も食感も違いますが、香辛料の鋭く効いたエスニック調「ライス&カレー」も、負けず劣らず病みつきになる美味しさです。   スリランカに住み始めた当初は、わざわざ日本からハウスバーモントカレーを持ち込み、「ランカのカレーはいまいち!」などと分かった事を言いながら、せっせと日本のカレーを作っていた自分も時が経ち、今では同じ店、同じメニューでもその都度味の変わる、結構いい加減なスリランカの「ライス&カレー」の虜になっています・・   とはいえ、スパイスと塩味たっぷりのカレーばかり頂いていると、たまには、日本のやさしい「バーモントカレー甘口」などを食べたくなるもの・・なんとか日本への買い出しに出かけたいのですが、この制約の多い世の中では、ままなりません・・そこで妻が考えてくれたのが、贔屓にしているカレー屋さんからお魚を煮こんだ激辛スープカレーを買ってきて、玉ねぎ・人参・ジャガイモ・トマトなどを炒め、そのスープカレーに追加のカレー粉とたっぷりの蜂蜜を入れて煮込む方法・・これが大当たり!   すこしトマトの酸味が加わり、自分好みの「バーモントカレー甘口級」の、日本庶民の代表格的な和風カレーに早変わり・・「な~んだそんな事」と思うかもしれませんが、これは自分にとって「コロンブスの卵級」の発見なのでした・・ まあ、よくよく考えれば、カレーの発祥地はインド、スリランカなどの南アジアで、日本のハウスやS&Bなどの食品メーカーは、この地域からカレー粉を輸入していると思えば納得な話・・そんなことを考えながら日本のカレーライスは、どの様に出来上がったのか・・興味があったので少し調べてみました。   1.ポルトガルがカレーをヨーロッパに 歴史書では、大航海時代の幕開けで、15世紀末1498年ポルトガル人のバスコ・ダ・ガマはインド航路(喜望峰周り)を発見、その後16世紀頭には、ゴア(インド1510年)、セイロン島(スリランカ1518年)、マラッカ(マレーシア1511年)を占領したポルトガルは、ジャワ・ボルネオなどの香辛料交易に関わり、また明との交易を開始し東アジアからヨーロッパに至る交易ルートを開拓、16世紀前半には首都リスボン港は東方貿易の荷揚げ港として繁栄したとあります・・また1543年には日本の種子島に鉄砲を伝えています。   この時代のポルトガル人のインド総督の侍医が書いた1563年「インド薬草、薬物対話集」という文献の中で「彼らは鶏肉や獣肉を入れたカリール(Caril)と呼ばれる料理を作る」と紹介されています。 またオランダでは1595年に「東方案内記」という文献が出版され、その中で「魚はスープで煮込み、米飯にかけて食べる。この煮込汁をカリール(caril)という。やや酸味があって、なかなかの美味、カリール料理はインド人の常食である。米飯はわれわれのパンに当たる。」と紹介されています。   16世紀・17世紀は航海に危険を伴い、香辛料がまだまだ高価だったことから、大航海時代を迎えているヨーロッパといえども、カレーはまだまだ庶民の料理ではなかったようです・・その当時日本は戦国時代、鉄砲と一緒にカレーも伝わって来たかどうか分かりませんが、新しもの好きの信長、秀吉だったら興味を示したかもしれません・・鎖国をした家康は多分、体を考え食べなかったんでしょうね😊   2.大英帝国の台頭でカレーは世界に広がる。 18世紀になりますとポルトガル、オランダに代わり大英帝国が台頭してきます。更に18世紀後半に起こった産業革命により、世界覇権は大英帝国へ移ります。 私の住んだ国がタイ以外は大英帝国の植民地(南アフリカ、スリランカ・シンガポール・マレーシア・香港)だったことからも、当時の大英帝国の栄華をうかがえますね。 世界の覇者として君臨する大英帝国は、国内においても産業革命による「大衆消費社会」を迎えます。そしてカレーは、時代の流れに乗って市民の食卓へと浸透していきます。   大英帝国の料理の本に始めてカレーが登場するのは1747年・・この料理本「The Art of Cookery Made Plain and Easy」では、「ペパー30粒、米大さじ1、コリアンダー適宜を炒ってからすりつぶして、肉にまぶし、水を加えて煮る」というスープやシチュー風のレシピが紹介されていて、タイトルは「To make a Currey the India way」となっています。     更に、東インド会社の駐在員であったウォーレン・ヘースティングズさんが、常々頂いていたインド料理で使われていた本場秘伝の混合スパイスと米を持ち帰ったのが1772年、その後大英帝国内ではカレーの人気が高まったわけですが、どうも毎回同じ味が出せないというシェフの不満を受け、いろいろな所で研究と試行錯誤がされたのでしょう・・遂に19世紀初めイギリス人の口に合った「C&Bカレーパウダー」なるインスタント物が商品開発され、販売が始まったのだそうです・・誰でも簡単に同じ味が出せる、当時は魔法の様な粉末だったのでしょう。 既にインド、セイロン(スリランカ)などの南アジアは、絶頂期を迎えた大英帝国の植民地でしたので、英国製「C&Bカレーパウダー」が南アジアの国々へ大量に逆流入した事は想像に難くありません・・そういう視点からすると、ひょっとしたら現代のインドやスリランカで頂いている「ライス&カレー」は、英国製「C&Bカレーパウダー」の味への影響が多分にあるのかもしれないと思うと、複雑な気持ちにもなります・・😊   3.カレーは大英帝国から日本へ 大英帝国が「C&Bカレーパウダー」を最初に発明したと述べましたが、日本にカレーが伝わったのは鎖国の終わりを告げようとしていた、幕末から維新の時期と言われています。 欧米列強の押し寄せる幕末の混乱期、政府のエリートたちは海外と交流を始め、競うように欧米諸国へ出ていきます。 この時代になって初めて一万円札でお世話になっている福沢諭吉先生が、「華英通語」という本で西洋料理としてカレーを紹介しています。   また、当時ヨーロッパに渡航する手段は船・・南航路を取りインド洋を通っていくわけですが、東西の中継地点としてスリランカのコロンボに立ち寄って、岩倉具視・大久保利通・木戸孝允・伊藤博文ら岩倉使節団、時を置いて夏目漱石、森鴎外などの著名な人々がスリランカのカレー料理を堪能したようです。 外国で目にする初めてのカレー料理・・政府のエリートたちは、頂いて何を感じたんででしょうね・・癖の強そうな人たちですから、かなり興味がありますね・・まあ『カレーだけに「辛れ~」』と下手な駄洒落を言った客人がまず一人はいたのでは・・とその光景を思浮かべながらニヤニヤしてしまいますが・・

9月30日 外出禁止令解除・次々と規制緩和@スリランカ👨

10月1日の外出禁止令解除が決まり、スリランカは次々と規制緩和を始めました。
昨日(9月29日)スリランカ政府は、昨今の武漢ウイルス新規感染者、死者共に減少傾向が続いている事を受け、外出禁止令を10月1日(金)午前4時で解除する旨を発表しました。
これに伴い、既に開始されている入国規制の緩和(期限付き9月29日0時~10月31日24時まで)と並行して、国内の衛生ガイドライン規制も徐々に緩和される予定です。・・・

9月26日 ウイルス感染者数に見る仮説だワン🐶

このデータからからわかる事は、南アジアのスリランカを含むアジア型グループ、米英型グループ、仏独型グループの三つのクループに分けられると言えそうだワン🐶
国土の大きさも、気候も、衛生状況も、ワクチン接種状況もそれぞれ違う国でなぜ同じような傾向やカーブが生まれるのでしょうかね?・・

9月18日 LD再延長10月1日迄・行列のできる店!?

私達庶民にとっては喜ばしい話ですが、実際どうなんでしょう・・医師団からは「武漢ウイルスには酒は良くない」と言われており、それに従い厳格に販売禁止を行ってきたスリランカ政府ですが、ここに来てビックリ仰天の方向転換です!
おかげさまで、昨日の酒類販売店は夜遅くまで「行列のできる店」となりました。😊

9月17日 空港線シャトル(LRT)韓国受注かな🐶!?

KCI Metro Korea社と15社以上の韓国企業で構成されるGBK Consortiumは、コロンボからコロンボ国際空港、ニゴンボへ北上する空港シャトル(LRT)の実現可能性と、それに伴う複合施設の開発調査を行うための覚書を締結した。..

9月15日 久しぶりに明るい話題ですワン💡

随分時間のかかっていた、ニューケラニ橋(New Kelani Bridge)が、そろそろ開通しそうですワン💡
9月13日の晩に、色とりどりのライトアップがされて、とってもきれい!武漢ウイルスで暗い話題ばかりのスリランカ、色とりどりのライトアップだけに、久しぶりに明るい話題ですワンワン🐶

● Sriekoビジネス短信&為替・株式動向

20年以上前からスリランカと深く関わるSriekoの実績と経験で選ぶ、「これは!」というビジネス情報を「Sriekoビジネス短信」にて発信しています。
スリランカのビジネスに関わる方々のお力になれればと思っています。..

● ご出張のサポート 💼

「こういう時期だからこそ安全に効率よく出張したい!」という声を良く頂きます。
渡航者の皆様が安心してお仕事に集中できますよう、Srieko Holidaysでは商業都市コロンボを中心に、ご出張者のサポートを行っています。
弊社のサービスで「入国から出国まで心配いらず!」良いお仕事をしてください😊

9月10日 ハイブリッド型ロックダウン延長!9月21日迄👮

本日9月10日(金)、スリランカ政府は、全国ロックダウンを9月21日(火)まで延長する旨を発表しました。
状況は依然悪く、新規感染者、死者ともに非常に高いレベルが続いており、ロックダウン開始から3週間経ちましたが、目だった効果は出ていません。..

● 企業進出サポート&現地業務代行

20年以上スリランカに関わるSriekoでは、スリランカのビジネスに関わる方々へ、「企業進出サポート及び現地業務代行」サポートを行っています。
スリランカのビジネスに関わる方々のお力になれればと思っています。..

9月9日 ”不要不急”の輸入品に対しL/C & D/A 100%デポ要!

本日9月9日、スリランカ中央銀行金融委員会は、携帯電話、TV、時計、冷蔵庫、エアコン、ワイン、ビール、フルーツなど、不要不急の商品輸入に対して、100%の現金デポ要求を決定しました。..

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