スリランカ観光局認定【Safe & Secure】正規旅行代理店
バーチャルからリアリティーへ回帰!
【五感で楽しむ、本当の旅行】をSriekoと共に...
Srieko Holidaysでは皆様が安全に安心してスリランカ旅行をお楽しみ頂けます様、コロナ(Covid-19)対策の準備が整っています。
Vol.85 – あら不思議!?新築には、もれなく可愛い犬君が付いてくる!
皆様 寒さも緩み、春の気配が日一日と高まってくる時期かと思いますが、お元気にお過ごしでしょうか。 スリランカは、例年に比べ雨が少なく、大変暑い季節が続いています。 避寒目的で訪れている欧米諸国からの長期滞在者は、浜辺で灼熱の太陽を満喫しているようですが、仕事を持ちながらスリランカに住んでいる私たちは、エアコンなしでは思考能力完全停止の廃人化状態となりますので、事務所も家も一日中エアコンはつけっぱなし...さすがに月末の電気代もチョッピリ心配という事もあり、例年に倣い涼しい高原に避難しようかと計画しています。(笑) 今回は、雨後の筍のように建つスリランカの新築家について 何戦後、政府の金融政策もあり住宅ローンが組みやすくなったスリランカ、至る所で住宅の建設が行われています。 現に私の住む住宅区域にも多くの建設業者が出入りし、ざっと10軒ほど新築中...ガードマンがいて比較的裕福層が住んでいる場所とはいえ、良くこれだけ大きな家を建てるだけのお金があるものだと、感心しています。 スリランカは、レンガを積み上げて造る石の家が主流、しかも500平米、1000平米なんて家がざらにあり、完成まで一年以上はざら、物によっては二年、三年とかかることもあります。 いくら何でも二年以上はかかりすぎでは...?と思って、これは大きい(1000平米以上)思われる近所の建設現場を3か所ほど完成まで観察してみました。 まず分かったことは、①ほとんどが自由設計の家のため、日本の木造建築と比べ比較的工期が長くなるのではという事、②建設資金の問題か3か月~半年間隔で建設が断続的に行われている家があるという事、③建築現場の労働者は、昼間ほとんど仕事をせず、現場監督が見回りに来る、夕方から深夜にかけて仕事をする事、④そして完成までに時間がかかるため、野良犬が、建設中の家に住み込み始める事などが分かってきました。 スリランカの人は仏教徒が多く、施しの文化があるため野良犬用に食事を分け、そっと玄関先において置いたりします。スリランカ全土に驚くほど多くの野良犬がタクマシク生活しているのも、なるほど頷ける話です...新築中の建設労働者たちも、自分の食事を少し犬君達に分けているのでしょう...野良犬はそのまま居心地の良い、新築中の住宅に1年、2年と住み込むわけです。 しかし、その後の犬君達の運命は、家主によって変わります。幸運にも良い家主であれば、その後も母屋に住み込みでいられることでしょうが...犬好きの私としては、そうなれば良いなといつも思っているのですが...。 <弊社プロフィール> 安全に旅してこそ楽しい旅行、Srieko Holidaysはいつもお客様の安全を第一に考えて旅行のお手伝いをしています。 *インド洋を優雅に泳ぐシロナガスクジラ観察―西海岸シーズンイン *森の妖精「ロリスツアー」大好評 *高原列車で紅茶畑&紅茶工場巡り大好評 *西海岸GTフィッシング・シーズンイン
2019年 2月 4日間 文化三角地帯・プチ周遊
1名様 (シンガポール在住) 今般はお手配ありがとうございました。無事、空港に到着致しました。スケジュールも完璧で観たい所も回れましたし、ヘリタンスではゆったりとした時間を過ごす事が出来ました。まだまだ見足りない場所もありますので第三弾も考えてます。その際はまた宜しくお願いします。ドライバーさんも気さくな方で道中楽しかったです。
も💕ドック活動
弊社代表の山倉理恵子と私達は、栄養価の高いドックフードや消化に良いビスケット、綺麗なミネラルウオーターを常時車に積み込んでいて、時間を見つけて西へ東へと街中を巡回し、元気のない野良犬を見つけては、「も💕ドック活動」として栄養補給をしています。..
2019年 1月 4日間 世界遺産遺跡群巡り
3名様 (インド在住) 無事、インドへ到着し、本日から仕事再開です。ドライバーさんにも、良くして頂き良い旅になりました。大自然、突然の象の出現、インドとの違いなど、良き思い出となりました。また、機会がありましたら、利用させて頂きます。いろいろと、ありがとうございました。
Vol.83 – もっとプチ謙虚に!「あおり運転」について。
皆様 遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。 昨年は、沢山のお客様に多種多様なスリランカをご案内する事が出来、本当に楽しい一年でした。本年も、安全で快適な旅を心掛けてまいりますので、宜しくお願いいたします。 ここスリランカは、日中は気温が上がり若干暑いものの、朝晩は涼しくなり大変過ごしやすい季節を迎えています。4月までシーズンですので、ぜひいらしてください。 昨年の流行語大賞は、平昌五輪の女子カーリングで銅メダルを獲得した日本女子チームの「そだねー」でしたが、他にも「(大迫)半端ないって」、「スーパーボランティア」などがTop10に選ばれました。最近特に大きな社会問題となっている、「あおり運転」など選ばれず、明るい話題の流行語が選ばれて良かったと思います。 さてこの世間を騒がせている「あおり運転」、フライトレコーダーならぬ、ドライブレコーダーなる聞きなれないものが登場したり、生々しい罵りあいの動画がアップされたりと、世間をにぎわせていますが、車を運転したことのある皆さんは、多かれ少なかれ、以前からこの類の嫌な経験をされている方もいらっしゃるかと思います...。警察に通報しても証拠がないので、軽くあしらわれ、納得できない思いをされた方もいるのでは...最近クローズアップされているのも、何十年も前からあった事が、ソーシャルメディアの発達により、大きな社会問題として、あぶり出されてきたのが一因ではないかと思っています。 また、もともと総中流意識のある我々日本人は「相手も自分と同様の人間だろう」という、甘えがあるのかもしれません...ご存知の通り、海外にある銃刀所持が容認されてる国では、相手がどんな人間(銃や、刃物を持っている可能性がある)か分からないので、「あおり運転」、「無礼なパッシング、クラクション等」はあまりありません...誰も、その筋の危なそうな黒塗りの高級車を、好んであおりたい人はいないように、相手は危ない人間かもしれないと思うことが大切なのではないかと思います。 私の住むスリランカは、日本で言う「あおり運転」とはまた別次元...運転マナーは世界ワースト5に入るのでは...交通事故死比率は2017年の統計で、日本の約6倍(3600人程)と予想通りの結果です。大きくて硬い車が最強(バス、トレーラー類)で、その次が大型SUV...あおり、割込み、幅寄せ、威嚇的パッシングク&ラクション、車線無視は、当たり前の序!危険運転、当て逃げなど、数え上げたら頭痛を催すほどです...大型バスや大型トラックは、切り裂くような音でクラクションをバンバン鳴らし、あおってきますし、大型SUVは、パッシング嵐と切れ込むようなカットインをきめてきます。またトゥクトゥク(オート三輪)とオートバイは、少しでも出来た隙間にスルスルと入り込み、時には逆行と、車の流れを乱し交通を大混乱に陥れます...これはまさにカオス!交通ルールは名ばかりの、より大きくて硬い車を頂点とする「歪んだ階級的運転文化」といって良いでしょう。 死者を伴わない交通事故は極々頻繁に起こります。他人の迷惑顧みず事故車どうしを道路の真ん中に止め、大渋滞を起こしながら平気な顔で保険屋さんを待っている光景は、新たなスリランカの風物詩かもしれませんね...。 おかげで、バス、トラック、トゥクトゥク(オート三輪)に可愛がられた私の車は傷だらけ...トゥクトゥクは意外に硬く、傷が深いのにはびっくりしましたが...しかし、今も運転していられるのは、「公道で運転させてもらっている」と謙虚に思う事が肝心、そして一番大事なことは、決して「相手は自分と同じ普通の人」だと思わない事が大事なのです。(笑) <弊社プロフィール> 安全に旅してこそ楽しい旅行、Srieko Holidaysはいつもお客様の安全を第一に考えて旅行のお手伝いをしています。 *インド洋を優雅に泳ぐシロナガスクジラ観察―西海岸シーズンイン *森の妖精「ロリスツアー」大好評 *高原列車で紅茶畑&紅茶工場巡り大好評 *西海岸GTフィッシング・シーズンイン
2018年 12月 7日間 文化三角地帯&南海岸周遊
4名様(インドネシア在住) この度はスリランカ旅行におきましては沢山のアドバイスを頂きありがとうございました。特にビザの件では心強かったです。海あり、山あり、世界遺産にサファリに寺院巡りと毎日盛りだくさんの旅行でとても楽しかったです。ドライバーさんは控えめだけれどとてもいい方でした。...ロリスもJetwing vil uyanaの敷地内で結果見ることができました。スリランカに行く友達などいたらぜひ紹介したいと思います。お世話になりありがとうございました。
2018年 12月 5日間 文化三角地帯&南海岸・プチ周遊
7名様(日本在住) この度は大変お世話になり有難うございました。5日間とは思えない様々な体験、観光ができたのも、Sriekoさんとガイドさんのおかげと家族一同感謝しています。帰ってきて早速忙しい毎日を送っていますが、送っていただいた写真を見て、是非機会を見つけて再訪したいと思っています。...この度は大変ありがとうございました。
Vol.82 – 歳相応の「夢」
皆様、こんにちは 日本は師走、一年の締めという事で、仕事、そして忘年会と忙しい時期を過ごされている事と思いますがいかがお過ごしでしょうか。特に急激に寒くなり、大雪というところあるようですので、無理せずお体を大切にお過ごしください。 スリランカの年末は、シンハラ歴にならい毎年4月中旬...ということで12月は、特に全国的に一年の締めという雰囲気ではないのですが、気候が安定するクリスマス前後1か月程は、欧米アジアからの旅行客で各都市は大変賑わいます。 近年のスリランカは欧米化が進み、クリスチャン、仏教徒関係なく、裕福層を中心にクリスマスを祝うようになってきています。街の飾りつけは年々豪華になり、高級ホテルでは毎年素敵な飾りつけとクリスマスディナーを用意して、いやがおうにもパーティー気分が盛り上がります。ただしこの時期は、旅行客が急激に増えるため、ホテルの宿泊料金、航空運賃が驚くほど高くなるのが難点...お客様の事を考えると、一年で一番頭の痛くなる時期でもあるのです。 旅行ガイドブックで有名な「ロンリープラネット」では、今や人気No1の訪問地と紹介されるほどになったスリランカ、確かにゴールデンウイーク、バカンス(夏季休暇)、クリスマス、年末年始は忙しいのだけれど、現地で旅行会社をやっている私達には、それ以外の月は、今一つ実感がわきません...どういうことなのか。 一つは、「ロンリープラネット」自体が欧米諸国向けのガイドブックで、日本人には「地球の歩き方」の方がなじみ深く、すなわち日本人は「ロンリープラネット」より「地球の歩き方」の方を好んで読んでいるので、スリランカへの注目度が今一つ低いように感じます。 また一つは、「ロンリープラネット」自体、ガイドブック片手に安宿、公共交通手段を駆使して旅するバックパッカー向けに構成されているため、なかなか弊社が行っている「ご家族やご年配」向け、又は「時間に限りのある方々」向けへの安全性で快適、そして素敵なホテルを含めたストーリー性を重視した旅行には、向いていないようです。いわゆる相性が良くないと言ったところでしょうか。 *** バックパッカー *** 今でこそ、スリランカで旅行会社を経営しながら、お客様に快適さと安全を重視した、スマートな旅行を催行している私ですが、何を隠そう、そういう私も30年以上前は、体力だけには自信があり、「マット」、「シュラフ」と「簡易テント」の3点セットに「ロンリープラネット」を携帯し、街から街へ、国から国へ、バス、列車、乗り合いタクシーなど公共交通手段を駆使して、安宿に宿泊しながら放浪する筋金入りのバックパッカーでした。 バックパッカーの凄いところは、訪問した街を立体的に3次元で感じられることでしょうか、感覚的には、飛行機が点だとすると、車、列車は線、自転車は平面、徒歩は立体的な3次元といった感じです。訪問した街々では、いろいろな人に優しく接してもらい、自分の足で異文化を肌で感じ、そこでしか出来ないような有意義な経験、新たな発見をしました...もちろん良い事ばかりではありません...いろいろな人に会うという事は、危ない目にも合うという事。安宿に泊まるという事は、いつも身が安全とは限らない事。バスなど公共交通手段を利用するという事は、故障や事故を含め日程面、安全面で大きなリスクがあることは、周知のとおりです。 私は、どちらかというと人よりぼ~っとしていることもあり、発展途上国を周るバックパッカーであれば、当たり前に経験する事を漏れなく経験したような気がします...今、スリランカで快適で安全性を重視した旅行を催行しているのは、この時の反面教師かも知れませんね。(笑) 放浪していた頃は、プラザ合意前後で、USD1.0が¥240位だったと覚えていますので、今と比べれば相当な円安...学生だった私の予算は1週間USD50程(宿泊、食事、交通費込み)の貧乏旅行です。バスでその街に到着するとまずは、バス停近くの安宿(USD1~2)を探し宿の確保、ドミトリー又は相部屋が基本ですから、そこに泊まっている諸国のバックパッカーまずは情報交換、そして翌日から散策開始というのが、私の何時ものパターンでした...ネットのなかった時代ですから、この情報交換は大変有意義なもので、これから行こうと思っている都市(名所、バス停周り、危ない場所(当時どの街にも一か所はあった)の情報だけではなく、闇両替商の場所や越境時の現金の隠し方、危ない物を売っている場所など裏情報なども交換しながら、熱く楽しく語りあかしたものです...ある人からアフリカのキリマンジャロの話を聞き、無性に一目見たくなり、衝動的にケニアから越境して途中タンザニアのアリューシャで滞在した事がありました。 *** アリューシャ *** その当時は国境の街とはいえ小さな町で、おまけに着いたのが夜だったので、バス停周辺の宿は既にいっぱい、地元の人に聞きながら、バス停から2kmほどの安宿(実は貸部屋)を紹介されたのが間違いでした...部屋は2畳ほどで粗末なドアにベッドのある個室ですが、他に旅行者らしき人の影がありません...怪しいな?と思うものの移動でかなり疲れていたおり、で背に腹は代えられず、念のためドアに2重ロック(自前のカギを追加)してその日は夕食も取らずそこで爆睡しました...何時間経ったでしょう、夢の中でドアをたたく音が聞こえてきます...怖い&怪しい!無視、無視、と再び深い眠りに落ちましたが...翌日、ご主人にその話をすると、その話はそこそこに、闇両替の話を始めたのです...当時のタンザニアは、外貨規制が引かれており闇両替レートは、銀行レートの2倍...ケニアで思いのほかお金を使っていたので、うかつにも反射的にラッキーと思って主人にUS$50をほいほいと渡してしまったのです...主人は愛想よく「今持ち合わせの現金はないので、外で両替してくるねと」出ていこうとするので、持ち逃げされるのでは?と一抹の不安がよぎり私もついていく事に...が残念ながら相手の方が上手!道々話しながら一緒に歩き、逃げる様子はないと見せかけ、しかし途中で人混みの中に入り、大きなパックを背負った私との距離が徐々に空き追いつけません...ついには見えなくなってしまい呆然...待てど待てど、主人が両替金を持って現れるはずもなく、現金を持ち逃げされたのでした。貧乏旅行にはUS$50は一週間生活できる大金です...後悔しながら滞在中に街中であったら「どついて」やろうと思っていたのですが、結局アリューシャ滞在中には現れずじまい...当時の私にとっては高い授業料となってしまったのでした。 *** キリマンジャロ *** その事件から1週間後、キリマンジャロの麓の街モシに着いた私は、早速夢にまで見た美しいキリマンジャロの稜線を見ながら、コーヒーで一杯やろうと、バスターミナル近くの、キヨスクでブラックコーヒーを注文、かけた貧粗なカップで出てきたコーヒーは、色が明らかに薄い...しかし地球の裏側なので!と納得し、恐る恐る口元へ...やはり不味い!いや~実に不味い...どれをどういう風に入れたらこう不味くなるのか?風味もなければ、コクもない...ん~どうしたものか。勝手に麓の街では、薫り高い本場のキリマンジャロコーヒーを頂けると思っていた自分が、なんだかみじめになってしまいました。 しかしキリマンジャロは実に美しい稜線で、アフリカ大陸最高峰、向かって右にはマウェンジー峰、向かって左の氷河の先端には、ヒョウが眠っているという...そのキリマンジャロの雄姿を一目見るためにここにやって来たと思うと、感慨深いというもの...そんな贅沢な時間を過ごしていると、バックパッカーとしては、今度は登ってみたいとなるものなのです。 体力だけは自信があったのですが、装備もなく富士山さえも登ったことがない初心者が、登れるわけないと...半ばあきらめていた時、カナダ人2人とアメリカ人1人のグループがバス停近くの安宿街で偶然にも声をかけてくれたのです...この3人は翌日、登山口のマランがゲートに登山の下見に行くとのこと、モシのYMCAに宿泊し登山メンバーを探していて集まり次第登山したいことなど、私にとってはまさに渡りに船といったところ...話は盛り上がり、私もYMCAに移りメンバーに合流することに!事はとんとん拍子に進み、登山装備等もゲートのオフィスで借りる事が出来、もう一人加わった5人のチームで登山することになったのです。上り下りで4泊5日、登山ガイド1名、ポーター5人を雇いました。 3日目には、遠目に見ていたマウェンジー峰を横目に見ながら、緩やかな高原地帯を、最後のアタックは、満天の星空の中、急こう配のジクザク道を休み休み上ります。そして急激な高度変化のため高山病に苦しみながらもなんとか氷河の先端にたどり着きました...ここからアフリカ大陸最高点のフフルピーク(5895m)までは、緩やかな稜線です。朦朧とするなか、ガイドに手を引かれながら、右手の方角に赤道直下の氷河が青白く光り始めたことを、今もはっきり覚えています。日の出前の大自然からのプレゼント!なんと幻想的で素敵だった事でしょう! あれから三十余年、感性豊かなこの時期に経験したことが、私の宝物であり、今も物事を進める基本になっていると思います。先人の言葉を借りれば「来るもの拒まず、去る者追わず」、「努力なきところにチャンスは巡らない」「負けたから終わりではない、辞めるのが終わりだ」等々...今も座右の銘となっています。 年を経ていつのまにかバックパッカーを卒業し、今はスリランカで旅行会社をやっている私、歳相応の夢を追い、大好きな大自然と野生動物たちとの触れ合いを、少しでも多くの皆さんに体験していただけるよう、これからも全力を尽くせればと思っています。 <弊社プロフィール> 安全に旅してこそ楽しい旅行、Srieko Holidaysはいつもお客様の安全を第一に考えて旅行のお手伝いをしています。 *インド洋を優雅に泳ぐシロナガスクジラ観察―西海岸シーズンイン *森の妖精「ロリスツアー」大好評 *高原列車で紅茶畑&紅茶工場巡り大好評 *西海岸GTフィッシング・シーズンイン 2018年12月10日 山倉 義典
2018年 11月 14日間 アーユルヴェーダ
1名様(日本在住) 本日、無事に日本へ戻って参りました。滞在中は何度かとお電話頂き、安心して南海岸にて過ごすことができました。施設の方にも良くしていただき、充実した時間を過ごすことができました。持病に対しての効果は、はっきりとは言い難いですが、体が柔らかくなり、関節が動きやすくなったと実感しております。...また、機会がありましたら、南海岸で宿泊したいと思っております。
Vol.81 – 今度は政局大混乱!大丈夫かスリランカ!?
皆様、こんにちは 日本は、紅葉の美しい時期、早い所では雪が降り始めているのではないでしょうか。温泉好きの私には、日本が恋しくなる時期でもあります。 スリランカは、長かったモンスーンの時期も終わり、ここ1週間程は穏やかな日が続いています。12月、1月は気温も湿度もぐっと下がり、大変過ごしやすい時期、そして来年4月までは、お天気の多い旅行シーズン到来です。 さて今回は、FBでも逐次情報発信していますが、スリランカ政局の大混乱...前回、経済の大混乱をお伝えしたばかりなのに...自身の主観を交え、お伝えしたいと思います。 ちなみに、経済&政治共に大混乱していますが、今のところ市民生活は平常そのもの!治安は安定しておりますので、スリランカをご旅行の皆様は、危ない所に近づかなければ、過度な心配をする必要はないかと思います。 事の始まりは、10月26日、現大統領シリシナ氏が、現役首相ウイクラマシンハ氏に首相解任を通知し、ラジャパクサ前大統領を新首相に任命したことに始まります。並行して、シリシナ大統領が党首のSLFP(スリランカ自由党)を中心にしたUPFA(統一人民自由連合)は、ウイクラマシンハ首相の率いるUNP(統一国民党)との連立政権から離脱、「打倒ラジャパクサ政権」をスローガンに2015年1月の大統領選挙に大勝し発足した連立政権は、突如解消しました。 ラジャパクサ新首相は、2015年1月の大統領選挙に敗れたものの、同年8月の選挙でUPFAの国会議員として復活し、今年の2月の地方選挙では自身がサポートしているSLPP(スリランカ人民党)が大勝利したことを受け、UPFAにて勢力を拡大してきました。 その後、この現首相ウイクラマシンハ氏の解任を巡り、両陣営が激しく対立、政局は大きく混乱しています。 そもそもこの解任劇を巡る大混乱は、シリシナ大統領が指名する新首相ラジャパクサ氏の就任を確実にするために憲法を軽視した、強権的な進め方に問題があるようです。スリランカの憲法は、2015年、ラジャパクサ前大統領の強権政治を反面教師として、大統領の権限縮小と首相や国会の権限拡大を目的に改正されています。 シリシナ大統領は、新首相任命直後、新首相の不信任案可決を防ぐため、11月中旬まで国会を休止宣言、議員の多数派工作を行いましたが、思うように進まないと見るや、一方的に11月9日に国会の解散&1月5日に総選挙を行うと宣言します(憲法では2020年以前に国会を解散する場合、議員の三分の二の賛同が必要)...しかし、現首相ウイクラマシンハ氏は、一連の大統領の強権政策に対して最高裁判所へ提訴、そして、11月13日最高裁判所は、10月26日以降の現首相及び内閣解任は無効、12月7日(総選挙開示日:1月5日総選挙)までは、元の政権(ウイクラマシンハ首相(内閣)に戻し、憲法の統制下進めるよう命令を下しました。翌日11月14日に国会が開催され、新首相ラジャパクサ氏への不信任案が賛成多数で可決されています。 しかしこの国会決議を、シリシナ大統領は今日現在も拒否しており、国会は右へ左へ大混乱を起こしています。 **今回、大統領が法に触れている、又は問題行動と思われる内容は以下となります。 1.首相の解任及び任命権(現在の憲法では大統領に首相解任権はない。また任命権はあるが指名権(指名権は国会にある)はない解釈されている) 2.国会の解散権(現在の憲法では2020年以前に国会を解散する場合、議員の三分の二の賛同が必要とされている) 3.拒否権(国会=民意で決められた事(新首相不信任案)を拒否して、国会の機能を停止させている) 法治国家で育った私達には、国会は民意の集約された所であり、そこでの決定はたとえ大統領であろうとも、簡単に覆すことができない、尊ぶべきものだと教育されてきました。大統領が法を軽視し、強権を使って物事を進めていくのであれば、スリランカ国民は、2015年の大統領選挙(強権政治を行ったラジャパクサ大統領失脚)の時のように、勇気を出して再び立ち上がる事でしょう。 こういう時期ですので、私達は外出を出来るだけ控え、新情報を取るべく日夜TVにて国会中継を注視(シンハラ語なので内容はほとんどわかりませんが)していますが、その国会の中で、同情するくらい頑張っている人を見つけました。 「ジャラスリヤ議長」...百戦錬磨の国会議員からのヤジ、罵声を無視するのは朝飯前、時にはヤクザと見間違えるような議員達が小突き合い、議長席を囲み、実力行使(暴力)に出る中で、自身の危険にさらされているにも関わらず、冷静に決議事を宣言していくお姿、時には決議内容を公文書として発行する毅然としたお姿は、かなり好感と敬意の念をいだきます。11月16日などは、唐辛子、六法全書、椅子などを投げられ、議員達が大暴れしている中で、警官に守られながらも、自分の仕事を着実に遂行していましたね...本当にお疲れ様ですと言いたくなります。以前はビジネスマン、そして大使といった堅実な職務を経験されているジャヤスリヤ議長は、やはり多くの議員とは責任感が大きく違います。口先だけの人気取りか!実務の伴った堅実さか!との違いとでも申しましょうか...威圧的な国会議員の中で、際立った存在だと言えるでしょう...立場上、嫌がらせや脅迫など多いと思いますが、これからも堅実に民主主義と立憲国家を守っていってもらいたいものです。 法を自身の都合のいいように解釈し、首相の解任&指名権、国会の解散権などなど、多岐にわたる法を軽視した現大統領のやり方には、日本をはじめ、欧米諸国より大きな不安が伝えられており、大型投資のサスペンドをはじめ、今後の企業活動への影響が懸念されています。ただですら、成長ドライバー不在で経済が混迷している時期、早くこの政局の混乱が収まらなければ更に難しい局面に向かっていくでしょう。 世界情勢が目まぐるしく変化する中、今は国内で争っている場合ではありません、スリランカ国民全体でこの難しい局面を乗り切っていかなければならない状況なのです。 歴史を振り返れば一目瞭然、列強国は、ボーア戦争しかり、アヘン戦争しかり、当時の政権に理不尽な言いがかりをつけ、争いを起こしその国を支配してきました。今行っている政争は、一見国内の政権争いに見えますが、見方によっては現政権(多国主義派)へのラジャパクサ派(親某国)の代理戦争としての裏が見え隠れします...このままではスリランカの子供達、孫達の代には某国のように、デモクラシー(民主主義)、コンスティテゥーション(憲法:法治国家)という言葉は、言葉だけで実体のないものになるでしょう...議会は目先の既得権に固執するのではなく、大局的な目でスリランカの今後を考えて、党派を超え動くべき時期なのではないでしょうか。 <弊社プロフィール> 安全に旅してこそ楽しい旅行、Srieko Holidaysはいつもお客様の安全を第一に考えて旅行のお手伝いをしています。 *インド洋を優雅に泳ぐシロナガスクジラ観察―西海岸シーズンイン *森の妖精「ロリスツアー」大好評 *高原列車で紅茶畑&紅茶工場巡り大好評 *西海岸GTフィッシング・シーズンイン 2018年11月19日 山倉 義典
2018年 10月 7日間 文化三角地帯&キャンディ周辺周遊
4名様 (日本在住) スリランカの旅、素晴らしかったです! ドライバーさんも優しく頼れる方で、安心して旅ができました!色々とありがとうございました。 私のお友達のXXXさんが今度スリランカに旅行を予定してて、是非Srieko Holidaysさんををご紹介させて頂きたいのですが...スケジュールが合わせられたら同じドライバーさんでお願いできればと! 宜しくお願いします。