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スリーエコ・ニュース (Srieko News)

Vol.125 – 世界遺産ゴール砦に見る、奇跡の五角形👦 

July 1, 2022 at 12:49 pm

 

5月18日のデフォルトから一か月半が経ち、連日の長時間停電、燃料不足からくる経済的影響は広範囲に広がっており、スリランカの市民生活に不安と絶望という暗い影を落としています。

緊急及び必需品運搬車両以外へのガソリン販売は一時中止されておりますが、依然、スタンドへはガソリンを求めて各種車両が長蛇の列(2㎞以上)をなして販売再開を何日も待っている壊滅的な状況です・・一般市民の政府への不信感と怒りは最高潮に達していて、スタンド各所では暴力的な事件も多々起きており、軍隊と警察がスタンドに常駐する非常事態となっています。

*スリランカ軍出動

先日、世界遺産ゴールにあるガソリンスタンドに、スクーターに乗った外国人旅行者が給油をしに来たところ、警察官につれない扱いを受け追い返されて、旅行者は途方に暮れておりました・・限られた時間を使いスリランカに来て、外貨を使ってくれる旅行者に対してもこのような対応を取るとは、いやはやこの国はどこに向かうつもりなのでしょうか!?・・この問題はSNSと現地テレビで拡散されていて、今後、観光産業へ期待するスリランカにとって大きな社会問題となりそうです。

 

さて今回は、経済の危機的状況は程々にしておいて・・

世界遺産ゴールフォート(旧市街地の砦)に見る、奇跡の五角形と題し、日本、世界を見ながらその歴史にちょっぴり触れてみたいと思います。

 

●奇跡の五角形 世界遺産ゴールフォート、他・・

*世界遺産ゴール・フォート

スリランカ南部海岸は、南部高速が開通したこともあり、コロンボ国際空港周辺から2時間程でいけ、スリランカ屈指の美しい海岸が拡がる一大リゾート地・・その中心地と言っても良いのが、世界遺産ゴールフォート(旧市街地)です。

この旧市街地の歴史は古く、14世紀頃からアラブ商人達の東方貿易地として繁栄しました。その後はポルトガル-オランダ-イギリスと、その時代の覇者に支配されながら、東方貿易の重要な拠点として発展してきました。

ゴールの町は、旧市街地(フォート)と呼ばれる半島部と、その北側に開ける新市街地に分かれます。 旧市街地は1589にポルトガル人、1640にオランダ人によって拡張された砦に囲まれていて、イギリス植民地時代には支配の拠点として、城塞都市として現在の街並みが完成されたと言われています。

東方貿易の拠点として栄えた背景から、西洋、アラブの宗教文化の影響を強く受けており、仏教的な色彩は少なく、代わって教会やモスクが目立ちます。

植民地時代に築かれたコロニヤル風の旧市街の雰囲気は、異国情緒たっぷりで、世界中からの旅行者を魅了してきました。一度は泊まってみたいと思うような個性的なホテルが集まっているのも、この旧市街です。

とここまでが、一般的な旧市街地の説明ですが、注目してほしいのはその旧市街地=要塞都市の形・・

航空写真をよく見ると、砦に囲まれ綺麗な「五角形」になっているのが見て取れると思います・・更にスリランカ最北部の都市ジャフナにも似た様な要塞都市(ジャフナ・フォート1625年)があり、これも綺麗な五角形・・

*ジャフナ・フォート

私の思い込みかもしれませんが島国スリランカもゴール・ハンバントタ・プッタラム・トリンコマリー・ジャフナ各都市を頂点とする五角形に見え、その頂点にある都市はどれも軍事的・商業的に超重要都市になっています・・はたしてこれは偶然なのでしょうか。

更に更に日本に目を向けると、戊辰戦争の函館の五稜郭(1869年)・ちょっと古くて大阪城(1597年)や江戸城(1606年)の天守閣を囲むお堀の陣形・さらに古くて姫路城(1580年)のお堀の陣形等々・・アメリカ国防総省ペンタゴンもこれまた五角形、ヨーロッパには「これが本当の星の数😊」と言えるほどの五角形の要塞があちらこちらに点在し・・ここまでくると五角形には何か奥深い神秘的な理由を確信します。

*函館の五稜郭

*大阪城のお堀

*USA ペンタゴン

興味があったので、「要塞・五角形」でググってみると、この五角形は「星形要塞」と呼ばれ火砲に対応するため15世紀半ば以降のイタリアで発生した建築方式との事・・その直後の大航海時代の到来でスリランカ、東アジアの日本にその建築方式が伝わって来たと想像できます。確かに各頂点に大砲を置き陣形を整えれば、死角は無くなり守り易いように見えますね・・

南アジアのスリランカに住んでいると、大航海時代の西欧列強の影響が色濃く残っている事を感じます。また、日本と同じ食べ物(天ぷら、鰹節、カステラ等々・・)がある事にも驚かされます・・西欧列強は南アジア経由で諸々の文化を東アジアに伝え、東アジアの文化を南アジア経由で西欧に持って帰っていたんでしょう・・飛行機なんぞの便利な交通手段の無い時代に貿易風に乗ってやって来たわけです・・そこには壮大なロマンと野心が有ったのでしょう😊

自然界でみてもヒトデ・ウニ・輪切りにするとオクラ・スターフルーツ・果物の芯など・・五角形に纏わるものは多数あります。また数学的・幾何学的にも、古代ギリシャのピタゴラスは対角線と一辺の長さの比率が黄金比(φ=1.618…)になる正五角形をこよなく愛したとの事、単純な形の中にこれほど興味深い性質を兼ね備えた正五角形は不思議な魅力を備えた形と言えそうです・・いわば地球上に生きる生物として、人間の深層心理に刷り込まれたDNA的な形なのかもしれません。

*正五角形の数学的・幾何学的神秘

先ほども述べましたが、見方によればスリランカも五角形・・ただならぬ魅力とパワーを備えた国なのかもしれません。その魅力とパワーを享受する国民はこの経済危機を神がかり的に乗り切れると信じたいのです・・子供達に明るい未来を残せるよう国民主導の政治に変えるべく、今は神がかりパワーを発揮する時です・・「身を捨ててこそ浮かぶ瀬も有れ」・・まさに正念場と言えるでしょう。

スリランカ国民の復活を願い、私も微力ながら頑張れればと思っています。

 

 

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2022年7月1日 山倉義典

 

 

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