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スリーエコ・ニュース (Srieko News)

Vol.26 – スリランカ旅行!安いの?高いの?

October 18, 2012 at 11:55 am

ニゴンボの街にあるローカル版・喫茶店。夫は会社近くの店のチャーハンが大好物!(ニゴンボ)

皆様

 

日本は暑すぎた夏が嘘のように、心地よい秋の風を感じる頃ではないでしょうか。

こちらスリランカは、年中トロピカルの国ですが、今年は雨が多く、わが街ニゴンボ(Negombo)ではここ数か月、一日中晴れの日はごくわずかです。おかげで道路はぬかるみ、わが愛犬・太郎の足は泥だらけ。

その一方で、北東部はこの半年、雨がなく、水不足が心配されていましたが、先日ようやく恵みの雨が。しかし、今度は地域により洪水を引き起こしています。

全く、自然は気まぐれです。快晴が続いた日のニゴンボの海岸の、絵に描いたような美しい景色が、夢で見た光景でないかと思えてくるこの頃です。

さて今回は、前号でお話しした「スリランカの旅物価は高いのか、安いのか?」を食事を例に、もう少し詳しくご説明します。

お客様からよく「お昼はいくらぐらいを考えればいいですか?」とのご質問を受けます。

朝食と夕食は宿泊先のホテルでお取りになりますが、昼食は移動途中や、観光地先で頂くことになるためです。

ご質問に対し「お一人、10ドルを見ておけば充分だと思います」とお答えしますが、この金額はあくまで、外国人旅行者が対象のレストランでの目安。

こうしたお店であれば、食事の内容、雰囲気、景色、店員のホスピタリティー、全てにわたって、かなりよい所であるといってよいでしょう。(残念なことに、そうでないところもありますが)

一方「ローカル・スタンダードでかまわないわ・・」となると、その4分の一の金額でもおつりがくると言えるでしょう。

こうした店も“盛り切りスタイル”のライス&カレーは、なかなかいけますし、ドーナッツやマフィンを一緒に売っている店もあるので、一つ買って帰れば、車に戻ってからも、ひもじい思い(?!)をしないですみます。

ただ「ライス&カレーのお皿に、このおかずもプラスして・・」などと注文すると、急に2倍近くの金額になったり(食いしん坊の夫は何度も、この間違いを繰り返しています)、飲み物用のグラスを持ってきてもらったけれど、汚れが気になって、洗い直してみたり・・。

ようやく「頂きます!」の運びになると、ハエやコバエがブーン、ブーン。

汗をかきかき食事が終わりトイレに行くと、ビデを使ったローカル客(?)により床は濡れているし、洋式便座は外国人客(?)が靴で上がって用を済ませたせいで傷だらけ・・。

「早くエアコンの効いた“車・個室世界”にもどりた~い!」とならないとも限りません。

スリランカの旅物価が高いか、安いか?それは、旅するあなたの価値観にかかってくるのかもしれません。

 


もっと知りたい! ???のスリランカ・ニュース

 

** スリランカの森林、復活なれ! **

 

スリランカの森林は、この百年の間に半分にまで減少したと言われています。

その結果、スリランカの北東部を中心に水不足や森林火災が深刻となっています。

スリランカ政府は、オーストラリア政府と国連の協力のもと、地域密着型の森林プログラムを開始しました。

6.5億ルピー(約4.5億円)をかけ、10年後を目標に今の森林面積の2倍を目指すというものですが、同時に、森林資源に頼っている低所得の農民の生活を援助する内容も盛り込まれています。

具体的には、マイクロ・ファイナンス(超低金利の小口融資)を通し、家畜や果樹園、養蜂業、食品加工など、森林資源にだけ頼らずに生計を立てていけるよう援助、指導するというものです。

都市部とは全く異なる、“質素”と言うには程遠い農村部の生活。平和が訪れ、こうした地域の生活も少しずつ向上していけるか・・。

 

** コロンボにまた新たなトレンド・スポットが **

 

商業都市コロンボ(Colombo)のワールド・トレード・センター前にある人気のレストラン・コンプレックスは、病院を改装して造られたもので、最近人気のスポットとなっています。

その名も「ダッチホスピタル」!これに気をよくした政府は、コロンボに、今度はラグビー・スタジアムを改装してショッピング・コンプレックスをオープンします。

イギリスの植民地時代の建物を、歴史的かつ建築芸術の魅力を温存したまま、1.2億ルピー(約8千万円)かけて改装工事を行ったとのことです。

興味深いのは、軍隊が建設に携わったということ。スリランカの平和の証しのようなニュースに、◎(二重丸)!

 

** 南西海岸にクジラ・ツアーのシーズン到来!! **

Sriekoが得意とするのが自然関係の「エコツアー」!!

 中でもクジラ・ツアーは“スリランカのパイオニア”を自認しています。

東海岸のクジラ・シーズンが終わって、ひと月ちょっと。いよいよ西海岸のシーズンとなりました。

大きなインド洋を雄大に泳ぐシロナガスクジラ。オレンジに染まる日没の海岸。輝く瞳と真っ白な歯を見せて微笑みかけるスリランカの子供たち。

さあ、あなたもスリランカにいらしてください!

 

 

 

PS:先週、世界遺産中央高原の視察に行ってきました。(もちろん愛犬の太郎も一緒!)

 

高原の清々しい空気をいっぱい吸い込んでリフレシュ!?いつも暑いニゴンボで生活している私達には天国のような気候です。あまりの気持ち良さに太郎が大はしゃぎ!!....数々の悪事にお兄さんに大目玉をもらい宿泊先のホテルのベランダで反省中。(気持ちは分からないでもありませんが....!?)

 

 

 

 

 

www.sriekov2.loc も宜しくお願いします。

                                2012年10月18日

山倉 理恵子

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