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スリーエコ・ニュース (Srieko News)

Vol.41 – SRIEKO流「スリランカ不思議発見!!」

February 21, 2014 at 1:53 pm

スリランカのカレー!いろいろなカレーをライスに良くMIXして食べるのがコツ!!

Wild-life Leopard-170-1皆様

 

日本は関東地方中心に4~50年ぶりの大雪で、あちこちで被害がでているとのこと・・。

雪に見舞われている地域の方は、けがや事故に遭われないよう、お気をつけてくださいね。

こちらスリランカは長い間雨が降らず、ほこりっぽく、日中の暑さはかなりのものです。普段はわが街ニゴンボの湿度のある暑さに参ることが多いので、スリランカ北部のように“ドライ・ゾーン”化しているのはうれしい!と思っていたのは束の間、今度は水の供給と、野菜や果物の値上げが心配になってきたこの頃・・。

こんな時は通常の2倍前後に値上がりしてもおかしくないのに、さすが選挙前のせい(?)、一向に値上げの兆しはありません。

雨が降らない分、よいこともあります。国立公園では、(こういう時期には数が減る)水飲み場に動物が集まってくるため、ゾウはもちろん、普段はなかなか高確率で遭うのが難しいヒョウも、今年は見頃です。Seaside-Whale-170

また降雨量は関係するのかしないのか、弊社で人気のクジラ・ツアーの主人公たちもかなりの数が南海岸に現れています。

さて、今回はSRIEKO流“スリランカ不思議発見”がテーマ。ベスト3...いえ、ワースト3のご紹介です。

 

まずはワーストNO 3!

何といっても、交通ルールの悪さ。2年~3年前の「急速に車が増えたのだから仕方がない、そのうち改善するはず」との仏心は裏切られ、ルールの悪さ故、事故が多発する一方。

大型バス絡みの事故の多さを受け、国も規則を厳しくするようですが、運転手の年齢制限(20代半ばから60代半ば)や、前科のある者は許可しない、(マナー等の)講習義務を課すなど、当たり前と思えるようなことばかり・・。

旅行者の皆様の中には、「公共機関でスリランカを回りたい・・」という方もいらっしゃいます。楽しいスリランカ旅行となるためにも、どうぞお気をつけてください。

 

次は、ワーストNO 2!masoor_dal-170

昨年末から、レストランや食堂、食料品店の衛生度を厳しくチェックするようになったスリランカ政府。こちらに住んでいると、この国の衛生状態もよくわかるので、「やっぱり!」という結果報告でしたが、さすがに驚いたのは、ダルという食品にまつわるリポートでした。ダルというのは、スリランカ料理には必ず出てくる、いわば“スリランカ版お味噌汁”

お店では黄色~オレンジ色のダルが売られていますが、ある業者はオーストラリアから安いダル(家畜用?)を買い入れ、食品用ではない!染色剤でオレンジ色に仕上げ、かつ油で光沢をだして売っていたとのこと。

数千万ルピーの売り上げに対して、罰金は数千ルピーときては、繰り返す輩も多いかも。

旅行者の中でも「ローカル色の強い店で食事がしたい・・」と望まれる方も多いので、ご自身の体を守るためにも、ある程度のレベルの店を選ばれる事をお勧めします。

 

さて、堂々のワーストNO 1!はクレジット・カードにまつわるお話しです

多くの日本人の例にもれず、クレジット・カード使用を好まない私。しかし、お世話になっている銀行のマネージャーにカードを勧められ「少しは売上に貢献できるのなら・・」と、スリランカの銀行のカード保持者となりました。発行してもらった以上、使い勝手が気になるところ・・。クリスマスの買い物商戦時に、けっこう活躍してもらったものです。

ところが後から来た請求書にびっくり!!“全体金額の3%が上乗せされているのです。銀行に問い合わせたところ、政府のカード税だからどうしようもできない・・とのこと。

スリランカに来る以前、夫の仕事の関係でアジアを中心に、世界5か国を回りましたが、こんなことは初めて、もう“世界いえ、スリランカ・不思議発見!”の気分でした。もちろんその後、カードはタンスの奥に眠ったまま、もう日の目を見ることはないでしょう。

ワーストNO 1とはいえ、旅行者の皆様はご旅行中にカードを使われても、(スリランカで発行したものでないわけですから)こうした問題は蚊帳の外ですね。ご安心を!


もっと知りたい! ???のスリランカ・ニュース

 

** 電気供給、守ってほしい約束 **

 

スリランカでは日常茶飯事にある停電。1月のお祭りムードが落ち着いた頃からひどくなってきましたが、それは北部にある石炭発電所の故障と水力発電による電力供給が、水不足でうまくいかないためとのことでした。

しかし、北部の発電所の修理が終わったとのニュースにもかかわらず、度々の停電で仕事に支障が出る始末・・。

関係の省は「もうだいじょうぶ・・」とコメントしているので、期待したいところですが、選挙が近いから(それを受けての間に合わせの発言か)・・と疑っているのは、私だけ?

 

** カジノ論争、いまだ解決せず **

 

商業都市コロンボ(Colombo)に、2つのカジノ・リゾートをつくることに大いに乗り気の政府。オーストラリアのカジノ王の投資とあって、オープン後の莫大な税収を期待しているのでしょうが、野党やお坊様たちの反対にあって、昨年話が持ち上がってから、まだ具体化されていません。

苦肉の策(?)として、「カジノ」「ギャンブル」の言葉を大型リゾートホテルの“複合施設”という表現に変え、法案を通そうとしているようですが、もちろんさらなる反対に。

足を運ぶごとに、変わっていく今のコロンボの街・・。数年後には“古きよき街だった”と表現されるようになるかもしれない?!

 

www.sriekov2.loc も宜しくお願いします。

                                2014年2月21日

山倉 理恵子

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